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英語を活かして旅行業界へ未経験で転職する方法

更新日:2020.6.7

英語を活かせる職業は多々ありますが、その中でも旅行業界に憧れを持っている方も多いのではないでしょうか?

旅行業界というとCAやツアーコンダクターなど華やかなイメージがありますが、もちろん旅行業界の職種は他にもあります。

今回は、英語を使って旅行業界で活躍したいと思っている業界未経験者の方に、仕事内容や転職するためのノウハウをお伝えできればと思います。

 

未経験での旅行業界転職事情

憧れの職業として人気の転職先でもある旅行業界。

旅行業界に入るための専門学校や学科があるほどですから、人気のほどが伺えます。
転職では経験者が優遇される旅行業界ですが、実は未経験も多く採用されています。それはなぜでしょうか。

理由は離職率が高いからです。

旅行業界は比較的若い方が活躍しており、平均年齢は30歳前後と言われています。
ですが、それはつまり離職する人の年齢も若いということです。

経験者だけではなかなか人材が集まらないため、若く有能な人材であれば未経験者でも採用したいと考えているのです。

華やかなイメージがどうしても先行してしまいますが、仕事量も多く、決して華やかなだけではありません。
それでも転職したいと思うには、自分に合った職種を探さなければいけません。

それでは早速、旅行業界の職種についてご紹介します。

 

英語を活かせる旅行業界の職種は?

旅行会社の職種は多岐にわたります。

よく知られているツアーコンダクターをはじめ、企画やオペレーターなどがありますが、旅行業界であっても英語力を活かす機会のない職種もあります。

たとえば、国内の旅行会社の店舗で旅行を商品として販売するカウンターという職種は、日本人顧客相手のセールスが多いことから、あまり英語を活かすことができません。

しかし、海外に支社を展開していて日本への旅行プランを提供しているような会社ですと英語力を活かすことができます。

一般的に旅行会社において英語を活かせる職種は、主に手配業務になります。

手配業務はツアーの交通手段や宿泊先を手配することが主な仕事内容です。。
旅行会社ではその都度交通手段や宿泊先をおさえるのではなく、あらかじめ年間のスケジュールを一括でおさえます。
旅行業界ではこれを仕入と呼びます。

旅行というのはどんなに事前準備をしていてもなかなか予定通り行かない事も多いですよね。
急にキャンセルが出たり、数が足らなくなったりという事はもちろん、天候や交通状況によってなど常に変更が求められます。

そこで重要なのが英語力です。

仕入は前年のツアー実績を踏まえ、先方に交渉していきます。
海外ツアーでは宿泊先も交通手段もレストランも全て英語での交渉となりますので、英語力が必要になりますし、さらに英語力の向上も期待できます。

華やかなイメージのある旅行業界の中で、手配業務というのは地味な仕事にも感じられます。
しかしお客様に楽しい旅行を提供するためにはなくてはならない大切な仕事です。

裏方の仕事でもある手配業務ですが、現地スタッフとの連携や交渉、予約などの手配はコミュニケーションが重要となります。
もちろん英語力だけではなく、コミュニケーション力も求められます。

旅行業界の中で一番英語力を活かせる職種は手配業務なのです。

 

旅行業界への転職に有利な資格

旅行業界に転職して英語力を活かすためにも、英語を多用する業務を担当する職種は何かを考える事が重要だという事がわかりました。

それでは、そもそも旅行業界に入るにはどうしたらよいのでしょうか。
英語力に関してはTOEICや英検などの資格で証明できますが、旅行業界に転職するにあたり、少しでも有利な資格がありますので、ご紹介します。

 

旅行業務取扱管理者

旅行業務取扱管理者という資格は旅行業界で唯一の国家資格です。

旅行会社は、旅行業務取扱管理者資格保持者を各営業所に配置することを法律で義務付けられています。
ですから、この資格を持っていると転職においてもかなり有利になります。

旅行業務取扱管理者には2種類あり、国内旅行業務管理者総合旅行業務取扱管理者に分けられます。

英語を活かしての転職を目指すのであれば総合国際業務取扱管理者の取得を目指すとよいでしょう。
総合国際業務取扱管理者の試験は毎年10月頃に行われ、受験料は6,500円です。
合格率は国家資格だけあって25%から35%と低めです。

総合国際業務取扱管理者 公式ホームページ:http://www.jata-net.or.jp/seminar/

 

旅行地理検定試験

「チリケン」と呼ばれる旅行地理検定試験は国内・海外に別れており、各、初・中・上級の3段階に分かれています。

試験内容は地理の問題や観光地に関する知識が問われ、級が上がるごとに問題数が増えていきます。

初級・中級に関しては、会場での受験に加えインターネットでの受験も可能となっています。
上級試験は会場受験のみになります。
公開受験の会場は全国 5 か所(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)となっていますが、
インターネット受験はいつでも、どこでも受けることができますので、おすすめです。

旅行地理検定試験 公式ホームページ:https://www.chirikentei.jp/

 

まとめ

今回は英語を活かして旅行業界へ未経験で転職するというテーマでご紹介しました。

英語力を強みに旅行業界へ転職する場合、業務内容をしっかり把握して、自分に合っている職種を確認することが重要です。

憧れだけでは志望動機になりません。
英語が武器なのであれば、英語を活かせる業務が何なのかを把握し、業務内容も理解しておく必要があります。

転職活動に入る前に資格への挑戦や英語力の向上等の準備をしっかりして、憧れの旅行業界で活躍しましょう。

しかし自分には実際にどういった職種が向いているのか、本当に未経験でも転職できるのかなど不安になる方も多いかと思います。
そんな方は専門の転職エージェントを活用してみるのはいかがでしょうか。

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