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海外転職に年齢制限はある?重要視される3つのポイント

更新日:2023.2.15

海外経験者の皆さんの中には、自身の海外経験や語学力を活かして、海外転職を考えている方もいると思います。

  • 海外転職はしたいけど、何歳までに転職したら大丈夫なのだろうか
  • 海外転職に年齢制限はないって聞いたけどほんとう?
  • 海外転職で重要視されることって何?

など、不安や疑問をお持ちではないでしょうか。

当記事の、海外転職に年齢制限があるのか、海外転職で重要視されることは何かを理解し、希望の海外転職を成功させましょう。

 

海外と日本の採用活動の違い

海外と日本の採用活動には大きな違いがあります。

まず日本で行われているポテンシャル採用(成長性を見ての採用)は、世界でも特殊なケースになります。

日本のように新卒採用という集団採用が行われるのはアジアの数カ国のみで、その他の国では通年採用が行われているところが多く、空いたポジションに即戦力を求めるというものが主流です。

海外では、新卒でも転職でも、応募ポジションですぐに活躍できる人材を求めており、日本のように採用後に丁寧な教育が行われることはあまりありません。

また、日本では終身雇用制度の考えも根強く、転職回数が多い人や数ヶ月で転職する人に対するイメージはあまり良いものではありませんが、海外での転職は、自身のキャリアやスキルアップ、給与アップのために行動する人材というポジティブなイメージになります。

 

海外転職に年齢制限がないと言われるのはなぜ?

日本と海外の採用制度の違いについて、前項で簡単に説明しましたが、海外転職に年齢制限がないと言われているのはなぜでしょうか。

日本では、近年、中途採用にも力を入れ即戦力を得るという流れも増えてきているものの、依然として若い人材を会社の戦力になるよう育成していくというシステムが主流です。

海外では、若い人材ではなく、採用後すぐに活躍してくれる人材を求めているので、応募者の年齢ではなく、実力による採用が行われています。そのため、海外転職には年齢制限はないと言われます。

 

海外就職で重視される3つのポイント

海外転職に年齢制限はありませんが、応募ポジションで即戦力となる実力が必要です。

では、海外転職ではどのような点を重視されているのか、3つのポイントを見ていきましょう。

重視されるポイント1:スキル

まず1つ目のポイントは、スキルです。

海外の企業では、入社後すぐに即戦力として働ける人材を求めているので、どのようなスキルを持っているのかは非常に重視されます。

海外では、大学などを卒業後、インターンやアルバイトをしてスキルを身につけ就職することが一般的だったり、幼少期から将来の進路を決め専門分野を学びスキルを身につけて就職したりする国があります。

このように年齢ではなく応募者のスキルが重視されるポイントとなります。

また、海外で働くには就労ビザが必要です。

各国とも就労ビザの発給には条件があり、国や職種によっては特定のスキルを求められます。

 

重視されるポイント2:経験

2つ目のポイントは、経験です。

何度もお伝えしていますが、海外転職で求められているのは、即戦力となる人材です。

故に応募ポジションで活かせる経験を持っていることも重視されます。

実務経験不問であっても、関連学部の学位を求められるなど、何かしらの経験を求められることが多いでしょう。

また、就労ビザ取得の際にも、マネジメントの経験がある人材かなど各国ごとに発給条件があります。

企業の求めていることだけでなく、就労ビザ発給の条件からも経験は重視されるポイントであり、これらの経験を身につけるには社会人経験が必要になりますので、年齢制限はないと言えるでしょう。

 

重視されるポイント3:語学力

ポイントの3つ目は語学力です。

海外就職では、語学力が重視されます。

対面の会話はもちろん、メールや電話でのやり取りもスムーズにできる語学力、職種によっては、交渉ができるレベルの語学力が求められます。

海外の日本企業に転職したとしても、多国籍の方と一緒に仕事をすることになります。

また、取引先企業や個人のお客様も現地の方になりますので、語学力は必須になります。

海外経験をお持ちの方であれば、存分にアピールできる語学力をお持ちでしょう。

 

海外転職に活かせる資格

では、海外転職に活かすことができる資格はあるのでしょうか。

海外転職でアピールできる資格をご紹介します。

 

TOEFL / IELTS

まずは、英語力のアピールになるのが「TOEFL」と「IELTS」です。

日本では、TOEICや英検も語学力のアピールになりますが、海外でこの2つは通用しません。

TOFELとIELTSは英語圏の大学や大学院に進学する際に求められるスコアで世界基準の英語テストです。

転職の際に、TOFELとIELTSのスコアを要求されることもあるので、英語圏に転職を考えている方は取っておくとよいでしょう。

 

USCPA(米国国際会計士)、BATIC(国際会計検定)

会計職での海外転職を希望されているのであれば、「米国国際会計士(USCPA)」と「国際会計検定(BATIC)」が活かせる資格です。

米国国際会計士の資格取得には国際会計基準(IFRS)についての学習もしますので、会計職には大いにアピールとなります。

会計職だけでなく、金融系、コンサルティング、経営部門などでも活かせる資格です。

ただし、取得には時間とお金がかかります。

取得後に転職を考えるのであれば、しっかりとした計画を立てることをお勧めします。

 

MBA(経営学修士

経営学修士(MBA)も、海外転職で活かせる資格です。

コンサルタント業はもちろん、金融業、財務、経理などで活かせる資格です。

日本の大学でもMBAを取得できるところはあります。

ただし、海外企業によってはどの大学院でMBAを取得したかを重視しているところもありますので、学びのアピール程度として受け取られることもあります。

 

海外転職を目指すなら転職エージェントに相談

海外転職には年齢制限はありませんが、応募者のスキルや経験が重視されますので、それらを身につける社会人経験が必要になります。

20代後半から30代前半の方であれば、それぞれの職種で身につけたスキルと経験(プロジェクトのリーダーなど)を、30代後半以降の方であれば、マネジメントのスキルや経験をプラスにした海外転職が可能になります。

社会人経験と海外経験を活かして、海外転職を成功させるには、転職エージェントを利用することをお勧めします。

転職エージェントを利用することで、自身の希望に沿った求人を紹介してもらえたり、応募書類の添削をしてもらえたりします。

なかでもおすすめなのは、The Beyond Borderです。

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