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外資系企業の転職で履歴書や面接に使えるベストな志望動機を作るには

更新日:2019.6.13

外資系企業への転職の際、どんな志望動機を作れば書類選考を通過するのか、面接で好印象を与えられるのかと悩む方もいるでしょう。

今回は、外資系企業への転職で、履歴書や面接に使えるベストな志望動機を作るための4つのポイントについて、例文を交えながらご紹介します。

外資系企業への転職で志望動機はなぜ重要なのか

外資系企業に限らず、転職では志望動機は非常に重要になります。しっかりとした志望動機は、業界や企業への理解度がわかるだけでなく、志望度の高さや熱意も伝わります。

外資系、日系どちらにとっても重要な志望動機ですが、外資系企業は「なぜうちの会社なのか」「採用したら会社にどんなメリットがあるのか」を志望動機から知りたいと考えており、志望動機は選考の合否を左右するものになります。

外資系企業の採用担当者に、履歴書や面接で、

  • なるほど。そういう理由ならうちの会社だね
  • この人物なら応募ポジションで○○な働きをするだろうから、会社に○○という利益をあたえてくれるだろう

など、具体的なイメージを与えられる志望動機にすることが大切になります。

外資系企業への転職志望動機は4つのポイントが重要

外資系企業への転職では、しっかりとポイントを押さえた志望動機を準備することが重要です。

4つのポイントについて例文を交えてご紹介します。

ポイント1:なぜ外資系なのか、なぜこの会社なのか

外資系転職の志望動機には、「なぜ外資系企業なのか」「なぜこの会社なのか」がわかる内容であることがポイントの1つ目です。

どこの会社でも通じる内容や日系企業でもいいだろうと思わせる内容にならないようにしましょう。

例文)私は、貴社の主力部門である1○○に興味があります。貴社であれば2○○の世界市場で、3○○職として○○ができると考えています。

※1…「なぜこの会社なのか」が伝わる内容にします。同業他社ではなく応募企業の強みに着目するとよいでしょう。

※2…「なぜこの会社なのか」「なぜ外資系企業なのか」が伝わる内容にします。日系企業にはない魅力などに着目するとよいでしょう。

※3…「なぜこの会社なのか」「なぜ外資系なのか」が伝わる内容にします。転職したらどんなキャリアを築いていけるのかを考えてみるとよいでしょう。

ポイント2:採用したら会社にどんなメリットがあるか

外資系転職の志望動機のポイントの2つ目は、「採用したら会社にどんなメリットがあるのか」が採用担当者に伝わることです。

外資系企業の採用担当者は、即戦力として会社に利益をもたらす人材に対して内定を出します。自分が入社したら、「何ができるか」「何をするのか」を伝えるようにしましょう。

例文)私は、前職で1○○職として~というキャリアを積んできました。※2ここで培った○○は、貴社の○○職で~というように活かし○○を行っていきたいと考えています。

※1…前職でどのように働いてきたのか経験や実績を伝えることで、採用担当者に「採用後どのように働く人材か」をイメージしてもらえます。

※2…入社後に即戦力としてどのように活躍して行くかを伝えることで、採用担当者に「採用したら会社にこんなメリットがある」とイメージしてもらえます。

ポイント3:転職後の明確なキャリアプランを持っているか

外資系転職の志望動機の3つ目のポイントは、転職後の明確なキャリアプランがしっかり組み込まれていることです。

外資系企業では、しっかりとしたキャリアプランやキャリアビジョンを持っている人材が好まれます。応募企業で将来、「どのような立場でどのように働いていきたいのか」を考えることが大切です。

例文)私は、貴社に○○職として採用されたら、1まず○○を行い、1年後には新規プロジェクトに携わりたいと考えています。5年後にはマネジメントをする立場になり、チームをまとめながら○○を行いたいと思っております。そのためにも、2○○のスキルとマネジメントスキルを磨いて行きたいと考えています。

