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留学経験者必見!転職時の自己分析で絶対に抑えておきたい3つのポイント

更新日:2017.2.25

第一回セミナーの様子

こんにちは、海外留学経験者専門の転職エージェントBeyond Border広報部です。

「自分はどのような人間で、どのような仕事をしたいのか?」

皆さんも就活の際にこのような事を考えて、自己分析をされた経験をお持ちではないでしょうか?

自分が求めるものを明確にする事は、就活時に限らず、転職をする時にもとても大切で、また仕事の経験を積んでいる分、就活時の自己分析よりも、より精度の高いものになります。

ただ、多くの方に転職に関するご相談をいただくと、なかなか「自己分析がうまくできません・・・」「よけい悩んでしまいました。。」という方が少なくありません。

新卒の頃と比べ、仕事の事がわかってきた分、「自分の価値観も大きく変わっている」という事も原因の一つですが、留学経験者の場合、「海外で日本とは違う一風変わった別の価値観」を経験しているだけに、その傾向は強いのかもしれません。

ですが、自己分析を中途半端にしてしまうと、理想の自分から違った人生を歩んでしまうかもしれません。

「自己分析をちゃんとしきって、いい転職をしたい!(人生を歩みたい!)」。

今回は、そんな留学経験者のために、転職時の自己分析で必ず抑えておきたいポイントを3つに絞ってお届けします。

 

1.まずは自分の求めているものを明確に。未来の自分から逆算する!

セミナー中
「サイトオープン記念セミナー外資系転職経験者3名が語る、自分らしい仕事を見つける転職法」中の様子。転職カウンセラーの黒須が自己分析について説明中。

 

ありきたりな話かもしれませんが、これが一番大切です!

2、3年後の未来でも大丈夫ですので、まずは

  • 自分が何を求めているのか?
  • 自分の理想の未来は何か?

を紙に書くなどして考えてみてください。

例えば、自分は2020年には、

  • アメリカで外国人に囲まれて働いていて
  • 年収は1000万を超えている
  • 公用語は英語の会社
  • 結婚もしていたい
  • 仕事だけでなく、プライベートも充実させたい

のように、自分に正直になって「理想の自分」について考えてみてください。(できれば日付付きで。)

この段階では、自分の限界を決める必要はありません。まずは願望でもよいので、自分の理想を追求してみてください。

ちなみに、転職時に理想の自分を考える際に、よく使われる項目は

  • 年収
  • ポジション
  • 勤務地
  • マネジメントかプレイヤーか
  • 業界
  • 職種
  • ベンチャーか大手
  • 外国語(英語)環境かどうか
  • 上司、同僚
  • 福利厚生

などがあります。

また、これまで転職カウンセリングでいただいたものですと

  • 自分の状況や環境をがらりと変えたい
  • プライベートな時間が欲しい
  • 業界の将来が不安なので、30代前半のうちに将来有望な業界に入りたい

などもありました。

2.自分のスキルを使って何ができるのか?(特に英語力)

エクスペディア・ホールディングス株式会社木村一眞さん。マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社、宇野成美さん。
エクスペディア・ホールディングス株式会社木村一眞さん(手前)。木村さんは「転職は理想の自分との擦り合わせ」と語ってくださいました。

理想の自分が明確になったら、次は「自分のスキルを使ってどのような事ができるか?」を考えてみてください。

特に留学経験者の方ですと、「英語力」は1つの武器になります。ただし、英語をしゃべれるだけでは得意でもないのに「翻訳をやってください。」という話になってしまうので、注意が必要です。

例えば

  • 英語を使って、外国人との交渉ができる(ネゴシエーション力)
  • プログラミング関連の英語なら得意なので、海外の最新情報を調べて、実践する事ができる(専門分野に活かせる)
  • 「小売り関連のリサーチが英語でできる」(リサーチ力)

などになります。

ある調査ですと、日本人で英語がしゃべれるのは4%、それもビジネスレベルになると1%まで落ちてしまうそうです。

ですので、「留学経験者で英語が使える」という人は、その時点で100人に1人の人材になります。

「でも、英語レベルが客観的にどの程度かは不安。。」という人は、留学前の気分に戻り、英語関連の資格試験を受けてみるのも1つの手です。

これまでの仕事経験(キャリアの棚卸し)、そして、英語力の活用法を考えてみてください。

 

3.なぜ、転職をしたいのかを振り返る。

セミナーのオープニング中
理想の自分を考え、スキルの棚卸しをした後は、「なぜ自分は転職をしたいのか?」を考えてみてください。

  • 留学経験を活かしたい
  • 英語環境で働きたい
  • 上司に正当に評価されていない
  • 成績を出しているのにお給料が上がらない。
  • マンネリ化している
  • もっと自分の可能性を知りたい

など、何かしら、今の環境に対する変化を求めて、転職を考え始めた人は多いと思います。

ただ、理想の自分やスキルの棚卸しをした後では、「自分の求めるもの」がよりクリアになっているので、「なぜ、転職をしたいのか?」もよりクリアにし、自分の理想に対して優先順位などもつける事ができるはず!

この時に、「実は、今の会社でも、もっと実績を積んだ方が、理想の自分には近付けるのかもしれない。」という事もよくあります。

 

仕事探しは、理想の家探しに似ている。諦めないことや優先順位をつけることが大切!

おそらく、ここまで紹介した中で、一番大変なのが「理想の自分を考える事」、そしてそれに対して「優先順位をつけていく事」なのではないでしょうか。

仕事探しは家探しに似ていて、「理想の条件」を考えて「諦めずに一致するものを探す」「自分が一番優先している条件がそろっているものを選ぶ」など様々な選択肢があります。

もし、「どうしても悩んでしまう」という人は友達やプロの転職カウンセラーに相談して客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。

理想の自分に向けて、何が足りないのかをしっかりと考えて、あなたも理想の仕事を見つけてみましょう。

 

※自己分析に興味がある方は、こちらの転職ストーリーがおすすめです。