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【面接の心得】 いよいよ最終面接(転職Ver.)

更新日:2018.5.29

転職活動の最後の砦。最終面接に向けて心得ておくべきポイント

転職活動も終盤!いよいよ最終面接まで来ました。

それまでの面接を通して、あなたの人柄、嗜好、経歴に関しては、すでに社内で共有されています。

ですから、心得なければいけないことは次の3点。

  • 飾らないこと
  • 志望理由などにブレがないこと
  • 緊張しないこと

そもそも、最終面接(役員面接)を実施するのはなぜでしょうか? 

『会社の雰囲気/文化』は『社長/役員の性格、雰囲気、文化』が大きく反映されているものです。

最終面接は、『会社の顔はこんなんだけど、入社して大丈夫ですか?入社してくれますか?』という確認をする場。

そのように捉え、リラックスして臨みましょう。

ただし、雇用者(お給料を払う人)でもあることから、採用に慎重になる傾向は必ずあります。

無理に隠すことはせず、本当の自分を出して、人間性を気にいって貰えるように心がけましょう。

また、最終面接の面接官は、より多くの求職者や様々な人たちと接した経験から、求職者の能力、性格、個性は、今までの誰よりも鋭く考察が出来ます。

またその為に、歪曲的な質問を投げられることも多くなります。

そのような質問へ回答する場合は、質問者のその質問の意図は何か、言葉の裏にある期待は何かを推測して回答するようにしましょう。

例:「前回の面接はどうだったか」という質問は、面接官との相性から会社との相性を図っているのではないか等。

ネガティブな回答になりがちな質問に対する答え方

答えにくい質問、その中でも、ネガティブな回答になりがちな質問への答え方について、具体的に説明します。

何故、今の仕事を選んだのか?

この質問は、「何故、今の仕事を辞めようと思ったのか?」という質問と強い関連性があります。

辞めようと思った理由と、選んだ理由に繋がりがあることがベストですが、つながりが無くても対局にある様な答えにならない様に注意しましょう。

「やりがい」

「今の仕事を選んだ理由」も「やりがい」も、共通する質問者の意図があります。

結論的には、個人の嗜好が、その企業または仕事にマッチしているかを見ています。

自分の受けている企業の社風や業務内容と、自分のやりがいや、嗜好の共通点を探しておくことがとても大切です。

人事や役員は、現場の社員よりも、社風や企業風土を大事にする傾向があります。

ですから、この点は企業ごとに多少回答を変える必要があると思います。

「仕事で大切にしている事」などの質問も同じことが言えますね。

質問者の質問の意図を考えましょう

「今、どんな仕事をしているか?」

この質問は、少し厄介ですよね。

異業種の場合、どの程度分かりやすく説明したら良いか、初めて会う人から推測するのは難しいものです。ここでは、やはり質問者の意図を組みとる必要があると思います。

自分がしている仕事を説明することは、非常に簡単です。

詳しいことを他人に話しても分からないのが当たり前なので、概要を極力分かりやすく端的に伝えることが、まずは重要です。(新しい会社の製品なりサービスを相手に分かりやすく説明する営業力も測られているかもしれません)

ただし、仕事の説明だけでは、質問者の意図に答えるには不十分です。

仕事を通しての成功体験談、失敗談、達成感や仕事の仕方(工夫)などをあわせてアピールすることが大切でしょう。

「成功 / 失敗体験談」

成功体験談だけ聞かれた場合、ただの自慢話にならないことが重要です。

工夫した点や、成功に至るまでの努力や工夫の過程を説明し、自分を知ってもらうことを意識しましょう。失敗談までは聞かれていない場合でも、失敗したエピソードを挟むのも、自分を知ってもらう良い方法かもしれません。

失敗体験談については、必ず失敗から得たものや、成長した点を加えるのは当然のことと考えましょう。

さらに、失敗から得た経験を生かし成功に結び付けた体験談を言えるようにしておくことをお勧めします。

「入社後のビジョンについて」

この質問の裏にある意図について考えてみましょう。

人のモチベーション(この場合は、志望理由など)は、基本的に利己主義的なマインドから形成されるものです。

極端に言えば『会社のビジョンに感銘を受けた』だけでは、入社後の継続的な仕事に対するモチベーションにはなりずらいということです。

お金が沢山欲しい、○○な技術技能を習得したい、社会的地位を高めたいなど、自己の欲求を満たすための方が、仕事に対するモチベーションを持ち、保つことができると考えられます。

転職の場合は特に、ビジョンが無い人はモチベーション維持が難しいと思われます。

ただし、答えの内容は、企業の風土に非常に左右されます。

  • 独立などを積極的に支援している
  • 外資やITの様に転職が日常茶飯事か否か
  • 同一部署でスペシャリストになる事を是としている
  • 様々な仕事をこなせるマネージングプレイヤーを推奨している

などにより、回答して良い内容と悪い内容があると思いますので、この点は多少気を付けましょう。

最後に

書類選考を経て最終面接に進んだ場合、基本的に仕事の能力はある程度認められています。

最終面接は相性チェックだと思い、気負いすぎずリラックスしましょう。

ただ、質問者の意図が質問とは別の所にある場合が多いので、その点を瞬間的に読み取れるかどうかがポイントになります。

 

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更新日:2017.8.28