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転職失敗談から知る!転職を考えている人に要チェックの事例集!

更新日:2019.3.11

転職を考えている方の中には、転職で失敗したらどうしようと不安を抱えている方もいるでしょう。

「自分に合った環境」「キャリアアップやスキルアップ」などを求めて転職をしたけれど、失敗してしまったというケースも少なくありません。

今回は、よくある転職の失敗談から、どのような原因で失敗してしまったのかをお話します。失敗原因を知ることで、失敗しないために何が必要かを理解し、自分の希望に沿った転職を成功させましょう。

よくある転職失敗談とその理由

転職する業種や職種は人それぞれですが、よくある転職の失敗談は大きく4つに分けることができます。

  1. 社風による失敗
  2. 仕事内容による失敗
  3. 人間関係による失敗
  4. 給与、福利厚生など条件による失敗

具体的にどのような失敗なのかを見て、失敗した理由を分析してみましょう。

失敗談1:社風による失敗

「前職はベンチャー企業で営業。実力主義と毎日のノルマを苦に転職を決意。同業界の歴史ある企業に転職。しかし、営業成績を上げても評価に繋がらないことや、若手の意見が通らず風通しの悪い社風に失敗を感じた。」

この失敗談では、現状の不満の解消を理由に転職を考えたことと、前職とは正反対の環境を選んだことが失敗の原因です。

現状の不満について深く掘り下げてみることが大切です。まず、現状の不満は、転職という選択肢以外で解消できるかを考える必要があります。また、現職での自分に合っている部分や、仕事に対して求めていることを転職する前にしっかりと整理しましょう。

失敗談2:仕事内容による失敗

「前職は大手化粧品会社の販売。学生時代から憧れていたバリスタの仕事の求人を見て転職を決意。いざ仕事を始めてみると、自分が提供したコーヒーをゆっくり楽しんでもらうというものではく、思っていた仕事と違い失敗に感じた。」

この失敗談では、憧れの職業に対するイメージで転職を決意したことが失敗の原因です。

実際の仕事内容はどういったものなのか、応募する会社ではどう働くのかをしっかり下調べする必要があります。

失敗談3:人間関係による失敗

「前職はゲーム制作会社のプログラマー。仕事に不満はなかったが、上司とあまり合わなかったことと、違うタイプのゲーム作りがしたいと考え、転職を決意。面接官の雰囲気も非常に良く、仕事内容にも満足して入社。しかし、上司との意見が合わなかった。さらに、社員同士のコミュニケーションがあまりない職場で、前職より人間関係が悪く、思うように仕事ができなくなり失敗だと感じた。」

この失敗談では、面接官の雰囲気のみで判断したこと、転職理由の1つが人間関係の不満であることが失敗の原因です。

実際に一緒に働く人は面接官ではありません。事前に職場の雰囲気を確認することや、職場見学をさせてもらうことも大切です。また、人間関係の悪い職場だと考えるのではなく、自分から溶け込む努力をする必要もあります。

失敗談4:給与、福利厚生など条件による失敗

「前職では、同世代の平均年収に比べて収入が低かったため、給料の高い外資系企業に転職を決意。しかし、成果を出さなければというプレッシャーや責任の重さに失敗だと感じた。」

この失敗談では、高い給与という条件だけで転職を決めたことが失敗の原因です。仕事内容や働き方を事前に理解することが大切です。

転職に失敗する人の特徴

前述の失敗の原因から、転職に失敗する人は転職することが共通するところがあります。

転職に失敗する人にはどのような特徴があるのかを見てみましょう。

転職に失敗する人の特徴1:ネガティブな理由で転職

転職に失敗する人の特徴の1つ目は、ネガティブな理由で転職をする点です。

社風や人間関係、給与など、前職に対する不満の解消などネガティブな転職理由だと、前職を辞めることが目的になってしまいます。転職したら現状の不安や不満が解消されるだろうという曖昧な理由は、失敗する可能性を高くします。

転職に失敗する人の特徴2:自己分析ができていない

 

