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転職の履歴書で留学経験を最大限にアピールする3つのポイント

更新日:2019.5.23

転職活動のファーストステップといえば、書類選考。厳しい競争の企業であればあるほど採用担当者は一度に何百枚もの履歴書に目を通します。採用に繋がる履歴書の書き方のポイントは「分かりやすく、簡潔に」まとめ、自分らしさが光る「ストーリー」を伝えること。履歴書の枠組みのままに留学経験をアピールしても採用担当者の印象には残りません。

今回は留学経験を最大限にアピールするために抑えておきたい履歴書の書き方の3つのコツとNG例をご紹介したいと思います。

学歴欄に留学はNG?判断基準は期間と目的

履歴書に留学や海外在住歴を書く時、どの欄に記載するのが正しいでしょうか?経歴にまとめて書く人もいるでしょうし、学歴欄に書く人もいるかもしれません。他には自己PR欄や特記欄に加える人もいるでしょう。どの欄に書くかを決める判断基準は、滞在期間とその目的です。

例えば、現地の大学に学位や資格を取るために渡航した正規留学は学歴欄に、短期のホームステイや語学留学なら自己PR欄もしくは特記欄に記載します。

この他にも帰国子女やハーフなど海外経験の種類は多岐に渡ります。どんな経験でも正しい記載ができるように、それぞれの枠の特徴とNG例のポイントを以下にまとめました。

① 採用に関係するか分からない留学経験は特記欄に

採用に直接関係するかわからない留学経験や海外在住歴は、特記欄に書きましょう。経歴や学歴欄にまとめて書いてしまうとごちゃごちゃしてしまい、アピールしたい部分がうまく伝わらないことがあります。

「書かなくてもいいかもしれないけど、書いた方がアピールに繋がりそう」と思うものは、特記欄に箇条書きですっきりとまとめましょう。

② どんな些細なことでも「強み」になるなら自己PR欄に

短期間の留学や在住歴をわざわざ履歴書に書くのは少し恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。しかし、その経験が現在の自分の強みになっていたり、考えや価値観を変えてくれるような体験をしたなら自己PR欄に書くことをおすすめします。

ただし、仕事に関係のないことを履歴書に書くのはNG。例えばインドに行って働き方の価値観が変わったという経験があったとしても、志望先の企業には関係のないことがあります。

自己PR欄に書く判断基準は相手が読んで自分を戦力だと思ってもらえるかどうか。採用後の仕事をイメージしながら自分の強みになる経験を探してみましょう。

水増しは危険!マイナス評価に繋がらない語学力のアピール方法

履歴書の資格欄にはTOEICやIELTSなど保有する言語資格を記入します。この時注意したいのは、学歴と資格のバランス。正規の留学経験があるのにスコアが著しく低いと相手に不信感を与えたり印象を悪くしてしまうことがあります。転職活動前にきちんと語学力を示せるスコアを取っておくことが最善ですが、スコアが著しく低い場合は資格欄にあえて書かない選択肢もおすすめです。

そもそも試験を受けていなかったり、スコアが低く資格欄でうまく語学力を示せない場合は、自己PR欄や特記欄に自分ができること、できないことを明確に書きましょう。語学力を評価に繋げるポイントは以下の通りです。

① ライティングとスピーキングの能力を分けて書く

語学試験のスコアだけでは、ライティングとスピーキングがどの程度できるのか、採用担当者はよく分かりません。特にマーケティングの場が海外にある企業の場合は、英語の読み書きとコミュニケーション能力が重視されることがよくあります。スコアだけではなくリアルな語学力を追記することで、スコアが低くても評価に繋げることができます。

② 帰国子女やハーフが気をつけたい日本語力

海外経験や留学をアピールする時に疎かになりがちな日本語力のアピール。日系企業の場合は特に、ビジネスの場で正確で丁寧な日本語が使えるかどうかをしっかりと評価します。

外資系や海外勤務を想定したポストならあまり神経質になる必要もないかもしれませんが、ハーフや帰国子女など海外経験があればあるほど「日本語があまりできないのではないか」と懸念されることがあります。英語などの語学力と同様に日本語の能力をきちんと示せる資格や自己PRを考えておきましょう。

留学経験に自分らしいストーリーを加えてオンリーワンの存在に

留学経験にストーリーを加えて履歴書に自分らしさを光らせましょう。転職では即戦力になる人材が採用されますが、採用担当者が重視しているのは経験や能力だけではありません。チームの仲間たちと円滑にプロジェクトを進めることができるかどうか、会社に新しい風を吹き込んでくれそうか、など個人の関心や興味を含めた人間性が見られます。

履歴書にストーリーを加える時には以下のポイントを参考にしましょう。

① 留学経験に目的と結果をプラスする

ただ殺風景に経歴を並べて書くのではなく、自分らしさを履歴書に加えるポイントは、留学経験に目的と結果をプラスすること。

例えばイギリスに交換留学で1年の経験があったとします。「イギリスのサセックス大学に1年交換留学」と書くよりも「国際協力の研究が盛んなサセックス大学に1年の交換留学を経験し、開発学を学ぶ」と書いた方が、何に興味を持ってどんな目的を達成し留学を終えたのかがよくわかります。

② 即戦力の能力と留学経験を結びつける

自己PR欄には、採用担当者が入社後の活躍をイメージしやすいように、即戦力になりうる自分の強みと留学経験をうまく結び付けて書くようにしましょう。海外の履歴書と比べて、日本の履歴書は項目がそれぞれに分かれているため、何が1番の強みなのか伝わりづらいことがあります。

自己PR欄では自分の強みと相手が求める人材がぴったりと合致するように文章を書きましょう。相手が求める人材は 中途採用の募集要項や企業採用ページから把握することができます。

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