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海外大学卒業者が初めて転職するときに考えたいこと

更新日:2020.4.19

「初めての転職」

海外大学卒業者、特に海外で就職をした方は、日本での就職活動のやり方が違うのではと考える方も多いようです。

就職をしたけれど

  • 日本に帰って転職をしたい
  • 日系企業から外資系企業に転職したい
  • 外資系企業から日系企業に転職したい
  • 海外経験を活かした仕事がしたい

など、転職理由はさまざまでしょう。

 

今回は海外大学卒業者が初めて転職するときに考えたいことについてお話しします。

 

海外大学卒業者の新卒就活事情

「新卒一括採用」は、日本独特のものです。

海外では、企業内でポジションが空いた際に求人を出すため、新卒・転職という区分はありません。
新卒一括採用などはなく、採用スケジュールも企業や募集ポジションによって異なります。

海外大学卒業者が留学先で就職する場合、卒業してから活動を行うということが主流となります。
募集ポジションで即戦力になる人材が求められることから、インターンシップやボランティアなどで、経験や実績を身につけ募集ポジションで即戦力なれるアピールをしていくことが重要になります。

海外大学卒業者が日本で就職する場合には、日本独特の採用スケジュールに合わせて活動する必要があります。
企業のインターンシップや採用情報公開、説明会開催時期は、海外大学在学中です。

卒業後に帰国してから就職活動をする方もいますが、夏までに採用活動を終了する企業も多く、募集案件が少なくなり、内定取得に苦労する方もいます。

そのため、海外大学在学中から企業の情報収集や海外大学卒業者に向けた採用情報などをしっかりと収集することが重要になります。

 

海外大学と国内大学卒業者の新卒就活の違い

国内大学卒業者は、決められたスケジュールに沿って新卒就活をしていきます。

海外大学卒業者は、自分でスケジューリングしながら新卒就活をしていきます。

 

日本では、新卒一括採用が主流になります。

国内大学の新卒就活は大学3年の夏から本格始動します。

2020年卒の大まかな採用スケジュールは、

  • 大学3年夏~   インターンシップ
  • 大学3年秋~   業界研究セミナーなどの合同説明会
  • 大学3年3月~  採用情報公開・エントリー開始
  • 大学4年6月~  選考・面接開始

これは、経団連の就職活動ルールに基づく採用スケジュールです。
経団連に所属していない企業や外資系企業などでは、独自のスケジュールで採用活動をしています。
また、2021年度卒以降に関しては、採用ルールが廃止されることが決定しています。

国内大学では就職支援に力を入れており、低学年(大学1年・2年)から就職に関する講座などを開催するところも少なくありません。どのように活動していけばよいか、いつ何を行えばよいか、各大学のキャリアセンターで細かくアドバイスを受けながら就活を行う学生も多くいます。

 

一方、海外では日本のような新卒一括採用は行われていません。
日本のように大学が就職支援に力を入れているということもありません。

海外大学を卒業して、海外で就職をしたいと考えた場合、自分で求人を探してアポイントを取っていく必要があります。

また、海外では即戦力となる人材を採用します。
大学が提供している情報や教授に紹介してもらった企業などで、インターンシップやボランティアに参加し、アピールできる経験や実績を身につけることも重要になります。

 

海外大学卒業後、日本での就職を希望している学生は、日本の採用スケジュールを意識して、しっかりと自分でスケジュールを組み立てる必要があります。将来について早くから考え、業界研究や企業研究を含めた情報収集をしっかりとすることがポイントです。

企業によっては、説明会「キャリアフォーラム(株式会社ディスコ主催)」で採用したり、学生の帰国に合わせて採用スケジュールを調整したりするなど、海外大学卒業者向けの採用をしているところもあります。

いずれにしても、自ら情報収集し自ら行動して就活を行う必要があります。

 

海外大学卒業者の新卒就活時の足りないこと、転職時にどうカバー?

日本の新卒就活は独特で、就活マナーというものがあります。

国内大学卒業者は、大学や就活支援企業、就活サイトの情報から、就活生らしい服装やメイク、髪型で新卒就活を行います。
また、書類の書き方や面接での受け答えの仕方なども事細かに指導してもらえるため、日本独特のマナーや「敬語」についてもしっかりと身につけることができます。

 

海外大学卒業者は、これらのマナーが国内大学卒業者に比べて足りないと感じるかもしれません。
では、転職時にどのようにして足りない部分をカバーしていけばよいのでしょうか。

足りない部分をカバーするには、転職エージェントなどを利用することをおすすめします。

特に、第二新卒(卒業後3年以内の若者対象、新卒同様の採用基準)採用に参加を考えるのであれば、新卒者と同様の書類提出を求められることも多いため、転職エージェントでプロのカウンセラーからアドバイスをもらいましょう。

 

海外大学卒業者で日本の企業に就職した方であれば、入社後に日本の社会人マナーを身につけていると思います。
しかし、海外企業に就職した方は日本の社会人マナーについて知識不足であることも考えられます。
そうなると入社後に他の社員との価値観が合わなかったり、社風に違和感を感じてしまう事もあるかもしれません。

その点、転職エージェントを利用することで自分に不足しているものは何か、どうカバーすべきかのアドバイスをもらうことができるので、不安要素をなくし、自信を持って転職活動に臨むことができます。

 

海外経験をどうアピール?

