【スタッフブログ】強みと弱みって?~カウンセラー黒須~
みなさん、こんにちは!
カウンセラーの黒須です。
みなさん暑くなって来ましたね!海にたくさん行きたい黒須です。
さて今回は意外と多くの人が知らない自分自身の「強みと弱み」についてお話しさせていただきます。
よく面接で質問される中の一つ、「強みと弱み」。
皆さんの強みと弱みはなんですか?
1分ほど考えてみてください!
どうですか?考えられましたか?
せめて一つか二つはどちらもすぐに応えられるようにしておきましょう!
さて、この質問って面接官は何を聞きたいかわかりますか?
結論から言うと、この答えは企業によって変える必要があります。
なぜならば、企業がこの質問をする理由は、
強み:この人の強い部分がうちで必要なスキルかどうかを知るため
弱み:どんな弱さがあって、それを克服するためにどのような事を行ってきたのか。その問題解決能力がうちで必要なスキルなのか。
これを確かめるために質問します。
では、まずは強みのポイントを共有します。
答え方は、「抽象的➡︎具体的」+「問題➡︎実行➡︎結果」この方法で答える事をお勧めします。
例えば、あなたの強みはコミュニケーション能力だとします。
もちろん、一番ダメな例は、
「私の強みはコミュニケーション能力です。(以上)」
(新卒の方であるあるなやつです)
これではなく、上の例に則ってやってみましょう。
(抽象的)
「私の強みはコミュニケーション能力です。」
⬇︎
(具体的)
「チームを盛り上げたり、お客様と仲良くなるのは得意です。」
+
(問題)
「以前の私のチームは私が入社した時は、朝入社して来ても特に挨拶はせずに、皆各々のタイミングで席に座るだけでした。」
⬇︎
(実行)
「ただ私はそれが嫌で、とにかく毎日明るく挨拶をしました。同じ部署の人のみでなく、社員の方には皆に挨拶をしました。
⬇︎
(結果)
ふと気がついた時には、同じ部署の人同士が私がいない場所でも朝に挨拶をしたり、ほかの部署同士の人も挨拶をするようになりました。」
このように、具体的にどんなケースがあって、どんな結果を出したからあなたにとってそれが強みなのかをわかりやすく説明する事で面接官の方もあなたの人柄をイメージしやすくなるはずです。
ただ一点、注意していただきたいのは前にも説明したように、企業に合わせて回答内容を変える必要はあります。
上記の例は、基本的にはどんな場面でも使えますが、コミュニケーション能力の必要のない仕事で例えば翻訳やプログラミング等では必要でないケースが多いです。
※コミュニケーション能力が必要ないのではなく、ほかにアピールするものがあると言う事です。
また例えば、通訳の仕事で、「私のスキルは英語力です。」と答えるバカな人がいますが、通訳を応募している段階で英語が話せるに決まってます。
ほかの候補者も同様に英語は喋れますので、この場合での強みには全くなりません。
これは意外と多くの場合に意外と当てはまり、例えば応募要項に「海外とやりとりができるビジネスレベルの英語力」が必要な営業ポジションでも同じです。これも同様、面接にきている人は皆英語が話せないと、そもそも面接に来れず書類選考で落とされます。なのでこの場合でも強みは英語です。はおかしいです。
次に弱みのポイントですが、何と言っても問題解決能力をいかに具体的に話せるかがポイントです。
もちろん一番ダメな例は、自分の弱みをただ伝えると言う事です。
「自分の弱みは、一つのことに集中してしまうと周りが見えなくなってしまうことです。(以上)」
そんな人いたらチームプレーが必要なポジションだったら嫌ですよね。。。
そうではなくて、自分の弱み(課題点)➡︎改善方法を説明してください。
例えば、
自分の弱み(課題点)
「自分の弱みは、一つのことに集中してしまうと周りが見えなくなってしまうことです。」
⬇︎
改善方法
「常に余裕を持って行動する事を心がけ、また周りの人にもうまく助けをもらってチームプレーを意識するようにしております。」
また+αを狙うのであれば、さらにここで具体的なエピソードを入れましょう。
例えば、
「営業マンとして締め日がギリギリのために業務を一人で抱え込んでしまいがちな私ですが、先日これではいけないと思い、後輩に投げれるところは投げて、自分がやるべき事をやりました。その結果、締め日に間に合うことができました。また更に信頼して後輩に仕事を投げた後は、後輩の力量が上がっていたことに気づき、より信頼できるパートナーに慣れた気がします」
など具体的なエピソードがあると良いでしょう。
さあ少し長くなってしまいましたが、強みと弱みのポイントわかりましたか?わからない場合は是非聞いて下さい。
黒須