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「人生は一度きり!」28歳で決意した海外留学から外資系OLへ(梅山祐美さんのストーリー)

更新日:2021.12.21

【外資系は、働く「人」を中心とした職場です】

Q.梅山さんが描いていた理想のワークライフバランスは日本の外資系で実現できていますか?

はい、実現できています。よく驚かれるんですが、社内に「女性が社内でもっと活躍するにはどうしたらいいのか」という問題を考えるコミュニティがあるんです。会社の男女比は半々くらいなんですけど、イギリス人男性の社長自身がそういうコミュニティで積極的に意見を聞いてくれます。

 

Q . それは素晴らしい社風ですね。

言葉だけだとすごく真面目な感じがするんですけど、実際は社長がランチ会とかを開いてコーヒーとかを飲みながら気軽に話す感じです。

 

Q.外資系は厳しいイメージばかりが先行していたんですが、実際は結構フレンドリーな職場の雰囲気なんですね。

そうですね。意見を自由に会社に言えるし、会社のトップが社員の考えを知りたいという風土が強いと思います。それが社員のモチベーションと会社全体の活性化につながると考えられているんだと思います。日本の飲み会文化のような感じではなく、無駄がないビジネスライクなフレンドリーさというんでしょうか。オンオフがしっかりとしてる、目的や意味がある友好的な雰囲気です。

 

Q.じゃあ仕事帰りに飲み会などはないんですか?

上司も含めて家族との時間を大切にしている人が多いので、ほかの同僚も仕事も早く終わらせてそのまま帰宅しますね。基本的に「残業しないで早く帰れ」って感じですね。

 

Q.海外は家族を大切にしますよね。外資系でつらかったことはありますか?

やっぱり日本人と感覚が違うし理解できないこともたくさんあります。それを1つ1つ細かく真面目に、それこそ日本人っぽく受け止めていると精神的に持たないと思います。

「ああ、向こうはそういう考えなんだ」とか「まぁ外国人だからしょうがないか」ってカジュアルに受け止めることが大切かな。逆にそれを楽しい、面白いと感じられるなら、外資系で働くことは何も怖いことではないと思います。

 

Q.「違い」を楽しむマインドが大切ということですね。

最後にオーストラリアや外資系も含め、留学や転職を考えている皆さんへ何かメッセージをお願いします!

 

仕事と生活のワークライフバランスはとても大切です。例えばプライベートを削らずに仕事ができれば心の余裕が生まれて、新しい発想やアイデアも生まれます。無理をしていないので寝不足にならず、ストレスも少ない。仕事も生活も充実して過ごすことができます。

そのワークライフバランスが実現しやすい場所こそ、私は海外や外資系だと感じています。海外だからこそ価値観が違う分、苦労することもあると思います。でも、その「違い」が新しい可能性を生み出します。

日本にいて、日本人と仕事をすれば、安定するかもしれないけど、一方で違う人種、文化、異なるタイプと働いたり、一緒に時間を過ごすことで自分の好奇心や探究心が刺激されます。

海外、外資だからといって怖がらず、ぜひ一歩を踏み出してみてください! その経験が将来自分の強みとなって、自分を高めてくれる糧になると思います。

 

Q.梅山さん、ありがとうございました!

どうしても日本にいると、

「海外は日本より、外資系は日系企業より….」と比べてしまいがち。

でも、今の環境に満足できないからこそ、転職や留学を考えるのかもしれません。

将来に不安を覚えることもあるかもしれませんが、目の前の1つ1つを自分を成長させる刺激として楽しんでいけるマインドを持って新しい一歩を踏み出してみましょう!