派遣社員から正社員への転職：いつから始める？転職活動のタイミングと成功する4つのポイント
派遣社員から正社員への転職：面接で成功する転職理由3つのポイント
派遣社員から正社員への転職を考えている方も多いでしょう。
正社員への転職は、派遣社員として求職する場合とはプロセスに違いがあります。
派遣社員として求職者が派遣元や派遣先企業の担当者と行うものは「面談」になりますが、正社員としての求職者が応募企業の採用担当者と行うものは「面接」になります。
当記事では、派遣社員から正社員への転職活動のプロセスと、面接で成功する転職理由についてお話します。
目次
派遣社員から正社員へ転職する3つのメリット
派遣社員から正社員へ転職をするメリットの代表例としては、
- スキルアップとキャリアアップ
- 雇用の安定性
- 報酬アップと福利厚生の向上
の3つです。
皆さんにとっての「メリットは何か」を具体的に考えてみることで、なぜ正社員へ転職したいのかを明確にしましょう。
メリット1：スキルアップとキャリアアップ
メリットの1つ目は、派遣社員から正社員になることで、スキルアップやキャリアアップの機会や幅が広がることです。
派遣社員でもスキルアップやキャリアアップは可能ですが、正社員になることでその機会や幅が広がります。
企業によっては、正社員に対して、教育プログラムや資格取得、スキル開発の手厚い支援を行っているところもあり、自身の目指すスキルアップやキャリアアップの後押しをしてくれます。
メリット2：雇用の安定性
2つ目のメリットは、雇用の安定性が高くなることです。
派遣社員には、契約期間があり、契約を終了すると失業するリスクがあります。正社員は期間契約ではありませんので、そういったリスクはなく安定性が高くなります。
メリット3：収入アップと福利厚生の向上
メリットの3つ目は収入アップと福利厚生の向上です。
正社員に対して、毎月の給料に加えてボーナスの支給がある企業がほとんどで、年収アップが見込めます。
また、健康保険、年金、有給休暇などに加え、退職金や住宅手当、各種手当などの福利厚生も充実しています。入社後の実績や勤務期間などに応じて、昇給の可能性も高くなります。
派遣社員から正社員への転職活動のプロセス
派遣社員から正社員への転職活動の大まかなプロセスは、
- 自己分析
- 求人情報の収集
- 応募書類の準備
- 面接の準備
- 内定
の5つです。詳しく見ていきましょう。
プロセス1、自己分析
派遣社員から正社員への転職活動のプロセスの1つ目は、自己分析です。
これまでの派遣社員として働いてきた経験や実績、身につけた能力やスキルを具体的にしましょう。また、海外経験者である方であれば、海外での経験についても分析しましょう。
自分の経験や能力が仕事にどのように活かせるのかを考えることで、将来どのような業界や職種で働きたいかを具体的にすることができます。
プロセス2、求人情報の収集
プロセスの2つ目は、求人情報の収集です。
自己分析で具体的になった希望の業界や職種を元に、求人情報を収集しましょう。インターネットの求人情報やハローワークだけでなく、SNSや転職エージェントを利用したり、友人や知人に相談したりし、多くの情報を集めましょう。
プロセス3、応募書類の準備
3つ目のプロセスは、応募書類の準備です。
応募企業に指定された書類を応募企業ごとに作成しましょう。
- なぜ正社員として働きたいのか
- なぜ応募企業・ポジションなのか
- 入社したらどのような立場でどのように働いていきたいのか
応募書類の中で明確に伝わるように作成することが大切です。
そのためには、企業研究が重要になります。
企業の事業計画やビジョン、応募ポジションでの求める人物像をしっかりと把握しましょう。そして、自己分析した派遣社員としての経験や、海外での経験をどう活かしていくのかを伝えることで、採用担当者に具体的にイメージしてもらうことができます。
プロセス4、面接の準備
4つ目のプロセスは、面接の準備です。
書類選考で、採用担当者に会って話したいと思ってもらえると、面接に進むことができます。
- 面接は自身をアピールする最大のチャンスです。
- うちの会社に合っている
- 即戦力となる人材だ
と面接官に印象つけることが重要になります。
応募企業に提出した書類を元に、志望理由や活かせる能力、入社後どのように働いていくのか、しっかりと伝えられるようにしましょう。
事前に面接練習をすることをおすすめします。友人や家族に手伝ってもらったり、転職エージェントのカウンセラーにお願いしたりしましょう。1人で行う場合は、録音したものを聞き返して、自分が面接官ならどう感じるかを考えるとよいでしょう。
プロセス5、内定
プロセスの5つ目は、応募企業からの内定です。
応募企業から内定をもらったら、派遣担当者に契約更新をしない旨を伝えましょう。
派遣社員から正社員への転職、面接で成功する転職理由3つのポイント