※1…3年後、5年後、10年後など具体的にキャリアプランを伝えていくことが望ましいです。企業の事業計画などに沿ったものであるとさらに好印象を与えることができます。

※2…こんなキャリアプランを持っていますというだけではなく、キャリアプラン実現のためにどうするのかを伝えることが大切です。

ポイント4:論理的な志望動機かどうか

外資系転職の志望動機を作る際、論理的な構成になっているかがポイントの4つ目です。

外資系企業では、論理的思考の人物が求められます。書類でも面接でも論理的に伝えることが重要なポイントです。

例文)論理的な構成にするには、結論から述べることが大切です。

まず、なぜ志望しているのか結論から述べます

  • 私は、貴社の主力分野○○に非常に興味があり志望しています。

次に、その理由を述べます。

  • 前職の○○職で△△を行っていた際、~という理由から、これからは○○が重要だと考えていました。

入社してどのように働いていくのかを述べます。

  • 貴社の○○職として採用されたら、前職で培った△△を活かして、○○を行っていきたいと考えています。

最後にキャリアプランを述べます。

  • 5年後にはマネジメントをする立場になり、チームをまとめながら○○を行いたいと思っております。そのためにも、○○のスキルとマネジメントスキルを磨いて行きたいと考えています。

外資系企業への転職で履歴書や面接で使えるベストな志望動機を作る準備

外資系企業への転職で履歴書や面接で使えるベストな志望動機を作るためには、事前の準備が重要になります。

しっかりと事前準備をし、前述のポイントに沿って志望動機を作っていきましょう。

準備1:業界・企業研究

業界研究、企業研究をすることが、外資系転職でベストな志望動機を作る準備の1つ目です。

前述ポイント1の「なぜ外資系企業なのか」「なぜこの会社なのか」やポイント3の「キャリアプラン」を考えるのに必要な準備です。

募集要項や企業のホームページだけではなく、業界や応募企業のニュース、同業他社についてなど幅広く調べるようにしましょう。今後の市場動向や企業の事業計画をしっかり理解することが大切です。

友人や知人で応募企業や業界で働いている方がいれば話を聞くこともおすすめします。また、転職エージェントに相談するのもよいでしょう。

準備2:これまでの経験や実績の棚卸し

外資系転職でベストな志望動機を作る準備の2つ目は、これまでの経験や実績の棚卸しをすることです。

前述ポイント2の「会社へのメリット」やポイント3の「キャリアプラン」を考えるのに必要な準備です。

具体的にどのようなことをしてきたのか、どのような自分の能力やスキルを活かせたのか、その経験や実績で何を身につけてきたのかを具体的に考えましょう。

採用担当者がイメージしやすいように、具体例や数値で表せるように準備しましょう。

準備3:入社後、5年後、10年後の自分について

外資系転職でベストな志望動機を作る準備の3つ目は、入社後、5年後、10年後の自分についてキャリアプランを明確にすることです。

外資系企業では、実現可能なしっかりとしたキャリアプランやビジョンを持っている人材が求められます。応募企業や業界の今後に合わせた具体的なキャリアプランを考えることが大切です。

転職エージェントにアドバイスをもらいベストな志望動機を作ろう

外資系企業への転職では、志望動機は重要なポイントのひとつです。

志望動機がしかっりとしていれば、業界や企業の理解度、応募者の人柄や能力・スキルがわかるだけでなく、志望度の高さや熱意も伝わります。

志望動機を作りあげたら、第三者に、それらが伝わる志望動機になっているか確認してもらうことが大切です。また、外資系企業の面接では、論理的に回答することも重要なポイントになりますので、可能な限り面接練習をするようにしましょう。

家族や友人・知人にお願いしても良いですが、転職エージェントでプロのアドバイスをもらうことをおすすめします。外資系企業の転職に強いエージェントであれば、外資系企業に向けた日英の履歴書の添削や面接の的確なアドバイスをしてもらえます。

Beyond Borderは、海外・留学経験者専門の転職エージェントとして、これまで多くの外資系企業への転職希望者のサポートをしてきました。

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