英語以外の語学ができることは転職に役立つのか?【留学経験者必読!】
▲Beyond Borderの第二回留学経験者の転職セミナーの様子
こんにちは、海外留学経験者専門の転職エージェントBeyond Border広報部です。
“はじめての転職”を考え始めた留学経験者に向けてお届けする「留学経験者のための転職ノウハウ」。
今回は、「英語以外の語学力が転職に役立つかどうか?」についてです。
留学経験者の中には、中国や中南米など英語圏ではないところに留学されていた方も多いのではないでしょうか。
もちろん、留学中は、英語圏以外であっても英語で学ぶ学校も多いのですが、中には
- 自分は韓国人とのハーフで韓国語が得意だ
- 英語よりスペイン語の方が得意です!
- フランス語でコミュニケーションを取るのが好き
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は、英語以外の言語は転職活動にどのように役立つのかをご紹介します。
目次
1.そもそも、英語以外の言語ができる事は転職に役立つか?
→基本的には役立ちます。
まず基本的な考え方ですが、英語以外の言語ができる事は転職活動に限らず、キャリア全般に役立ちます。
転職に限って言うと例えば、
- 日系の会社で中国に進出したい
- ドイツ系の会社で、基本は英語だが、ドイツ語が使われることもある
などの場合です。
このような場合は、中国やドイツでの留学経験が採用の決め手になることもあります。
もちろん、韓国系の会社でスペイン語ができても意味はありませんが、業務に役立つ言語を使えた方がよい場面では、語学力はプラスポイントです。
時には良いポジションの獲得やキャリアアップの決定打になることもありえるので、しっかりとアピールしていきましょう。
2.言葉ではなく文化理解もできていると、さらに強みとして活かせる
2つ目は、英語以外の言葉でのコミュニケーション能力についてです。
特に、これに気づいていない留学経験者が多いのですが、語学力以外に、「その国出身の人の特徴や傾向を理解しているか」は、仕事を進める上で、とても重要です。
例えば、
- ドイツ人相手に主張するとき
→とにかく理詰め、証明付きにしなければならない
- 中国人相手にビジネスをするとき
→簡単に人を信用しないと言われているので、まずはコミュニティの一員になる時に努力をしなければならない
というように。
例えば、「ドイツの大学に留学をしていたが、英語で学んでいた」という方は、現地のドイツ人とのコミュニケーションを取っていたのであれば、「ドイツ人とのコミュニケーション能力」はキャリアに活かせる可能性は多いにあります。
アメリカ、イギリス、オーストラリアのような人気留学国以外に留学されていた方の大きな強みになりえるので、ビジネスの場面に限らず、日常会話レベルでも経験値があるのであれば、しっかりとアピールしていきましょう。
また、アメリカのニューヨークやイギリスのロンドンのようなマルチカルチャーな街に留学されていた方は、逆に「多くの人種にいる中で自分の意見を主張できるプレゼン力がある」のような点が強みとして評価されることがありますので、ぜひとも覚えておいてください。
3.実は日本語が話せることがプラスポイントになる事も!
意外に知られていないことなのですが、日本語が話せることは時にキャリアアップや給料アップの要素になりえます。
例えば、Beyond Borderの転職者インタビューの第2回に登場してくれた若島さんの場合は、英語ベースの外資系企業だったので、環境が英語になります。
そこで日本人のお客様対応ができることがそのままボーナス要素になりました。
「日本語なんて当たり前に使えるよ。」
という感覚になってしまいがちですが、少し視点や環境を変えてみると、意外な能力が評価されたりもすることもあります。
より多くかつ多面的な情報を仕入れておくことは転職活動に、とても重要になります。
留学経験はあなたの強い武器!自分の気づいてない強みに気づこう!
いかがでしたかでしょうか。
語学に限らず、自分の経験やスキルは世の中でどのように評価されるか意外と知らない人が多いものです。
もったいない活かし方をしてしまっている人もいます。
例えば、私たちも日々の転職カウンセリングを行なっている際に、
「えっ、自分の強みって英語力だと思っていたのに、実はプレゼン能力だったのですか、日本の大学に行っていなかったので、他の人のことを知りませんでした・・」
と具体的な気づきをされる方が多くいらっしゃいます。
自分の経験が、キャリアにどう活きるのかを知らないことは人生の可能性を狭めてしまいかねません!
ぜひ、あなたも留学経験に限らず、自分の強みの活かし方を知って、新たな人生を歩んでみましょう。
Beyond Borderはあなたの留学経験を活かした新たなキャリアを応援します!