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面接で有給を自由に取れるか質問するのはあり?転職活動のコツ

更新日:2019.6.4

ワークライフバランスが重要視される昨今、転職の際に「有給休暇をきちんと取得できるのか」を気にしている方は多いのではないでしょうか。面接の際は、最後に必ず逆質問の時間があります。そこで気になっていることを質問できますが、有給休暇について確認するのは気が引けるもの。相手にとって悪い印象にならない質問の仕方をご紹介します。

面接官が逆質問の時間を作る理由

面接の際に必ずある、「何か聞きたいことはありますか?」という逆質問。面接官がその時間を設ける理由は、大きく3つあります。

応募者の意欲を確かめる

転職者が、何社も面接を受けているということは面接官も十分理解しています。その中で、自分の会社への意欲がどれくらい高いのか、というのは、どの面接官も非常に気にしている点です。

転職者の意欲は、通常の質問では測るのが難しい点です。そのため、自分の会社への質問の内容で、どれくらい会社や業務に興味を持ってくれているのかを知りたいと思っているのです。

応募者のコミュニケーション能力を確かめる

通常は、面接官が質問したことに応募者が答える、という形式になりがちです。一方で逆質問では、応募者側に会話の主導権を渡すことで、自由なコミュニケーションの場面を作ることができます。

そうすることで、自発的に他者とコミュニケーションを取る力があるのかを見ています。

応募者に自社の魅力を伝える

応募者の質問内容は、入社する上で気になっている内容です。それを通して応募者が働く上で重要だと考えている部分を理解することができます。その上で、疑問や不安を解消することで、自社の魅力を伝えようと考えています。

「有給は自由に取得できますか?」という逆質問はOKなのか

有給休暇の取得についての質問は、企業によってはマイナスに受け取られてしまいます。≪意欲≫の面で疑問を与えてしまうからです。

どの企業も、業務に対して前向きな人を求めています。自由に質問できる時間に、あえて有給休暇について聞いてしまうと、「会社や業務のことよりも、自分が休むことに興味がある」という印象を与えてしまいかねません。

働き方改革が進んでいると言われていますが、やはり有給を好きなだけ取得する姿勢にはマイナスな印象を持っている企業が多いです。

しかし、有給休暇について気になるのも事実。

どうしても有給休暇について逆質問したい場合には、

  1. 業務優先の姿勢を見せること
  2. 有給休暇以外の質問をメインにすること

の2点を意識しましょう。

「スキルを高めるために、平日に講習参加を考えています。お休みを頂くことは可能ですか?」

「海外旅行が趣味なので、周りの方にご迷惑がかからない閑散期にお休みを頂くことは可能でしょうか?」

などの言い回しであれば、そこまで悪い印象を持たれません。

転職活動で気兼ねなく自由に逆質問をするために

実際の面接の場では、福利厚生に対する逆質問はリスクが高いです。しかし、疑問点を持ったまま転職することも、非常に危険な判断だと言えます。

自分の疑問をきちんと解消して転職するためには、転職エージェントの利用がおすすめです。専任のキャリアアドバイザーが、企業との橋渡し役を務めてくれます。面接が終わった後に、「本当は聞きたかったけど、聞けなかった」項目があれば、相手にマイナス印象を与えないように確認してくれます。そのような対応に慣れているので、お任せしてしまうのも得策です。

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