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外資系転職には年齢制限がある?

更新日:2018.12.17

転職に悩む誰もが、

  • 外資系企業の転職は何歳まで行えるのか
  • 未経験でも外資系企業に転職できるのは何歳くらいまでが限度か

などを考えると思います。

この記事では、そのような外資系への転職と年齢にまつわる疑問にお答えしたいと思います。

具体的には、

  1. 外資系企業とは
  2. 外資系企業への転職に年齢制限はあるか?
  3. 外資系企業の転職に有利になるスキル
  4. 外資系への転職、異業種は?
  5. 未経験でもOKな業種は?

の順番で紹介していきます。

今後、外資系企業への転職を考えている方の役に立てれば幸いです。

 外資系企業とは何か?外資系のイメージに簡単に囚われないで!

外資系という言葉の意味は「外国資本」のことで、外資系企業とは、「外資資本の会社」という意味になります。

外資系企業というと、

  • 本社は欧米
  • 海外の社風
  • 高年収

などのイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、中国や韓国などのアジア資本の会社も外資系企業です。

また、外資系企業であっても海外のシステムをそのまま日本に導入している企業もあります。また、その逆もあり、仕事の進め方も、人事制度も、日本のシステムを用いている企業もあります。

また、年収についても同様です。

外資系の金融会社やコンサルティング会社は、高年収とされていますが、外資系企業だからと言って全ての会社が高収入な訳でもありません。

簡単に外資企業と言っても、それぞれシステムや人事制度、年収も異なります。外資系企業へ転職を考えているならば、外資系企業の一般的なイメージに安易に囚われないことが重要です。

外資資本であっても転職先として適していない場合もあるので注意し、まずは会社についてリサーチしておきましょう。

外資系企業への転職に年齢制限はあるか

実力主義・成果主義が尊重される外資系企業の採用は、年齢にこだわらない傾向があります。

年齢が高くても仕事ができれば問題ないという考えがあるからです。

とはいえ、日本の人事制度を取り入れている外資系企業も存在し、これは絶対とは言えません。

外資系企業は年齢にこだわらない傾向にありますが、年齢を意識しておくだけでも転職活動への対策が変わって来ます。

ここでは、意識しておきたい外資系企業への転職に対する年齢について紹介していきます。

若ければ若いほど良い外資系への転職

キャリア経験が浅い20代の方で外資系企業へ転職を考えている場合は、なるべく30歳になるまでに転職することをオススメします。

なぜなら、年齢が上がるにつれて求められるスキルも上がるからです。

将来的に、キャリアを積んでから外資系企業に転職を考えている方もいると思いますが、現在の会社でスキルアップできるのか・そのスキルを強みにできるのかなど考えて転職活動を行いましょう。

ただし、入社したばかりの新卒の方が、転職するのは難しいです。ほとんどの企業は、現職で最低1年間の辛抱が見られないと採用しません。四年制大学卒業の場合、だいたい転職できる応募資格は24歳からです。

キャリアがなければ30歳まで

一般的な経理や会計など、どこの会社でも必要な職種のスペシャリストなら、外資系企業への転職の可能性はあります。

しかし、キャリアが浅いのならば、30歳を目標に転職するのがオススメです。

30歳以上の転職では、役職がつくようなポジションでなければ転職は難しくなるからです。

年代別の外資系企業への転職メリット

外資系企業への転職を考える場合、転職する年代により、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、各年代によるメリットを紹介していきます。