転職の際に学生時代の海外経験をアピールしても・・・という方がいます。

 

現在、日本ではどの業界、どの企業でもグローバル化が進んでおり、外資系企業や日系グローバル企業に関わらず、海外企業と連携して事業を行ったり、外国人を雇用したりしています。
また、訪日外国人の増加から、英語をはじめとする外国語が必要不可欠となってきています。

 

これらの理由からも、転職活動で海外経験はアピールポイントのひとつとなります。

 

ただし、

  • 海外の大学を卒業しました
  • 外国語が話せます

というだけでは、アピールになりません。

 

転職者に求められているものでどの企業でも共通していることは、「募集ポジションで即戦力となる人材」です。

海外経験に関わらず、

  • 応募ポジションでアピールするものがどう活かせるのか
  • アピールポイントが応募ポジションにどうマッチしているのか

を伝える必要があります。

 

では、海外経験をどうアピールするとよいのでしょうか。

 

例えば、語学力をアピールするのであれば、「ただ○○語が話せます」ではなく、

「御社では○○国で事業展開をしているため、入社したら応募ポジションで現地の企業と○○語で~というように交渉することができます」

と、具体的にどう活かしていけるのかを伝えるようにします。

 

海外大学を卒業しているのであれば、語学力だけでなく、

適応力(柔軟性)、自主性、積極性などが身についているはずです。

また、大学の授業だけでなく語学を身につけるために、常に勉強する習慣も身についているでしょう。

そして、海外では自分の意思をしっかりと相手に伝える必要があります。
伝達力や交渉力、プレゼンテーション力もあると思います。

 

海外大学卒業者の中には、インターンシップを経験した方もいるのではないでしょうか。
日本とは違う働き方や仕事に対する考え方を理解していることもアピールのひとつとなります。

 

海外経験を振り返り、どのような能力やスキルが応募ポジションで活かせるのかを考えていくことが大切です。

 

現職では「自分の海外経験が生かされない」と感じ転職する際の、転職理由の伝え方について

現職では「自分の海外経験が生かされない」と感じて転職を考える方もいるでしょう。

 

「なぜ転職するの?」という面接官の質問に対して、

「現職では自分の海外経験が生かされないので転職を考えました」と回答する方がいます。

 

これでは、「希望に沿わないことがあると辞めてしまうな」「向上心に欠けるな」という印象を面接官に与えてしまいます。

 

面接官が納得する転職理由は、どのように伝えたらよいのでしょうか。

  • 現職ではなぜ自分の海外経験が活かせないのか
  • 自分の「どのような海外経験」を「どのような場」で「どのように活かしたい」のか
  • 応募企業やポジションであれば、自分の海外経験を「どのように活かして」「どう活躍していけるのか」

を具体的に考え、伝える必要があります。

 

例えば

「現職で~を行っている中で、私の海外経験で身につけた○○を活かした仕事をしたいと考えるようになりました。御社では~という事業を展開していることから、募集ポジションであれば私の○○が~というように活かせると考えています。入社後には、○○を活かして~というように働くとで~ができると自負しております。」

このように、現職ではなく御社だからこそ自分の海外経験が活かし活躍できるということを具体的に伝えることが大切です。

 

転職の時は海外大卒も国内大卒も同じ土俵

新卒採用は一括採用が主流のため、海外大学卒業者にとってはスケジューリングや大学からの支援不足など、大変なこともあります。

 

しかし、転職には新卒一括採用のような日本独特なものはありません。

中途採用では、企業は「募集ポジションで即戦力となる人材」を求めています。

「これまでの経験や実績」「スキルや能力」が重要となります。

 

海外大学卒業者も国内大学卒業者も、転職では同じ土俵に立つことになります。

同じ土俵だからこそ、海外大学卒業ということがアピールポイントのひとつになります。

これまでの経験や実績に加え、海外大学卒業をプラスにすることで、希望の企業への転職を成功させましょう。

 

転職を成功させるためにも、転職エージェントを利用することをおすすめします。

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