【転職】プロが徹底解説 [絶対に知っておきたい] 英文履歴書(レジュメ)の書き方
これだけは絶対におさえて欲しい書き方のポイント
面接官に名前を覚えてもらおう!
面接官は多い方で1日に数百の応募書類を見ます。その中で印象を残すためには、レジュメで個人を特定してもらう(覚えてもらう)ことが大切です。
ではどうすれば数百もいる応募者の中で、あなたの名前をResumeを読んだだけで覚えてもらえるでしょうか。
答えは名前をひたすら書くことです!
履歴書を送る時のメールアドレス・個人情報欄に入れるメールアドレス、メールの件名、履歴書PDFやWordのファイル名など、全てにフルネームを入れることがコツです。
例えば、「転職花子」が履歴書を送る時に、「agdfbs@gmail.com」のメールアドレスを使うよりも「TenshokuHanako@gmail.com」の方が、面接官は名前を覚えてくれます。件名やファイル名もただの「履歴書」よりも「転職花子より:履歴書送付の件」や「履歴書 転職花子」の方が印象に残ります。
応募する仕事・ポジションごとに履歴書を変えよう
レジュメを一つ書き終えて「終わりだー!」っと喜ぶのはまだ少し早いです。
同じResumeを使いまわし、いくつもの会社に送ることは合格率(書類通過率)を下げることになります。
なかなか面接に進めないでいると自分の経歴が良くない、他の人と比べて経験や実績が落ちると勘違いしがちですが、大事なのは、仕事・ポジションによって、履歴書の内容を調整をして応募することです。
ジョブディスクリプションをしっかり読み、ジョブディスクリプションに合わせて英文履歴書を書きかえることが重要です。応募条件などの必修項目もしっかりと目を通し、自分に当てはまるか確認するだけでなく、アピールポイントを少しずつ求人にあわせて変えてみましょう。
求人案件ごとに書類の内容をアジャストすることは当たり前の様に思われますが、現職で過酷な業務をこなすなか、求人票を読み込み、求める人物像の要点をまとめ、職務経歴内容を変更し、アピールポイントを変更することは重労働で、多くの人は英文履歴書を使いまわししがちです。
逆に言えば、多くの人がしないからこそ、少しでもそれぞれの求人にあわせて書類を作り直せば、多少無理だと思うようなハイレイヤーの案件でも通貨の可能性が高まります。
面接官はこれが知りたい!
面接官が履歴書を読んでいる時、まずは、この人は仕事ができるのか(求めるスキルを持っているのか)、即戦力になるのかを見ています。そのため、実績を数値化して書くことがとても大切です。他にも、アクティブ動詞を積極的に使うことをおすすめします。Creationよりもcreatedの方を使いましょう!
また、この人は「Team Player」(チームプレーヤー)なのか、周りと上手くやっていけるのかを見ているので、コミュニケーション能力をアピールするのも大事です。
履歴書のフォーマットと各カテゴリーの注意点
英文履歴書のテンプレートを見てみましょう。簡単にまとめると以下の6つのカテゴリーがあります。
- Personal Information : 個人情報
- Career Overview : 経歴
- Key Strengths: 強み
- Work Experience: 職歴
- Education: 学歴
- Skills / Certifications: 資格
- Additional Information: その他
全体的に、長さ2枚(多くて3枚)、フォントを最低11以上(9以下だと小さすぎる)、Times New RomanかArialを使いましょう。また、出だしを揃えるのも大事です!
それでは、各カテゴリーで注意する点を見てみましょう。
Personal Information(個人情報)
名前、連絡先(メールアドレスや電話番号など)、住所を真ん中に書きます。
Career Overview(経歴)
次に、年月、所属した会社、タイトルをわかりやすく書きましょう。3~5行程にまとめることを目指すのが重要です。
Key Strengths(強み)
たくさんアピールしたい気持ちもわかりますが、4~5個に絞りましょう。
Work Experience(職歴)
日付の新しい順からわかりやすく書きましょう。また、動詞と名詞が混在する表記をしないのがポイントです。
Education(学歴)
こちらも職歴同様、日付けの新しい順から書きましょう。
Skills / Certifications(資格)
言語スキルはとても重要なので、「言語(レベル)」のフォーマットを使いましょう。E.g. Japanese (Native)
TOIECに関しては、管理部門は800点以上、非管理部門は600点以上が理想です。
英検は1級以外書く必要はないです。
Additional Information(その他)
他にアピールしたいこと(趣味など)があれば、書きましょう。しかし、多くの場合は、スペースがないので、ほんの一言を書いたり、何も書かずに飛ばす人が多いです。
Cover Letter(カバーレター)とは?
英文履歴書を書く時によく聞く「カバーレター」ですが、本当に必要があるのでしょうか?
答えはNoです。なぜなら、カバーレターは情熱をアピールする時に使うので、面接官は基本カバーレターをめくり、履歴書の方を先に見ます。
しかし、例外が2つあります。
一つ目の例外は、全く違う分野にキャリアを大きく変えたい時です。この場合は、情熱を伝えるために、カバーレターでアピールするしかないのです。面接官が履歴書を見て、応募している仕事と今までやってきた仕事の差を見る時に、初めてカバーレターを見ます。そのカバーレターで、「ちょっと会ってみようかな」と思わせるかどうかが勝負です。
二つ目の例外は、海外に履歴書を送る時です。海外では、外国人枠がある上に、Visaの手続きなど、色々面倒くさいことを企業が手配しなければいけません。そのため、自分のパッションを企業にアピールすることが非常に重要です。
良く聞かれる質問
英文履歴書だけでなく外資系企業へ転職する際などによく聞かれる質問をいくつかまとめてみました。
- 資格(TOIECなど)をいつ取得したか確認されますか?
答え:NO正直、見る時間がないです。。。
- 仕事のブランクを書く必要がありますか?
答え:場合による。3ヶ月以内の場合は要りません。それ以上の場合、もしくは、転職が2回以上の場合は書いた方がいいです。年月は印象を悪くする場合もあるので、書かないことをおすすめします。
- Resumeをネイティブに書いてもらった方がいいでしょうか?
答え:場合による。海外に送る履歴書の場合は、英語ができるのが前提なので、英語力が低いと即落とされます。そのため、履歴書をネイティブの人に削ってもらうことを勧めます。しかし、日本国内の場合は、英語力ももちろん求められているが、他人に書かせたことが印象を悪くします。「バレなければいい」と考えている人も多いと思いますが、書類選考や面接で絶対バレます。
- 実績が多い場合、何を書けば良いのでしょうか?
答え:直近の10年の実績を書いてください。実績は多くても7個に収めてください。
最後に
以上の内容を読んでも英文履歴書をどう書けばいいか自信がない、もしくは書いてみたけどなかなか上手くできない。
そんな方は、ぜひ一度、転職エージェントのキャリアカウンセラーに相談してみましょう。
あなたの頭の中にありレジュメに上手く表せないことなど、上手に引き出し、まとめてくれるはずです。
英文履歴書に関しては外資系やグローバル企業への転職サポートが得意なエージェントを利用することをお勧めします。なお The Beyond Borderは、帰国子女・留学経験者・海外就業経験者・ハーフの方限定に転職をサポートしているエージェントです。キャリアカウンセラー全員がバイリンガル。英語ネイティブのスタッフもおります。
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