転職に失敗する人は、自己分析がしっかりとできていないという特徴があります。

自分が求めているもの、自分の価値観や考え方、スキルや能力などを客観的に把握できていないことで、自分に合わない企業に入社してしまう可能性があります。

また、自己分析ができていないと、自分を過大評価したり過小評価したりすることになり、採用担当者に間違った印象を与え入社後にギャップを感じることになります。

転職に失敗する人の特徴3:キャリアプランが明確ではない

転職に失敗する人の特徴に、キャリアプランが明確ではないことが挙げられます。

「現状の不満解消のため」「憧れの職業に就きたい」「新しい技術に触れたい」などの理由は、転職することが目的になっており、転職後のプランがありません。明確なキャリアプランがないと、イメージとのギャップや転職先に不満を覚えることに繋がっていきます。

転職に失敗する人の特徴4:企業研究が不十分

転職に失敗する人の特徴の4つ目は、企業研究が不十分なことです。

できる限り早く転職をしたいなどの思いから、求人情報や募集要項だけを確認して転職活動をされる方も少なくありません。入社してから、「条件と違う」「イメージしていた仕事と違う」「社風が合わない」などの失敗に繋がります。

転職で失敗しないためにすべき5つのこと

では、転職で失敗をしないためにはどうしたらよいのでしょうか。

転職で失敗しないためにすべき5つのことを具体的に見ていきましょう。

転職で失敗しないためにすべきこと1:転職が正しい選択か

転職で失敗しないために、転職することが正しい選択かしっかりと考えましょう。

パワハラやセクハラなどは転職が正しい選択のひとつです。しかし、転職によって得たいと思っていることは、現職で実現不可能なのか考えることが大切です。

例えば、「人間関係に問題があるなら解決策は何か、人間関係が良ければ現職で不満はないか。」など、客観的に考え、転職が正しい選択かを見極めましょう。また、転職が正しい選択かを考えることで、転職理由が明確になり、ポジティブな転職理由にすることができます。

転職で失敗しないためにすべきこと2:自己分析とキャリアプランを明確に

転職で失敗しないために、自己分析をしっかり行い、キャリアプランを明確にすることが大切です。

自分の価値観や考え、スキルや能力を把握するために、これまでの経験や実績の棚卸しをしっかりと行いましょう。そして、自己分析で具体的になったスキルや能力、経験を活かして、5年後10年後にどう働いていたいのか、どんな立場で仕事がしたいのかを明確にすることが大切です。

キャリアプランを明確にすることで、転職に求めるものが具体的になります。

転職で失敗しないためにすべきこと3:企業研究と転職に求めるもの

転職で失敗しないためには、企業研究をしっかり行い、転職に求めることが実現できるか見極めることが大切です。

求人情報や募集要項を見て、「こんな会社かな」「こんな仕事かな」と、イメージ先行の転職は、入社後のミスマッチに繋がります。企業のホームページだけでなく、業界のニュースを見るなどしっかりと企業研究をし、転職に求めることが実現できる企業かを見極めましょう。

転職で失敗しないためにすべきこと4:周囲にアドバイスを求める

転職で失敗しないために、周囲にアドバイスを求めることも大切です。

応募しようと考えている企業で、実際に働いている友人や知人にアドバイスを求めることで、企業の実情や自分の求めていることが実現できるかなど、具体的にイメージできます。

また、転職経験者に、転職することが正解なのか聞いてみることで、客観的なアドバイスをもらえる可能性もあります。周囲に話せる人がいないという方は、転職エージェントなどでプロにアドバイスを求めることをおすすめします。

Beyond Borderでは、プロ転職カウンセラーによるカウンセリングを無料で行っています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

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転職で失敗しないためにすべきこと5:入社前に規則や条件を確認

入社前に規則や条件を確認することも、転職で失敗しないために大切なことです。

求人情報に書いてあった条件と違う、面接で言われたことと違うなど、入社後に後悔しないように、疑問や不安がある場合に限らず、入社前に規則や条件は確認しましょう。

残業や給与の話は聞きにくいという方もいるとは思いますが、内定後であれば合否に影響ありませんので、しっかり確認しましょう。

まとめ

辞めることを目的にした転職は失敗します。目の前の条件やイメージで転職すると失敗に繋がります。

転職は正しい選択肢なのかを、まずはしっかりと見極めましょう。将来のキャリアプランを実現させるために、転職に何を求めるのかを具体的にすることが大切です。そして、応募する企業の企業分析を行うことで、転職に求めることが実現できるか、客観的に判断しましょう。