【転職】履歴書の職歴はどこからどこまでを書くべきか?書ききれない場合の省略の仕方
転職をする際、履歴書の職歴の書き方に悩む方も多いのではないでしょうか。
- 職歴はいつから書くのか
- 職歴はどこからどこまで書くのか
- 転職では短い職歴は不利になると聞いたけど省いてもいいの?
- 転職回数が多くて履歴書に書ききれないから省略してもよい?
履歴書は採用担当者に「会ってみたい」と思わせるための大切な書類です。
正しい職歴の書き方をご紹介します。
目次
転職での履歴書の職歴の基本的な書き方
採用担当者が知りたい点をしっかりと網羅している職歴を書くことが、転職では大切なポイントです。
履歴書の職歴の基本的な書き方を理解しましょう。
履歴書の書き方1:会社名、部署名と入社日、退職日
採用担当者は、応募者が「どこで」「いつからいつまで」働いていたのかを確認します。
会社名や部署名は正式名称で記載します。社名変更などで会社名が変わっている場合はカッコ書きで現在の社名を記入しましょう。
履歴書の書き方2:仕事内容や異動、昇進、昇格
採用担当者は、応募者がこれまでどのようなことを行ってきたのかを確認します。募集ポジションで活躍する人材かも確認しています。担当していた仕事内容や異動年月などについて記載しましょう。
履歴書の書き方3:退職理由
採用担当者は、応募者がどのような理由で退職したのかを確認します。退職理由から応募者の早期退社の可能性を判断することもあります。
履歴書の書き方4:雇用形態
採用担当者は、応募者のこれまでの雇用形態の確認も行います。これまでの雇用形態と募集ポジションの雇用形態が違う場合、面接で問題ないか確認れることもあります。
<履歴書 職歴欄 記入例>
平成22 |
4 |
○○株式会社 (現 株式会社○○) 入社 |
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営業部 ○○課配属 |
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新規顧客開拓を担当 |
平成23 |
2 |
一身上の都合により退職 |
平成23 |
3 |
株式会社△△にて派遣スタッフとして登録 |
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株式会社XX 東京支社 営業部へ派遣スタッフとして就業 |
平成23 |
6 |
株式会社△△ 派遣期間満了により終了 |
平成23 |
7 |
株式会社XX 入社 |
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東京支社 第一営業部 ○○課配属 |
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○○製品のルート営業を担当 |
平成27 |
6 |
東京支社 第一営業部 企画開発チーム配属 |
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○○製品の企画チーム(10名)のリーダーとして新商品開発に携わる |
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現在に至る |
履歴書の職歴は省略せずに書こう
- 転職回数が多くて職歴欄に書ききれないから省略したい
- 職歴が書ききれないけどどこからどこまで書く必要があるの?
- 数ヶ月しか働かなかった会社だから省いてもいい?
- いつからの職歴を書くべきか
などの質問をされる方がいます。
職歴は省略してしまうと経歴詐称とみなされる可能性があるので、しっかりと書くべきです。職歴は「いつから」や「どこからどこまで」という期間ではなく、これまでの職歴全てを記載する必要があります。ただしアルバイトやパートの記載は必要ありません。
職歴には、前述の内容を記載する必要がありますが、書ききれない場合は、仕事内容や異動・昇進・昇格は省略してもよいでしょう。
履歴書の職歴欄に書ききれない時はどうしたらよいか
「会社名、部署名と入社日、退職日、退職理由だけにしたけど書ききれない」という方もいるでしょう。
学歴を省く
転職での履歴書では、学歴よりも職歴が重視されます。学歴の書き方を工夫することで、欄を増やす工夫をしましょう。
学歴は「中学卒業」から記載するのが基本です。職歴が書ききれないようであれば、「高校卒業」もしくは最終学歴のみの記載でもよいでしょう。
職歴は省略できませんが、学歴、特に義務教育は省いても問題ありません。
職歴の書き方を工夫する
履歴書の職歴自体を省くことはできませんが、省略した内容を記載するなど、書き方を工夫することは可能です。
前述の通り、会社名、部署名と入社日、退職日、退職理由だけを記載することがまず1つ目の工夫です。それでも書ききれない場合は、「1社の職歴を1行に」してみましょう。
<記入例>
平成22 |
4 |
○○株式会社 入社 営業部○○課配属 (平成23年2月退職) |
転職の際、大切なのはこれまでの職歴で何を行ってきたのかです。履歴書に省略した内容の職歴を記載するのであれば、必ず職務経歴書を作成して提出します。
履歴書の職歴の最後に「詳細は職務経歴書をご参照ください」と一言添えるのを忘れないようにしましょう。
<記入例>
平成23 |
7 |
株式会社XX 入社 第一営業部配属 現在に至る |
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|
詳細は職務経歴書をご参照ください |
転職での履歴書の職歴欄は転職エージェントのアドバイスをもらおう
転職する際、履歴書の職歴が、採用担当者が応募者を面接に進めるかどうか判断する重要なポイントとなります。
転職回数が多くて職歴が書ききれず、記載内容を省略したという方は特に、転職エージェントでプロのカウンセラーに履歴書の添削を依頼しましょう。大切な部分が抜けていないか、経歴詐称とされないかなどをはじめ、職務経歴書についてのアドバイスももらえます。
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