【スタッフブログ】世代を越え引き継がれる椅子〜カウンセラー山田〜
あっという間に2018年になりましたね。今年はあんまり新年感がありません。年末は仕事が「おかしいね・・・」っていうくらい忙しく、気力と暇がなくて年賀状は年越ししつつ書いてました。宿題に追われる子供のような感じで。。。
今回は、椅子のお話を。
我が家は5月に引越しをして、念願のダイニングテーブルを買いました。
ローテーブルで食事だったので、息子がちょろちょろし始めてからというもの、色々怖くて起きている間は食事が出来ませんでしたが、
やっと息子くんの手の届かないところでゆっくり食事が出来る~♪と喜んでいました。が、息子くんはあっという間に椅子に自分でよじ登れるようになり、意味はなくなりました・・・。
そもそも、自分で登れなくても、椅子に座らせろーと主張してくるので、ゆっくり食事なんて出来ませんでしたけれども。。。
そんな息子くんの椅子、最近はおしゃれでカラフルなものがいっぱい。おしゃれでカラフルなものは高いんですけど、「だって必要だもん」ということでウキウキと物色していたところ、私の母より「あなたが小さい頃に使っていた椅子、持って行ってもいいわよ?」とオファーが。
なんと。いいのですか。
そのイスは、私が子供の頃、父が買ってくれたものです。もう40年近く前のものです。
4歳で父を亡くした私にとっては、形見でもあります。
私が使わなくなってからは、私の従姉弟が使い、彼等も使わなくなったのを、戻してもらってずっと実家にありました。植木が乗っていたり(笑)、荷物が乗っていたりしてましたが、台所の風景の一部です。
ブランドものでもないですし、別になんてことのない椅子なのですが、子供の頃、私はこの椅子が大好きだったことを覚えています。
それを持って行っていいというのであれば、もちろん!と我が家に持ってきました。
息子には、特になにも言ってないのですが、そのイスを持って帰って来た日から、ごはんだよ~と呼ぶと、自然とそのイスに座るようになりました。不思議です。
イス気に入った?と聞くと、うん、と。まぁ、なんでも「うん」と言うので、本当に気に入ったのかは分かりませんが(笑)
今は毎日、そのイスで食事を食べています。自分が使った椅子を、まさか自分の子供が使うことになるとは思わなかったので、感慨深いです。
そして、我が家にはリビングスペースにもう一つ椅子が。これは、母の会社の社長さんが、仕事の合間に母にねだられて作ってくれたものです。
これまた息子が気に入りまして、テレビの前において、おやつ席となっています(笑)
この社長さんには、今までにもいろいろ作ってもらっているのですが、息子が生まれた時にはベビーベッドを、そしておやつイス。ちょっと成長したバージョンのおやつイス。そしてこの前、洗面台で手を洗う用のステップをねだって、出来たよ~って連絡が来たところです。
毎年バレンタインにはチョコで餌付けをしてきた甲斐がありました(笑)
父が買ってくれた椅子もそうですが、この手作り椅子も、大事に使って、息子が使わなくなってからも取っておこうかな・・・もしかしたら息子の子供が・・・なんて、考えています。気が早すぎるったらないですが。
でも、こうやって世代を超えて使えるものっていいですね。
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このブログを書いた人
Beyond Border 転職カウンセラー
山田恵(やまだめぐみ)
1977年千葉県生まれ。NYの大学在籍中に、会計士事務所でインターンを開始し、そのまま就職。日本に帰国後、ソフトウェア開発・販売の会社の経理部に就職。その後、同社ビジネスオペレイションズ部に異動。詳しく見る>>