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営業職は面接での自己PRが大切!活躍できる人材だと思わせる自己PRとは?

更新日:2019.3.15

営業職は、自社の商品をお客様に販売する仕事です。

購買意欲のあるお客様であれば、容易に商品を販売することができますが、購買意欲のないお客様へ販売するには、商品の魅力を伝えたり、タイミングを見計らったりする必要があります。そう簡単に買ってはくれないお客様から信頼を得て、商品を購入して貰うことが営業職の醍醐味であり、難しい部分だといえます。営業職はノルマがあったり、労働時間が不規則であったりすることから、敬遠されがちな職種でもあります。

ただ敬遠されているとはいえ、営業は利益を生み出す職種であり、どの企業でも極めて重要な職種として位置付けられています。したがって、多くの企業が営業職の求人を積極的に行っており、人材の争奪戦が繰り広げられています。実力次第で1,000万円を超えるような高収入を得ることができる可能性もあります。

今は、より良い待遇を求め営業職の転職を考える方にとって、非常に有利な状況であるといえます。
しかし営業職とはいっても、販売する商品はさまざまですし、相手にするお客様も個人である場合もあれば、企業を相手にする場合もあります。自身のスタイルや性格に合った営業職をしっかりと見極めなければ、なかなか採用されないことになってしまいます。

ここでは、営業職に転職するにあたっての自己PRの書き方や例文について、ご紹介していきたいと思います。

 

未経験で営業職を目指す場合の自己PRの書き方とは?

まず、未経験で営業職を目指す場合の自己PRの書き方を考えていきたいと思います。

営業職は、どの企業も経験のある即戦力を採用したいのが本音です。しかし、なかなか応募が集まらず、自社で未経験者を採用して、一から教育していく流れが主流になっています。

ただ、営業職は会社の看板を背負って、お客様の前に立つ重要な役割を担っていることから、誰でも簡単に採用されるわけではありません。「人と接することが好き」であったり、「周りの人に可愛いがられることが多い」など、営業職に通じるような強みがないか、自分自身を見つめ直してみましょう。

次に、自己PRを考える上で注意していただきたいのが年齢です。

未経験である場合は、年齢によって企業が求める部分が異なってきます。20代であれば、そもそも社会人経験が短いことから主にポテンシャルや熱意が重視されます。 その一方、30代以上になると、ポテンシャルよりも、これまでのキャリアが重視されます。若年者に比べハードルは高いですが、「人とコミュニケーションを取る仕事を経験してきた」など、採用担当者を納得させるようなアピールができれば、30才を超えて未経験であっても、営業職に転職することは十分に可能でしょう。

 営業経験がある場合の自己PRの書き方とは?

 

次に、営業経験がある人の自己PRについて考えていきます。営業経験があるのであれば、これまでの成果を見つめ直してみましょう。

  • 前年を大きく上回る数字を残した・新規顧客を数多く獲得した
  • 営業100名の中でトップの成績を残した

など、アピールできる成果を中心に自己PRの内容を組み立てていくことが大切です。

もし、これといった成果がなかったのであれば、

  • 新入社員の教育に定評がある
  • マネジメントするチームが優秀な成績を残した・クレームへの対応が良かったので、逆にお客様との信頼関係が強まった

など、他の側面でアピールするようにしましょう。

営業職の自己PRで効果的なのは、数字ベースでの具体的な説明です。達成した金額やパーセンテージをできる限り盛り込み、達成するために心掛けたこと、積み重ねてきた努力なども併せてアピールすれば、より効果的な自己PRになります。

採用担当者は、応募者の面接態度から営業職としての資質や今後の伸びしろを見極めようとします。成果がなかったことを取り繕ってばかりすると、言い訳がましい人材だと捉えられかねません。成果がなかったことを率直に反省して、何が原因でそこから何を得たのかを併せて説明するほうが、心象が良いでしょう。

 営業職を目指す場合の自己PR例文

それでは、営業職を目指す場合の自己PR例文をご紹介していきます。

  • 例文1

「私の強みは、旺盛な好奇心と積極的な行動力です。前職のスーパーマーケットでは、担当部門の売り上げをアップさせるため、どんな人が、いつ来店して、どのような物を購入するのか、自分なりに徹底的に研究しました。その結果、商品の陳列方法やラインナップを大きく変更したことで、前年に比べて、売り上げを10%アップさせることに成功しました。私は些細なことにでも興味を持って、より良い方法を考えることができる人材です。未経験ではありますが、御社でもこの強みを活かして、一日も早く戦力となれるように頑張って参ります。」

 

  • 例文2

「私はこれまで5年間、マンション販売の営業職に従事してきました。昨年は、全国の営業職の中でトップの成績を収め、社長賞を受賞することができました。マンション購入は高額な買い物ですので、不安に思われるお客様もいらっしゃいます。些細な質問に対しても、丁寧にお答えすることで、お客様の不安を一つずつ解消してきたことが受賞に繋がったと思います。今後は、高額な商品を販売する営業ではなく、御社のように生活に密着した商品を毎日地道に売り込む営業をしたいと考えています。御社のお役に立てると思いますので、ご検討の程、宜しくお願いいたします。」

  • 例文3

「私は営業職として、確固たる営業スタイルを築き上げて、それに基づき、芯のある行動をすることをモットーとし、長く営業として活躍できる鍵だと信じて、仕事を進めて参りました。その甲斐もあり、ここ3年間は常に前年を上回る安定した成績を残すことができました。私の営業スタイルは、すべてのお客様に平等に接することです。売り上げの高いお客様だからといって、力を注ぎ続けるのではなく、すべてのお客様に同じ対応をすることで、安定した成績が残せると考えています。今後も精進する気持ちを忘れずに取り組みますので、ご検討の程、宜しくお願いいたします。 」

まとめ

ここまで、営業職の自己PRについて考えてきました。

営業職は、商品を売り込むことが仕事です。面接において、自分自身を売り込むことができなければ、採用担当者の心象が下がってしまいます。したがって、自己PRには細心の注意を払って作成していくことが大切です。

現在、営業職の人にとって非常に転職しやすい状況です。その中でも、営業職としてキャリアを積み重ね、優秀な成績を残してきた人にとっては、待遇をアップさせる大きな転職のチャンスです。もし転職を考えているのであれば、まずは就職サイトをチェックしてみたり、転職エージェントに相談したりして、自分の目で転職市場を見てみてはいかがでしょうか。

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企業側は、バブル時代と同じ失敗を繰り返したくないという気持ちが強く、営業経験があるからという理由だけでは、採用には繋がっていきません。

また成績が悪くても、今を一生懸命に過ごしていれば、評価してくれる企業は必ず見つかるはずです。そして自分に合った営業スタイルを見極めて、転職活動に臨んでいただきたいと思います。