【事例つき】留学経験者の異業種への転職は難しいのか?成功のための3つのポイント!
こんにちは、海外留学経験者専門の転職エージェントBeyond Border広報部です。
今回お届けする留学経験者のための転職ノウハウは、「異業種への転職活動を始めるにあたってのポイント」についてです。
転職を行う際には、
- 今後のキャリアや仕事内容
- 新しい職場での人間関係
- 現在の職場の人との関係性
さらに、それが異業種となると
「今までのキャリアが役に立たないのではないか?」
「受け入れてくれるところは無いのではないか?」
など、不安が更に大きくなるかと思います。
今回は、そんな異業種への転職を考え始めた方に
- 異業種への転職は実際に難しいのか?
- 異業種への転職を始めるにあたってのポイント
についてご紹介します。
目次
異業種への転職は難しいのか?
採用にするにあたり、企業としてはやはり
- 経験者、即戦力など自社にとって採用するメリットがあるか?
- この人物は長く働いてくれるのかどうか?
という点を重視して見ています。
これらの点において、異業種からの転職である場合、
- 同業種の経験がない
- 飽きっぽい性格であるのではないか
- すぐに辞めてしまうかもしれない
などについては、「採用するとリスクがありえる」という視点から、企業側としては厳しい視点を持っている場合も多くあります。
以下では、「異業種に転職したい!」という方のために、過去の経験者の声を加味して3つのポイントでお伝えしたいと思います。
異業種への転職を始めるにあたっての3つのポイント
ポイント1:心構え
異業種へ転職するとなると、これまで積み上げてきたキャリアとは全く異なる分野で勝負することになります。
そのため、これまでの功績をアピールすることも大事ですが、異業種の場合、これまでの事が評価されにくいのので、少し考え方を変える必要があります。
- 異業種へ転職活動を行う際は
- キャリアがゼロになる覚悟を持つこと
- 肩書きを持つことにこだわらないこと
これらを意識するようにしましょう。
ポイント2:仕事における自分の軸を考える
- 今までの実績
- その実績が、転職先の企業にどのようなメリットを生み出す事ができるか?
この2つは同業種、異業種に関わらず、転職する際には、必ず考えなければいけません。
また、それに加えて、異業種への転職の場合には、
「なぜ、異業種に転職するのか?」
これを説明できなければいけません。
企業が納得できるようなきちんとした理由が説明できるように、過去の経験者やプロのカウンセラーさんたちと話しあってしっかりと対策しておきましょう。
- 異業種への転職に重要な自分の軸
我々Beyond Borderが「なぜ、異業種に転職するのか?」を説明する際に大切にしているのが、「仕事における自分の軸」です。
- 今までのキャリアでの「仕事における自分の軸」と「軸の一貫性」があるか
- そして、その「仕事における自分の軸」が転職先企業に沿っているか
この2つを明確にする事で、転職先した後に、「自分の希望にそぐわない」「やりたい仕事ではなかった」という仕事内容での不一致を無くす事ができる事が多くあります。
さらに、「仕事における自分の軸」を面接で説明出来る事で、
- 飽きっぽい性格であるのではないか
- すぐに辞めてしまうかもしれない
といった企業側の懸念を、クリアにして採用の可能性を上げる事につなげていきましょう。
ポイント3:現在の職場での環境作り
転職した後、現在の会社に残った仲間や同僚は、異業種に挑戦するあなたにとって、最高のサポーターです。
また、業種によってはお客様になる可能性もあります。
最高のサポーターになってもらうために必要な事が2つあります。
1つは、準備期間を設けて、現在の仕事をしっかりと引き継ぐ事。
これは当たり前の事ではあるのですが、この当たり前が出来ていないと「仕事を放棄して出ていった人」というイメージになってしまいます。
そして、もう一つ。
自分が何に興味を持ちどんな活動を今後していきたいかを周りに伝える事です。
あなたも、夢や目標を持っている行動している人を応援したくなった事とはありませんか?
周りの同僚たちに、想いや夢を素直に伝える事で、自然と長くよい関係が築ける事もよくあります。
※ただし、転職活動前ですと、噂が広まってしまうのが不安という事もあるので、伝えるタイミングなどはしっかりと見定めましょう。
外資系の金融機関からNPOへ転職した人の例
最後に事例を紹介したいと思います。
先日、外資系の金融機関からNPOへ転職された方からお話きかせて頂いたのですが、彼女は異業種への転職だったにも関わらず、スムーズに転職の手続きを済ませることが出来ました。
実際にどのようにしたのか?
彼女は金融機関に勤めながら、プライベートでは
- 有給休暇を伸ばしてもらい学生時代にボランティアを経験した国へ行く
- 休日や仕事後にNPO団体でのボランティアを行う
といった経験を積んでいました。
そして、このようなプライベートに行ったボランティア活動での出来事を日頃から同僚に話をしていました。
それにより、
- 同僚からの自分の活動への理解
- 自分がNPOへの転職することへの理解
が生まれ、実際に転職する時に応援してもらえる土壌を作る事ができました。
近日公開予定『外資系金融からNPOに転職インタビュー』
- まとめ
この記事を読んで頂けているという事は、海外留学経験者なのかと思います。
海外留学経験は、見せ方をきちんとすれば、有利に働く事も多いです。
ただし、海外留学経験が有利に働くとは言っても、異業種の場合には通常の転職時に懸念される、
- 今後のキャリアや仕事内容
- 新しい職場での人間関係
- 現在の職場の人との関係性
に加えて、
「今までのキャリアが役に立たないのではないか?」
「受け入れてくれるところは無いのではないか?」
といった不安が生じます。
そのため、これから異業種への転職を検討される方は、
- 異業種へ転職する心構えをする
- 仕事における自分の軸を検討
- 現在の職場環境つくり
を行う事で、スムーズな異業種への転職を実現させていただければと思います。
留学経験者の場合は、過去の経験も武器になるので、ぜひあなたの新しい挑戦への足がかりにしてみてくださいね!