留学経験者必見!転職時の自己分析で絶対に抑えておきたい3つのポイント
こんにちは、海外留学経験者専門の転職エージェントBeyond Border広報部です。
「自分はどのような人間で、どのような仕事をしたいのか?」
皆さんも就活の際にこのような事を考えて、自己分析をされた経験をお持ちではないでしょうか?
自分が求めるものを明確にする事は、就活時に限らず、転職をする時にもとても大切で、また仕事の経験を積んでいる分、就活時の自己分析よりも、より精度の高いものになります。
ただ、多くの方に転職に関するご相談をいただくと、なかなか「自己分析がうまくできません・・・」「よけい悩んでしまいました。。」という方が少なくありません。
新卒の頃と比べ、仕事の事がわかってきた分、「自分の価値観も大きく変わっている」という事も原因の一つですが、留学経験者の場合、「海外で日本とは違う一風変わった別の価値観」を経験しているだけに、その傾向は強いのかもしれません。
ですが、自己分析を中途半端にしてしまうと、理想の自分から違った人生を歩んでしまうかもしれません。
「自己分析をちゃんとしきって、いい転職をしたい!(人生を歩みたい!)」。
今回は、そんな留学経験者のために、転職時の自己分析で必ず抑えておきたいポイントを3つに絞ってお届けします。
目次
1.まずは自分の求めているものを明確に。未来の自分から逆算する!
「サイトオープン記念セミナー外資系転職経験者3名が語る、自分らしい仕事を見つける転職法」中の様子。転職カウンセラーの黒須が自己分析について説明中。
ありきたりな話かもしれませんが、これが一番大切です!
2、3年後の未来でも大丈夫ですので、まずは
- 自分が何を求めているのか?
- 自分の理想の未来は何か?
を紙に書くなどして考えてみてください。
例えば、自分は2020年には、
- アメリカで外国人に囲まれて働いていて
- 年収は1000万を超えている
- 公用語は英語の会社
- 結婚もしていたい
- 仕事だけでなく、プライベートも充実させたい
のように、自分に正直になって「理想の自分」について考えてみてください。(できれば日付付きで。)
この段階では、自分の限界を決める必要はありません。まずは願望でもよいので、自分の理想を追求してみてください。
ちなみに、転職時に理想の自分を考える際に、よく使われる項目は
- 年収
- ポジション
- 勤務地
- マネジメントかプレイヤーか
- 業界
- 職種
- ベンチャーか大手
- 外国語(英語)環境かどうか
- 上司、同僚
- 福利厚生
などがあります。
また、これまで転職カウンセリングでいただいたものですと
- 自分の状況や環境をがらりと変えたい
- プライベートな時間が欲しい
- 業界の将来が不安なので、30代前半のうちに将来有望な業界に入りたい
などもありました。
2.自分のスキルを使って何ができるのか?(特に英語力)
エクスペディア・ホールディングス株式会社木村一眞さん(手前)。木村さんは「転職は理想の自分との擦り合わせ」と語ってくださいました。
理想の自分が明確になったら、次は「自分のスキルを使ってどのような事ができるか?」を考えてみてください。
特に留学経験者の方ですと、「英語力」は1つの武器になります。ただし、英語をしゃべれるだけでは得意でもないのに「翻訳をやってください。」という話になってしまうので、注意が必要です。
例えば
- 英語を使って、外国人との交渉ができる(ネゴシエーション力)
- プログラミング関連の英語なら得意なので、海外の最新情報を調べて、実践する事ができる(専門分野に活かせる)
- 「小売り関連のリサーチが英語でできる」(リサーチ力)
などになります。
ある調査ですと、日本人で英語がしゃべれるのは4%、それもビジネスレベルになると1%まで落ちてしまうそうです。
ですので、「留学経験者で英語が使える」という人は、その時点で100人に1人の人材になります。
「でも、英語レベルが客観的にどの程度かは不安。。」という人は、留学前の気分に戻り、英語関連の資格試験を受けてみるのも1つの手です。
これまでの仕事経験(キャリアの棚卸し)、そして、英語力の活用法を考えてみてください。
3.なぜ、転職をしたいのかを振り返る。
理想の自分を考え、スキルの棚卸しをした後は、「なぜ自分は転職をしたいのか?」を考えてみてください。
- 留学経験を活かしたい
- 英語環境で働きたい
- 上司に正当に評価されていない
- 成績を出しているのにお給料が上がらない。
- マンネリ化している
- もっと自分の可能性を知りたい
など、何かしら、今の環境に対する変化を求めて、転職を考え始めた人は多いと思います。
ただ、理想の自分やスキルの棚卸しをした後では、「自分の求めるもの」がよりクリアになっているので、「なぜ、転職をしたいのか?」もよりクリアにし、自分の理想に対して優先順位などもつける事ができるはず!
この時に、「実は、今の会社でも、もっと実績を積んだ方が、理想の自分には近付けるのかもしれない。」という事もよくあります。
仕事探しは、理想の家探しに似ている。諦めないことや優先順位をつけることが大切!
おそらく、ここまで紹介した中で、一番大変なのが「理想の自分を考える事」、そしてそれに対して「優先順位をつけていく事」なのではないでしょうか。
仕事探しは家探しに似ていて、「理想の条件」を考えて「諦めずに一致するものを探す」「自分が一番優先している条件がそろっているものを選ぶ」など様々な選択肢があります。
もし、「どうしても悩んでしまう」という人は友達やプロの転職カウンセラーに相談して客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。
理想の自分に向けて、何が足りないのかをしっかりと考えて、あなたも理想の仕事を見つけてみましょう。
※自己分析に興味がある方は、こちらの転職ストーリーがおすすめです。