20代

20代で外資系企業に転職するメリットは、

  • 経験が身に着く
  • 第二新卒枠がある

といったものです。

外資系企業に転職し、若いうちから外資系の非常に競争の激しい環境に慣れることで実力がつきます。

これは30代からの転職とは大きく違う点になります。なぜなら30代は一定の社会経験がある分、今までと全く違う文化になじむのが難しくなってくるからです。

その他にも、20代には第二新卒という枠があります。

第二新卒では、入社三年以内の転職では新人として扱われるので、キャリアや業務経験が少なくてもポテンシャルで採用してもらえる可能性があります。

入社後に手厚く研修を実施してくれる企業も多いため、経験が少なくても心配はありません。

30代・40代

30代・40代で外資系企業に転職するメリットは、

  • 業務経験、キャリアを強みにできる
  • 業務経験を活かして仕事ができる

といったものになります。

30代・40代では、ある程度の業務経験やキャリアがあり、それを強みにして転職活動をすることができます。

業務経験やキャリアを強みとすることで、入社後には即戦力として活躍することが期待されます。

また、転職した後はこれまでやってきた業務経験を活かして仕事することで、早い段階で職場に慣れることができます。

 外資系企業の転職に有利になるスキル

応募する企業や職種によって要求される経歴やスキルは様々です。

外資系企業は特殊な経歴やスキルがなければ転職できないというイメージですが、決してそうではありません。

しかし、外資系企業の転職の際に有利になるスキルはあります。それは、

  • 業務実績
  • 英語力

です。

ここでは、外資系企業の転職に有利になるスキルを紹介していきます。

業務実績

年齢が高くても、前職と共通する同業種であれば、今までの業務経験を転職で活かすことが可能です。

日系企業に転職する際は、業務年数がアピールになることがありますが、外資系企業の場合は実績をアピールすることがポイントです。

外資系企業では、長く業務を続けているだけでは評価されません。評価の基準は、実力があるか、成果を出しているかにあるからです。

業務に携わった期間に何を成し遂げたのか、自分の今までの実績や成果をアピールしましょう。

英語力

外資系企業には英語力が必要というイメージがありますが、全てのシーンにおいて英語を使うわけではありません。

ただ英語力は、外資系企業である限り必要なスキルであることが多く、また英語以外の言語(中国語、韓国語、スペイン語など)の能力もあれば積極的にアピールしましょう。

どれだけ英語を話すことができたとしても、まずは書類選考を通過しないと意味がないので、英語力をアピールするためTOEICで高得点を、多言語も何かしらの資格を取得しておきましょう。

年齢に関係なく、未経験でも外資系企業への転職しやすい業種

外資系企業の求める優秀な人材は「グローバルで活躍できるビジネススキル、専門性を持っている」ことです。

世界標準のスキルや専門性は経験によって身につくので、多くの外資系企業は同業種の中途採用を好みます。

しかし、未経験な人材でも外資系企業に転職できる業界・職種には、

  • 製薬業界
  • 生命保険業界

の2つがあります。

ここでは、未経験でも外資系企業に転職しやすい2つの業界について紹介していきます。

製薬業界

製薬業界は市場規模が拡大していて競争も激しく優秀な人材を常に募集している業界です。

その中でも、製薬情報担当者は他業種に比べて未経験でも採用されやすい職種の1つです。

特にコントラクトMRという職種が採用されやしすい傾向にあります。

コントラクトMRとは、製薬者から販売業務を委託され、派遣社員のような形で勤務する職種になります。

コントラクトMRは未経験者や中途採用などの採用を高い頻度で行なっています。

生命保険業界

生命保険業界においては営業は未経験からの転職が多い職種です。

生命保険の営業職は人と信頼関係を構築することが最も重要なスキルの1つです。

ですから、保険の知識や業界の経験がなくても、コミュニケーション能力が高く、人に好かれやすい人が求められます。

また、生命保険業界の社員の平均年齢は30代後半〜45歳ほどと言われてるため、30代であれば若い世代にとみなされますので、転職に有利になる場合があります。

まとめ: 外資系転職には年齢制限がある?

外資系企業への転職には、年齢によってポテンシャル採用と実績採用があるため、年齢制限はとくに無いと考えて良いでしょう。

実際に多くの外資系企業の管理職や経営陣は転職組(ヘッドハンティングで雇用された人も多い)です。

ただし、外資系企業は「ポテンシャル採用は20代まで、30代になれば実績が重視されるようになる」という点で、日系企業に比べてシビアに見られます。

外資系企業への転職をお考えの方は、ご自身の年齢や経歴をふまえ、すぐに転職活動をすべきか、もう少し今の所で実績を積むべきかを考えてみましょう。

海外経験者専門の転職サービスBeyond Borderでは、外資系企業へ転職を希望される方が多く相談にいらっしゃいます。

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