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英語を活かした通訳への転職事情とは?

更新日:2020.5.31

ハリウッドスターや海外のプロスポーツ選手の横で、素早く英語から日本語に変換する人を見たことがあると思います。
国籍を問わず、円滑にコミュニケーションを行う通訳者に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか?

それでは通訳者になるにはどのような道を辿れば良いのでしょうか。
今回は通訳の職種についてや通訳者への転職に必要な情報をまとめました。

 

通訳の仕事とは?

通訳といえば会話の中に入り、話し手が話す言語を違う言語に変換することを意味しますが、実は通訳という仕事は3種類に分ける事ができるのです。

 

通訳の仕事その1:同時通訳

話し手の言葉をほぼ同時に通訳していくのが同時通訳です。

外国語を即座に自国言語に変換しなければならないため、語彙力、文法力、構成力に優れていなければなりません。

さらに文章の前半である程度の文脈を予測する能力も必要となります。
非常に高い集中力が求められ、同時通訳が出来るのは長くても15分が限界です。
そのため、国際会議など長時間の業務では3人の通訳者が15分毎に交代し、業務にあたります。

大抵の国際会議では通訳者は専用のブースに入り、その中で通訳を行います。
ブース内のマイクを通して聴衆のイヤフォンに届く仕組みとなっています。

高難度であり、高度な技術を要するため、同時通訳は通訳の花形とも言えるでしょう。

 

通訳の仕事その2:逐次通訳

話し手の話を十数秒、数分毎に区切って通訳することを逐次通訳といいます。

話し手が話している間に、通訳者は内容をノートにとり、話し終わってから通訳します。
同時通訳に比べ時間が2倍ほどかかってしまいますが、訳の正確性が高まります。

逐次通訳は通訳の基礎となっています。

 

通訳の仕事その3:ウィスパリング通訳

同時通訳と同じく話し手とほぼ同時に通訳する方法ですが、専用のブースに入る同時通訳とは違い、名前のとおり話し手のそばでささやいて通訳します。

同時通訳のように大勢が参加する会議ではなく、数人で行うミーティングなどに用いられます。
通訳する相手の人数が同時通訳より少なくなるとはいえ、話し手だけではなく他のミーティング参加者の声も飛び交うので、集中力が必要です。

 

仕事内容は通訳の種類で異なる

通訳の仕事を大きく分けると3種類ですが、扱う分野によって職種が変わります。

ここでは代表的な6種類の通訳の分野を解説します。
転職で自分がどの職種を目指したいのか見ていきましょう。

 

通訳の分野その1:会議通訳者

会議通訳者とは国際会議のようなグローバルな環境で政治など高度な内容を扱う同時通訳者を指します。

高い英語力に加えて政治などの専門的な知識が必要で、多くの経験を積んだ通訳者が担当する、もっとも格付けが上の分野となります。国際会議通訳者協会に登録している高技術通訳者が多く活躍しています。

 

通訳の分野その2:商談通訳者

商談通訳者とは、名前の通り企業内での商談や訪問の際に通訳を担当するビジネス通訳者の事です。

日本でもグローバル化で需要が高くなっている職種で、ビジネスに関する知識が必要になります。
ビジネス用語やマナーなどの知識を吸収していく事でより活躍することができ、収入も上がっていきます。
商談通訳者を目指す転職者は、英語の勉強と並行して高度なビジネス知識に関しても勉強していくことが必要です。

 

通訳の分野3:エスコート通訳者

エスコート通訳とは、海外から来日したハリウッドスターやスポーツ選手が行う記者会見やイベント、テレビ出演に帯同し通訳をする職種になります。

私たちが通訳と聞いて真っ先に思い浮かべるのがこのエスコート通訳者ではないでしょうか。

このエスコート通訳者は経験者を起用する場合が多いので、芸能会社の社員さんや字幕翻訳に携わった方が主に担当します。
エスコート通訳者として転職したい場合は、通訳の勉強をしながら芸能会社に就職するなどして、コネクションを作り上げていく事が重要になってきます。

 

通訳の分野その4:コミュニティ通訳者

日本に住む外国人が増えてきている中で、福祉や医療、教育の場のような公共の施設で通訳をするのがコミュニティ通訳者です。

これまでは主にボランティアで行われていましたが、医療や法律など専門的な知識が必要な場合も多いことから、今後は資格制度を設ける取り組みなどが行われ、専門の通訳として働ける環境が整いつつあります。

 

通訳の分野その5:放送通訳者

放送通訳者は海外メディアが取り上げる速報などを視聴者に伝える通訳者です。

主に中継で報道されるニュースになるので、同時通訳となります。
生中継でのニュースでの通訳は視聴者にわかりやすいように訳さなければいけないので、こちらも高度な技術を必要とします。

 

通訳の分野その6:通訳案内業

海外の観光客に対して観光地での案内を担当するのが通訳案内業です。

英語はもちろんですが、地理や歴史についても知識が必要です。
そのまま訳すのではなく、わかりやすく、オリジナリティのある通訳をできるかが他の通訳と違う点です。
そしてこの通訳案内業には「通訳案内士」の国家資格を取得しなければいけません。

通訳案内士の試験は年に一度、8月から9月に行われ、国籍、年齢、性別に関係なく受験する事ができます。
試験の内容は英語、フランス語、スペイン語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語の中から選べます。

上記の外国語について、日本の地理歴史についての筆記試験である一次試験に合格する事ができれば、2次試験の口述に進む事ができます。

合格率は19%とかなりの難関です。
英語だけではなく、地理歴史について、一般常識も問われ、かなりの知識を必要とします。

ちなみに2017年に法の改正で、資格がなくても有償でガイドが出来るようになっています。

 

通訳の転職事情

通訳の仕事を始める際、気になるのはフリーで活動するのと、企業に所属するのでどちらの方が良いのかという事でしょう。

実際に転職サイトを見てみると、通訳の正社員求人はあまりありません。
正社員求人が少ない理由としては、通訳業務だけでは他の部署に比べて1日にこなす業務が少なく、ほとんどの企業では営業や事務といった他の業務と兼務しているからです。

一部の企業では通訳専門の役職を設けているそうですが、日本では数はまだまだ少ないです。
さらに通訳は圧倒的にフリーランスが多い事もあり、企業としては少ない業務のために専門の部署を作るよりも、必要に応じてフリーランスに依頼する方がコストパフォーマンスが良いからです。

このような点から、通訳という仕事はフリーランスとして働く人が多いというのが現実です。

 

まとめ

通訳にも色々な職種がある事がわかりました。
しかしどの職種でも共通していることは高い英語力と臨機応変な対応、そしてひたすら数をこなしていくことです。

さらに職種によっては英語力だけではなく、その業界の専門知識も必要になります。

知名度や収入をあげるためにはその業界に関する知識も必要ですが、まずは英語です。
数少ない通訳の正社員求人には、英語ができれば経験不問という求人も多くあります。
資格はある事に越したことはありませんが、英語が出来れば通訳者には十分になれます。
ですから英語を扱う事になれている帰国子女の方や留学経験のある方は大いにチャンスがあります。

これからのグローバル化に伴い需要が出てくる職業でもありますので、少しでも通訳に興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

とはいえ、いくらやる気に満ち溢れていていても、業務経験がない中、いきなり独立するのは不安だと思います。
そんな方は専門の転職エージェントを活用してみるのはいかがでしょうか。

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