派遣社員から正社員への転職活動の中で、面接は自身をアピールする最大のチャンスです。
面接官に、「うちの会社に合っている」「即戦力となる人材だ」と感じてもらうことが面接の成功につながります。
派遣社員から正社員への面接で成功する転職理由3つのポイントは以下の通りです。
- 転職の理由を正確に伝える
- 応募ポジションで活かせる経験や能力を具体的に伝える
- 入社後にどのように働いていきたいのかを伝える
具体的に見ていきましょう。
ポイント1、 転職の理由を正確に伝える
1つ目のポイントは、転職の理由を正確に伝えることです。
これらの質問に対して、自分が正社員として転職したい具体的な理由を伝えることが重要です。
例えば、
「派遣社員として働く中で身につけた○○のプログラマーとして、○○の開発に携わり○○がやりたいと考えております。派遣社員でも○○の開発に携わることは可能ですが、企業独自の技術である○○の部分は正社員が行う部分なので、正社員への転職を考えました。」
というように、具体的に伝えましょう。
「正社員のほうが安定しているから」、「正社員になればいろいろな手当がつくから」、「正社員なら給料がアップしていくから」など、福利厚生についての転職理由はNGです。
面接官に「うちじゃなくても福利厚生がよいところならどこでもいいのだろう」「即戦力となる人物かわからない」などという印象を与えてしまいます。
ポイント2、応募ポジションで活かせる経験や能力を具体的に伝える
ポイントの2つ目は、応募ポジションで活かせる経験や能力を具体的に伝えることです。
派遣社員としてだけでなく、海外経験者としての経験や実績、能力やスキルを、応募ポジションで具体的にどう活かしていくのかを伝えることが大切です。
例えば、
「派遣社員として○○の国内営業で、お客様の問題解決のために自社製品をおすすめする際に、○○することで○○という能力を身につけました。入社後海外営業職として、御社の事業計画である○○に携わることで、私の経験の○○が活かせると考えています。また、海外経験の○○を活かすことで、海外のお客様との○○にもつながると考えています。」
というように、経験や能力を、具体例を交えながら、応募ポジションでどう活かすのかを伝えましょう。
ポイント3、入社後にどのように働いていきたいのかを伝える
3つ目のポイントは、入社後にどのように働いていきたいのかを伝えることです。
入社してすぐ、5年後や10年後にどうなっていたいのかを伝えることで、面接官に具体的なイメージをもってもらうことができます。
例えば、
「入社後、営業職として事業計画の○○を達成するために○○していきます。そして将来、御社の経営ビジョンである○○をするためにプロジェクトのリーダーとなって○○していきたいと考えています。」
というように、応募企業、応募ポジションでだからできることを伝えるとよいでしょう。
派遣社員から正社員：面接で成功する転職理由作りは、転職エージェントを利用しよう
正社員として転職を考えた時、派遣社員として応募した時との大きな違いは「面接」です。
派遣社員から正社員への転職の面接で成功する重要なポイントは、転職理由です。面接官に、「うちの会社に合っている」「即戦力となる人材だ」と印象付けることが、成功につながります。
派遣社員として、また、海外経験者としての経験や実績、能力やスキルをしっかりと分析しましょう。
- 自分だけで分析するのは不安だ
- 分析したけどどうやってアピールするのかわからない
- うまく転職理由が作れない
と悩んでいる方は、転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントのプロのカウンセラーであれば、転職理由の作成のアドバイスをもらえるだけでなく、面接に対してのアドバイスもしてもらえます。
中でも、海外経験者におすすめなのは、The Beyond Borderです。
ビヨンドボーダーは、海外経験者、帰国子女、ハーフ専門の転職エージェントとして、国内や海外で派遣社員から正社員に転職して活躍したいという多くの方のサポートをしてきています。これまで自己分析や企業探しはもちろん、面接でのアピールの仕方やポイントなどの相談にも対応してきています。
The Beyond Borderのプロのカウンセラーは全員海外経験者ですので、海外経験者、帰国子女、ハーフ特有の悩みを理解し共感でき、そういった皆さんのご自身では気づかない能力やスキルを見つけ出し、希望条件の明確化や応募企業へのアピールの仕方など的確なアドバイス、面接練習のお手伝いもできます。
派遣社員から正社員のへ転職を成功させたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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