【日系企業から外資系企業への転職】外資系企業の面接での服装のポイント
海外経験を活かせる外資系企業への転職を検討中の方の中には、どのような服装で面接に臨めば良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
短い面接時間で好印象を与えるには、第一印象も重要です。
今回は、外資系企業に転職をする際の、面接での服装のポイントについてお話しします。
日系企業と外資系企業で面接時の服装に違いはあるのか
日系企業と外資系企業で、面接時の服装に違いはあるのでしょうか。
外資系企業というと、カジュアルな服装のイメージをお持ちの方も多いと思います。
実際、オフィスでは日系企業よりカジュアルな服装で仕事をしている企業が多く、特にIT企業では、ジーンズにTシャツといったラフな服装でもOKというところもあります。
では、面接というシーンではどうなのでしょうか。
実際に勤務するときはカジュアルな服装の外資系企業であっても、面接ではスーツで臨むことがベストです。
日系企業との違いは、服装から能力の高さをアピールする必要がある点です。
第二新卒として日系企業に転職をするのであれば、フレッシュ感を演出できるリクルートスーツを着用しても良いですが、外資系企業への転職の際は、頼りない印象を与えてしまう可能性があるので、リクルートスーツ着用はおすすめしません。
では、どのような服装であれば、能力の高さをアピールできるのでしょうか。
外資系企業の転職面接での服装のポイント
外資系企業では、転職者に対し「応募ポジションですぐに活躍し貢献できるる人材」を求めているため、面接官に
- 自信に満ちている
- プロフェッショナル感がある
という印象を与え、高評価に繋げることが大切です。
そのため、これまでの経験や実績などだけでなく、服装からも能力の高さをアピールすることが大切になります。
スーツのポイント
外資系企業の面接で着用するスーツのポイントは
- サイズや色
- 清潔感
- 面接のステップごとに変化をつける
と3点があります。
【1. サイズや色】
スーツの色はグレーやネイビーで、無地のスーツが定番です。
日系企業の面接では黒のスーツで参加される方もいますが、外資系企業では、喪服のイメージに繋がる可能性もあり、あまり好まれません。
派手な色やデザインのスーツやネクタイは好まれませんが、ストライプが入っているものでも良いでしょう。
スーツの色やデザインだけでなく、体型に合ったサイズ(体に馴染んだスーツ)であるかも重要です。
例えば、体型より大きめのスーツだと、だらしのない印象を与えてしまう可能性があります。
「体型に合ったスーツ=着なれている」と感じられ、自信を持っているという印象に繋がります。
これからスーツを新調しようと考えている方は、オーダーメイドするのもひとつの方法です。
もちろん高価なものである必要はありません。
3万円程度でオーダーメイドスーツを作れるお店もありますので、気になる方は調べてみてください。
また、季節に合ったスーツを着用することも、第一印象を良くするポイントのひとつです。
【2. 清潔感】
清潔感のある服装は、スマートさや誠実さが感じられ、面接官に「経験や実績に信憑性がある」と印象つけることができます。
面接の前に、
- スーツやワイシャツ、ブラウスにはしっかりとアイロンをかける
- 靴の汚れを落とし、しっかりと磨いておく
ことを忘れないようにしましょう。
また、匂いにも注意が必要です。
タバコの匂い、強すぎる香水の匂いは印象を悪くします。
夏場の面接の際には、汗でスーツに染みができていないかなどに注意を払うようにしましょう。
【3. 面接のステップごとに変化をつける】
外資系企業の面接では、面接のステップごとに、服装の変化をつけることもポイントになります。
面接官は誰か、何を中心に確認されるかを意識して服装を考えましょう。
面接のステップごとに、スーツを変えても構いませんし、スーツは同じでも、ワイシャツやブラウス、ネクタイなどで変化を与えても良いでしょう。
例えば、
「一次面接の面接官は、応募ポジションのマネージャー」これまでの経験や実績をしっかり伝え論理的に話す必要があるので、「冷静さをイメージさせる青のネクタイ」。
「最終面接の面接官は、CEO」入社に向けた熱意を伝える必要があるため、「情熱をイメージさせる赤のネクタイ」といった工夫をしてみましょう。
ビジネスカジュアルのポイント
企業によっては「カジュアルな服装」「私服」で参加するよう指定することがあります。
外資系企業では適度に自分らしさが出る服装が好まれます。
適度に個性を出しつつ、
- 仕事の場面にふさわしいもの
- 社風や会社の雰囲気に合うもの
- 清潔感のあるもの
という3点を意識したビジネスカジュアルで面接に挑みましょう。
【1. 仕事の場面にふさわしくプロフェッショナルに見えるもの】
派手なデザインや色、カジュアルすぎや肌の露出が多いものは仕事の場面にふさわしくありません。
あまり暗すぎる服装や全てパステルカラーなどは、暗い印象や子供っぽい印象を与え、外資系企業が求めているプロフェッショナル感が感じられない可能性があります。
男性は、「ジャケット、シャツ、チノパン」、女性は、「ジャケット、ブラウス、スカートかパンツ」が一般的です。
ジャケットを着用することで仕事の場面にふさわしく、自信のある印象を与えます。
靴は、男性は「ビジネスシューズ」、女性は「パンプス(ヒールが高すぎるものはNGです)」で汚れがないかを確認して面接に臨みましょう。
ビジネスカジュアルでもスーツ同様、季節にあった素材や色のもので、無地のもの(薄いストライプなどは問題ありません)を選ぶとよいでしょう。
【2. 社風や会社の雰囲気に合うもの】
社風や会社の雰囲気に合うものを選ぶことも、ポイントです。
事前にどのような会社か調べることが大切です。
実際の社内ではどのような服装で仕事をしているかわかれば、それに合わせた服装を選択できます。
【3. 清潔感のあるもの】
第一印象を良くするには、清潔感が大切です。
- しわはないか
- 汚れていないか
- サイズは合っているか
など、面接前にしっかりと確認しましょう。
服装からも良い印象を与えよう
外資系企業への転職で一番大切なのは、「これまでの経験や実績」「能力やスキル」をアピールし「即戦力となる人物だ」と面接官に感じてもらうことです。
そして、「うちの会社に合っている」「この人物なら信頼できる」という印象を与えることです。
短い面接時間の中で、面接官に印象づけるためには、第一印象は重要になります。
服装からも良い印象を与えられるように、しっかりと準備しましょう。
面接前に友人や知人、家族に服装を確認してもらい、
- 清潔感があるか
- プロフェッショナル感があるか
- 信頼できる印象か
- ビジネスシーンに向いているか
など、確認してもらうとよいでしょう。
また、転職エージェントを利用することもおすすめします。
例えば、ビジネスカジュアルで面接に臨む場合、転職エージェントに相談することで、応募先企業の社風や雰囲気を聞くことができ、その企業に合った服装を選択することができます。
また、面接前に、面接で着用する服を転職エージェントに確認してもらうことで、プロの視点の客観的なアドバイスをもらうこともできます。
Beyond Borderは「海外経験者、帰国子女、ハーフ専門の転職エージェント」として、海外経験をされた方のサポートをしています。
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