留学・海外就業経験者、帰国子女、ハーフ専門の転職エージェント

MENU
CLOSE

海外経験者が失敗しやすい海外経験アピール例

更新日:2021.1.10

海外経験者はほとんどの場合、転職の面接などでその経験についての質問がされます。

海外経験を聞かれたら、自分をアピールするチャンスです。

ところが、この質問で面接官に良い印象を与えられずチャンスを無駄にしてしまう方がいます。
これは、海外経験の何について質問されているのかその意図を理解していないことが原因のひとつです。

今回は、海外経験についての質問は「いったい何を聞かれているのか」その意図と、「海外経験者が失敗しやすい海外経験アピール例」についてお話しします。

 

海外経験についての質問では何を聞かれているの?

 

転職の面接では、海外経験がある方に対して、その経験についての質問をされることがよくあります。

  • 海外はどうでしたか
  • なぜ海外に行こうと思ったのですか
  • 海外でどのようなことをされていたのですか
  • なぜ日本で転職活動をするのですか

など、質問の仕方はいろいろです。

 

海外経験についての質問から、面接官が聞きたいと思っていることには大きく2つのことがあります。

  1. 応募者の人物像
  2. 募集ポジションで活かせるものか

 

1.応募者の人物像

面接官がどのような人物かイメージできるように、具体的に海外経験を伝えることが大切です。

  • どのような経験をしてきたのか
  • 何を学んだり身につけたりしてきたのか
  • 自分のどのようなスキルや能力が活かされたのか

など、ものごとにどう取り組んでいくかがわかるエピソードは、面接官がイメージしやすくなります。

また、留学経験者(特に大学、大学院留学をした方)は、アカデミックな内容になりがちです。

しかし本当にそれが企業または面接官が知りたいことなのかは、年齢・求人案件によって異なります。
状況を鑑みながら、アカデミックな内容から派生して海外経験中に培ったスキルや能力をアピールしましょう。

 

2.応募ポジションで活かせるものか

仕事に直接活かせる海外経験のエピソードがあれば、面接官はイメージしやすくなります。

直接活かせるものでない場合でも、「海外経験で身につけたもの」「海外経験に活かされたスキルや能力」をエピソードと共に伝え、それらを入社後に仕事でどう活かすかを併せて伝えましょう。

 

海外経験アピールの失敗例

 

転職の面接の際、「海外経験について」はよく聞かれる質問のひとつです。

限られた面接時間の中で自分をアピールするチャンスですが、的外れの回答や自己満足の回答をして、失敗してしまうケースが少なくありません。

それではここで、代表的な失敗例を2つ紹介します。

海外経験そのものをアピール

「海外の大学でプログラミングを学び卒業しました」

「様々な国籍の人と学ぶ中で、多くの価値観に触れることで考え方が柔軟になりました」

「海外赴任をし、現地スタッフをマネジメントや、現地企業と共同プロジェクトを進めてきました」

このような回答では、海外経験をしたということしか伝わりません。
具体的にどのような経験をしてきたのか、その経験が入社後にどう活かせるのかを伝えることが重要です。

例)

「海外の大学でプログラミングを専攻していました。プログラミンの中でもJavaScriptと最新の○○を中心に学んできました。また、在学中に、インターンシップに参加し、○○の開発に携わり、~を行いました。御社のゲーム開発の主要言語であるJavaScriptに関しては、前職で~しておりますので、即戦力として仕事に携われると考えています。また、御社の事業計画の~には、大学で学んだ最新の○○を~というように活かすことができるとも考えております。」

 

質問の意図から外れてしまう

面接官から「海外経験について話して下さい」と質問されればよいのですが、

「海外はどうでしたか」

「なんで海外に行ったのですか」

「海外の○○じゃ大変でしょう」

などと質問されると、面接官の意図している「どのような人物像か」「募集ポジションで活かせる経験か」というものから外れた回答になってしまう例があります。

「海外大学は卒業するのが大変でしょう?」と聞かれて、「大変でした。課題やレポートの量も多く、遊ぶ暇もなく勉強していました。」と大変だったことだけを回答してしまう方がいます。

この質問では、多くの面接官が、目標達成のためにどのように行動する人物かを知りたいと考えています。
具体的な行動や工夫、仕事ではどう活かせるのかもあわせて伝えることが大切です。

 

海外経験アピールのために大切な棚卸し

 

海外経験についての質問は、「どのような経験をしてきたのですか」と直接的な質問でされるとは限りません。
どのような形で質問されても、しっかりと自分をアピールできる回答を準備しましょう。

そのために大切なことは、海外経験の棚卸しです。

  • 海外でどのような経験をしたのか
  • 具体的にどのような行動、工夫などを行ったのか
  • 活かされた自分のスキルや能力などは何か
  • 経験で何を身につけてきたのか

できる限り多くのものを具体的に棚卸ししていきましょう。

そして、応募企業やポジションで活かせるものは何かを具体的に考えていくことが重要になります。

 

海外経験アピール作りには転職エージェント利用がおすすめ

 

海外経験は、転職の際に大きなアピールのひとつになります。

しかし、事前準備が不足していたり、質問の意図を理解していなかったりすると、面接官にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

面接官に良い印象を与えるためにも、転職エージェントを利用することをおすすめします。

 

転職活動をしながらの、海外経験の棚卸しなどの事前準備は大変です。転職エージェントを利用することで、事前準備のアドバイスをもらえるだけでなく、自分では気づかないアピールになる海外経験エピソードを見つけてもらえる可能性もあります。

転職エージェントのプロのカウンセラーであれば、企業が求めているのはどのような海外経験なのかなど熟知していますので、ぜひ相談してみましょう。

 

Beyond Borderは「海外経験者、帰国子女、ハーフ専門の転職エージェント」として、海外経験をされた方のサポートをしていま

企業が求めている人物像に合わせた、海外経験アピールのアドバイスをはじめ、面接でのアピール方法、書類作成や転職活動の進め方など、キャリアに関するどんなことでも経験豊富な専門カウンセラーがお答えします。
どうぞお気軽にご相談ください。

ウェブサイトから簡単に無料カウンセリングの予約ができます。
詳しくはこちらをご覧ください。

無料・簡単相談受付ページ

「帰国前から相談したい」「国内で転職するか悩んでいる」という方でも、現地からSkype面談が可能です。

すぐに相談したい、まずは話をしてみたいという方にはお電話での問い合わせも受け付けています。
【お問い合わせ 03-5050-2488】