【転職】英語面接で上手くいく自己紹介のポイント【例文あり】
外資系企業への就職・転職の際、英語面接を受けるという方も多いでしょう。
また、近年では外資系企業に限らず、英語面接を行う企業も増えてきています。
日本語の面接同様、英語面接でも、自己紹介は自分自身を最大限アピールできるチャンスです。
ポイントをしっかり押さえた英語面接の自己紹介で、面接官に「欲しい人材」という印象を与えましょう。
当記事では、英語面接で面接官が見ている箇所と、上手くいく自己紹介のポイントを例文と共に解説していきます。
目次
英語面接の自己紹介では何を見られているのか
英語面接の自己紹介で、面接官は人物像だけを見ているわけではありません。
面接官が「何を知りたくて自己紹介を求めているのか」を理解していないと、せっかくのアピールチャンスを台無しにしてしまいます。
面接官が知りたいことは大きく3つあります。
英語の自己紹介のポイントに入る前に押さえておきましょう。
会社および応募ポジションとのマッチング
まず1つ目は、会社および応募ポジションとのマッチングです。
どんなに素晴らしい実績や経験を持っている人材でも、会社や応募ポジションとミスマッチでは採用されません。
「自身が応募企業や応募ポジションに合っている」ということを面接官に伝える必要があります。
そのためには、企業研究をしっかりとすることが大切です。
さらに、募集要項にある求める人物像を理解すること、採用ページなどに社員からのメッセージなどがあれば、どのような人物が働いているのかも理解することも大切です。
そのうえで、自分自身がマッチしているのは何かを見つけ出し、自己紹介としてアピールしましょう。
将来性
2つ目は、将来性です。
「入社後どのように働いていくのか」「会社や応募ポジションにどのように影響するのか」「どのような利益をもたらしてくれるのか」を面接官は見ています。
入社後に応募ポジションで具体的にどんなことをしたいのか、どう活躍していくかを面接官に伝えることが大切です。
1つ目同様、企業研究が大切です。
応募企業が力を入れていること、事業計画、強みを理解しましょう。
それらを踏まえ、自分自身のスキルや能力、経験などを、入社後にどのように活かして働いていくのかアピールしましょう。
英語力
3つ目は、英語力です。
英語面接ですので、もちろん英語力は見られています。
応募ポジションで必要な英語力があるかを確認されます。
取引先との交渉などを英語で行うポジションであれば、高度な英語力を求められますが、基本的な読み書きができるレベル、同僚とコミュニケーションが取れるレベルなど、ポジションによって様々です。
求められているレベルの英語力があれば問題ありません。
余談ですが、「英語面接を行う」ということで、応募者の本気度を測っている場合もあり、英語力は見ていないという企業もゼロではありません。
英語面接の自己紹介、4つのポイントと例文
面接官が英語面接の自己紹介で何を見ているのかは理解していただけたと思います。
それでは、実際に、英語面接で上手くいく自己紹介のポイントを4つ、例文と共にご紹介します。
過去の経験や実績
自己紹介の中に、過去の経験や実績を織り込むことが大切です。
現職や前職はもちろん、学生時代や留学など過去の経験から応募ポジションで活かせるものを紹介しましょう。
過去の経験や実績を具体的にし、それらを応募ポジションでどう活かしていくのかを伝えることで、面接官に会社や応募ポジションとのマッチングや入社後どのように働いていくかなどをイメージしてもらうことができます。
<例文>
I have been working at 会社名 as an accountant for five years. I am in charge of accounts receivable, accounts payable and monthly settlement. In addition, I supervised three juniors and I successfully improved the efficiency of our operations by assigning jobs according to each employee’s skills.
※和訳
私は(会社名)で会計職として5年間働いています。私は、日々の売掛・買掛の管理と月次決算の管理を担当しています。私は、3人の後輩のマネジメントをしており、それぞれの資質に合った業務を割り当てることで、業務の効率化を図ってきました。
応募ポジションで活かせるスキルや能力
応募ポジションで活かせるスキルや能力を具体的に伝えましょう。
自分のスキルや能力を、入社後の仕事の中でどのように活かしていくのかを伝えることが大切です。
面接官に入社後どのように活躍していくかイメージしてもらうことができ、「即戦力となる人材だ」と感じてもらうことができます。
<例文>
Last year, (具体的な事例) a problem regarding ○○ occurred in the settlement business.
(具体的に行ったことを説明)I investigated the cause、then I found out that the skills of my colleagues and their job requirements did not match. I tried to improve efficiency by assigning work that matched their qualities and strengths. I judged my subordinates by their daily working styles and achievements, and by talking directly with them.
※和訳
昨年、(具体的な事例)決算業務で○○に問題がありました。
(具体的に行ったことを説明)原因の究明を行ったところ、作業員の能力と作業内容が合っていないことがわかりました。私は後輩の資質を活かした業務の割り当てにより効率化を図りました。彼らの資質の判断は、日々の働き方や実績、そして、直接彼らと話をすることで行いました。
応募ポジションでどのように働いていくのか
入社後、そして将来どのように働き活躍していくのかを具体的にすることが重要です。
企業や応募ポジションでの事業計画などを頭に入れて、入社後どのように働いていくのかを具体的に伝えることで、面接官に「将来性のある人物だ」という印象を与えることができます。
<例文>
When I join your company as an accounting manager, I would like to (活かしたい能力 ) use my problem-solving skills to (具体的な業務)○○. Also, I would like to (具体的に行いたいことを説明)manage my subordinates by making use of my listening skills.
※和訳
アカウントマネジャーとして貴社に入社したら、私は、(活かしたい能力)問題解決能力を、貴社の(具体的な業務)○○に活かしていきます。また、(具体的に行いたいことを説明)傾聴力を活かして部下のマネジメントを行っていきたいです。
1分半から2分程度にまとめる
英語面接で上手くいく自己紹介ポイント1から3を、1分半から2分程度にまとめましょう。
短すぎる自己紹介は具体性に欠けてしまいます。
また、長すぎる自己紹介は、面接官に内容をしっかり伝えることができません。
面接官が気になる部分、もっと知りたい部分は、質問してくれますので、その際にしっかりとアピールしましょう。
英語面接対策は転職エージェントを利用しよう
自己紹介は、自分自身を最大限アピールできるチャンスです。
自分自身をしっかりと理解してもらい、会社や応募ポジションで即戦力となり、将来的にも必要な人材だと面接官に印象付けられる自己紹介を準備しましょう。
- 日本語であれば大丈夫だけど、英語だと自信がない
- 何をアピールしたらいいのかわからない
- 応募企業や会社とマッチしている自己紹介なのか不安
などという方もいると思います。
英語面接の自己紹介で上手くいくために、転職エージェントを利用することをおすすめします。
The Beyond Borderは、海外経験者、帰国子女、ハーフ専門の転職エージェントとして、国内だけでなく、海外で活躍したいという多くの方のサポートをしてきています。
これまで英語面接の自己紹介の作り方はもちろんですが、英語面接のポイントなどの相談にも対応してきています。
ビヨンドボーダーのプロのカウンセラーは全員海外経験者ですので、英語面接に対して的確なアドバイスができます。
また、海外経験者、帰国子女、ハーフ特有の悩みを理解し共感でき、そういった皆さんのご自身では気づかない何が強みになるのか、どんな企業が向いているのかなどにも的確なアドバイスができます。
英語面接を控えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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