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【TOEICと英検1級、転職に有利な英語の資格はどちら?】英検1級について徹底解説!

更新日:2025.12.21

『転職に向けて英検1級も取ったけど、TOEIC900点とどちらの方が転職に有利かな?』

『これから資格を取るなら、英検1級とTOEIC900点、どちらがいいんだろう』

 

英語力を活かした転職と言えばTOEICのスコアを気にされる方が多い半面、日本の英語教育では、昔からまず英検の取得が推奨されてきました。

実際にこれから転職に向けて資格を取るなら英検1級を目指すのは有利になるのか?

TOEICとの違いも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

英検1級の詳細

英検1級は受験しても合格率がかなり低く、受験者数の10%程度の合格率と言われています。

その合格率が低い理由として、1級は「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」の4つすべてが求められるので、非常に多くの単語を知らないと聞き取りもできないからです。

ちなみに、一次試験は筆記とリスニング、二次試験には面接がありますが、筆記試験は100分で英作文は記述式とマーク式です。

二次試験では、日本人とネイティブスピーカーの面接官で約10分の面接を行います。

与えられた5つの話題から1つを選んで約2分間スピーチを行い、スピーチの内容に関して面接官から質問され、それに答える形式です。

1級の二次試験では社会性の強い話題が多く、科学や芸術、経済などに対して意見を伝えられるかどうかも重要になります。

 

英検1級とTOEIC900点の比較

日本で有名な英語の試験と言えば英検やTOEICが挙げられるので、転職時に英検1級やTOEIC900点以上を持っていれば有利になります。

合格率のちがい

それでは実際のところ、英検1級とTOEIC900点の合格率はどのくらい違いがあるのでしょうか?

 

英検1級合格率:受験者数の10%以下(2016年以前のデータ)

※2016年以降は合格率データの公表なし

 

TOEIC900点以上合格率:約4%

どちらも合格率が非常に低いことが分かっていただけると思います。

ただし、TOEIC L&Rテストにはライティングとスピーキングがなく、英検1級と完全に比較は出来ませんが、技能が求められる英検1級の方が実際は難しいと言われています。

 難易度

それでは、どうして英検1級の方が実際は難しいと言われているのでしょうか。

それは、英検1級は求められる語彙力がTOEICよりも幅広いためです。この2つの試験をよく知っている人事担当者であれば、資格欄に英検1級と記載があるとTOEIC900点よりも高く評価する可能性が高いです。

高度な英語力を求められる仕事への転職を考えているのであれば、TOEIC900点よりも英検1級の方が有利だと言えそうです。

 

英検1級は転職に有利?

それでは、英検1級を取得するとどれだけ転職に有利になるのでしょうか?

英検1級は年収アップにも

英検1級は転職だけでなく、年収アップにもつながるケースもあります。企業によっては英検1級合格者に毎月資格手当を支給しているところもあります。

国内では英検の認知度が高い

英検1級が転職で有利になる理由は、国内での認知度の高さも挙げられます。 

英検は、中学校や高校でも受験を推奨しているので、英語系の資格の中ではTOEICやTOEFLと同じくらい認知度が高いです。中でも1級を取得すると、採用担当者に英語力の高さを伝えられます。

海外での就職も視野に入れられる

英検1級に合格するには、ライティングとリスニングだけでなく、面接形式のスピーキングテストも合格する必要があり、語彙力も幅広く問われます。

そのため、海外で就職する際に英検1級自体をアピールできなくても、英検1級レベルの英語の実力をアピール出来れば、海外での就職も十分に可能でしょう。

 

英検1級の英語力が活かせる業界

それでは高い英語力を活かせる業界は、どのような業界があるのでしょうか?

観光業界

国内外で顧客へのさまざまな体験を企画する旅行会社は、ツアーへの同行や、ホテルや観光地の視察を行うなど海外とのやりとりも多数あります。

また、海外に支店がある旅行会社であれば現地で働くチャンスもあるので、英語力の高さを活かせるでしょう。

ホテル業界

国内だけでなく海外からの観光客が多く利用するホテル業界も、英検1級の高い英語力を活かせる業界の1つです。

特に顧客と接する機会が多いホテルのスタッフは、外国人観光客にも満足してもらえるように英語での接客も求められるため、英語力を活かすのにぴったりな業界といえます。

教育業界

英語を教える職業を希望する人は、英語での教育現場は天職でしょう。幼児から大人まで幅広い年齢を対象に英語のレッスンを行う仕事であれば、英検1級のスキルを存分に発揮できます。

また、レッスンで使うテキストの企画や開発など、教育業界でも英語を活かせるチャンスは多いでしょう。

航空業界

飛行機で世界各国へ移動したり、外国人観光客を受け入れる仕事が多く、英語を使用する機会が多い業界です。

特に国際空港や国際線で働く場合は、外国人観光客へ英語で案内をしたり、さまざまな場面での英語の使用が多くなるでしょう。

総合商社

身近な食料品から石油や天然ガスなどの資源、金融、宇宙開発まで、さまざまな取引の仲介をする役割をする業界です。

販路拡大や新しいネットワーク作りなど国際的なプロジェクトも多く手掛けているため、英語力が高ければ高いほど就活に有利であるといえます。

まとめ 英検1級の英語力を活かして転職したい時は転職エージェントに相談してみよう

ここまで、転職する時に英検1級の取得がどれだけ有利なのか、TOEICとの違いやその英語力を活かせる業界などについてお伝えしてきました。

 

転職と言えばTOEICのスコアを目安にされる方も、英検1級を取得しておくとどれだけ英語力がアピールできるか、分かっていただけたのではないでしょうか。

そこで今後英検1級の英語力を活かした職種に転職を考えている方は、ぜひ転職エージェントを利用してサポートしてもらうのがおすすめです。

 とくに海外経験者へおすすめは、転職エージェント「The Beyond Border(ビヨンドボーダー)」です。

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