面接での自己紹介:2回目の転職を成功させるためのポイントとは?
転職の面接での自己紹介は単なる紹介ではなく、自分をアピールする場です。
採用担当者は、「これまでどのような仕事をしてきたのか」「なぜ転職を考えたのか」「入社して即戦力になる人材か」を確認しています。
転職が2回目の場合は、前回の転職時とは異なるアプローチをすることで、採用担当者に良い印象を与えることができます。
当記事では、2回目の転職での自己紹介のポイントや注意点を解説していきます。
目次
転職2回目の自己紹介3つのポイント
転職2回目の場合、
- 各職での成果やスキルを具体的にする
- 転職理由を具体的にする
- 今回の転職で目指すキャリアや成長を明確にする
という、3つのポイントを意識して自己紹介を行うとよいでしょう。
各職での成果やスキルを具体的にする
各職での成果やスキルを具体的にすることは、自己紹介のポイントのひとつになります。
前職、前々職ではどのような仕事をしてきたのかを整理しましょう。どのような部署・ポジションでどのような仕事に携わってきたのか、その中でどのような成果をあげてきたのかを具体的にすることが大切です。
転職理由を具体的にする
転職理由を具体的にすることも大切なポイントです。
前々職から前職への転職理由、そして今回転職を考えている理由を具体的にしましょう。
ただし、「会社の人間関係がイヤだ」「給料や休みが少ない」などネガティブな理由は避けるようにしてください。
転職理由が曖昧だったり、ネガティブな理由だったりすると、採用担当者に「目的なく転職をしている」「前職を辞めたいだけなのでは?」という想像をさせてしまいます。
前々職から前職へなぜ転職したのか、今回なぜ転職を考えたのか、自身のキャリアの中から理由を具体的にしましょう。
今回の転職で目指すキャリアや成長を明確にする
3つめのポイントは今回の転職で目指すキャリアや成長を明確にすることです。
ポイント1、ポイント2から、共通項やキャリアステップを考えましょう。
そして、今回転職することで、前職・前々職の経験やキャリアを活かし、入社後どのように仕事をしていくのか将来を明確にすることが大切です。
自己紹介の構成例
自己紹介は時系列に従って構成していくことで、採用担当者にこれまでの経歴をイメージしてもらいやすくなります。
例えば、
- 現在の状況と経歴の流れ
- 前々職での職務経験
- 前々職での成果やスキル
- 前々職から前職への転職理由
- 前職での職務経験
- 前職での成果やスキル
- 前職から今回応募する会社への転職理由
- 今回応募する会社やポジションで目指すキャリアや成長
というように、1から8の順に、時系列に沿って自己紹介を構成するとよいでしょう。
また、自己紹介では、繰り返し転職をしていることで、採用担当者にネガティブな印象を与えないよう注意する必要があります。
そのためにも、
- 転職回数が多くなることに対する不安を払拭できるように説明する
- 転職理由に給与や労働環境の不満をあげない
- 前職に対する否定的な発言は避ける
といったことを意識して自己紹介を作成することが重要です。
転職回数が多くなることに対する採用担当者の不安を払拭するには、
- これまでのキャリアと応募企業やポジションの共通項
- 明確なキャリアビジョン
- 入社後の具体的な目標
などを伝えることが大切になります。
自己紹介の構成例に沿った具体例
前項で紹介した自己紹介の構成例1から8に沿った、自己紹介の具体例を記載していきます。
現在の状況と経歴の流れ
現職でどのような仕事をしているのか簡単に説明します。
例:「現在は〇〇企業で〇〇職に従事しており、これまでに1度転職を経験しています。」
前々職での職務経験
前々職でどのような仕事をしていたのかを伝えましょう。
例:「前々職では、○○の営業職として新規顧客開拓や既存顧客との強い関係構築に力を入れていました。」
前々職での成果やスキル
前々職で行った仕事とその成果について具体的に述べます。
例:「新規顧客開拓の際、○○を行うことで獲得数を挙げることに尽力し、入社1年後からは新規顧客獲得数で毎月トップ3に入る成果を上げてきました。新規顧客開拓をする中で、顧客の課題を具体化する○○力と解決のために最適な提案をする○○スキルを身につけました。」
前々職から前職への転職理由
前々職から前職への転職理由を具体的に伝えます。その際、前職での経験や身につけたものを活かしたいなど、ステップアップのための転職だと面接官に伝えることが重要です。
例:「前々職の新規顧客開発をする中身につけた○○力と○○スキルを活かし、企業の問題解決に尽力したいと考えるようになり、ソリューション分野で活躍できる前職へと転職を決断しました。」
前職での職務経験
前職で行った仕事について紹介しましょう。
例:「前職では、ソリューション事業部で取引先企業へ顧客獲得システムの提案を行っていました。また、新規顧客開発のプロジェクトにソリューション事業部のチームリーダーとして携わりました。」
前職での成果やスキル
例:「新規顧客開発のプロジェクトでは、ソリューション事業部で得た顧客獲得のための○○知識を活かし、自社の新規顧客獲得率を向上させることに成功しました。また、チームリーダーとしてプロジェクトに関わる中で、チーム内をまとめるマネージメント力や他部署間とスムーズな意思疎通を図るコミュニケーション力を磨くことができました。」
前職から今回応募する会社への転職理由
これまでの経験や身につけたスキルなどを踏まえ、「なぜこの会社なのか」「なぜこのポジションなのか」具体的に伝えることが大切です。
例:「御社であれば、私の○○という成長になり、これまでの経験と身につけてきた○○力や○○力を活かすことができ、また御社の○○に貢献できると思い転職を考えました。」
今回応募する会社やポジションで目指すキャリアや成長
今回応募する会社への転職理由を元に、具体的に入社して何をしていくのかを伝えましょう。
例:「御社に入社したら、○○事業部で○○としてコミュニケーション力を活かして部内のマネージメントに力を入れ、私の○○力や○○力を活かして、御社の主要事業である○○ソリューション携わり、○○していきます。」
2回目の転職を成功させるために転職エージェントを利用しよう
転職2回目の自己紹介を成功させるためには、事前に自己分析を行い、自身の強みや経験を理解しておくことが大切です。
面接時には、自信を持って自己紹介を行い、志望企業に対して自分の価値を伝えることが求められます。
自己紹介で採用担当者に「即戦力になる人材だ」と印象づけることができれば、面接での評価も高まり、次のステップへ進むチャンスが広がります。
採用担当者に好印象を持ってもらうためにも、自己紹介作りには転職エージェントを利用することをおすすめします。
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