採用される人材とは?元外資人事部長に本音を聞いてみた
川上明日香さん
幼少期をオーストラリアで過ごした後イギリスの大学院を卒業。人材派遣業を主とする外資系企業に勤務し100名以上との面接を経験したベテラン人事。
留学経験者専門の転職エージェント『Beyond Border』の転職経験者インタビュー。
今回インタビューにご協力いただいたのは、元外資ベテラン人事部長の川上明日香さんです(以下、川上さん)
インタビューでは普段知ることのできない採用のポイントを余すことなく語っていただきました!
BeyondBorder読者の皆さんの中には
「書類選考と面接では実際に何を評価しているの?」
「レジュメに何を書けばいいのか分からない…」
「書類選考や面接の正解を知りたい」
などの悩みや疑問を持つ方も多いと思います。
今回の記事では
・人事担当者だけが知っている採用の裏側
・自分にぴったりの会社に出会うためのポイント
に焦点を当てご紹介していきたいと思います。
ここでしか聞けない人事担当者の裏話…タメになる情報しかありません。
最後までぜひ読んでいってくださいね。
採用ではキャリアよりも人間性を重視!?
Q.川上さん本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
Q.まず川上さんの経歴を教えていただけますか?
はい。
人材派遣業を主とする外資系企業に人事部長として8年勤め、
今年6月に退社。現在はフリーランスとして働いています。
Q.早速本題に入りますが、ズバリ川上さんが考える
「採用したい人材」とはどのような人物でしょうか?
そうですね、絞って挙げるとすれば…
「粘り強い性格」と「利益に対する前向きな考え方」を持つ人物だと思います。
「粘り強さ」とは忍耐力とは異なり「柔軟さ」を意味します。
ダメ出しをされても前向きに客観性を持って論理的に受け入れられる人物ですね。
2つ目は「利益に対する前向きな考え方」を持っていること。
「利益を出して役に立つサービスを提供し対価はきちんと払ってもらう」という考え方を前提に持つ人物は活躍できる人材だと思います。
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