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英語力で転職の可能性がどれぐらい変わる!徹底検証!

更新日:2019.2.25

海外経験者の方が転職を考えた時、英語力を活かすことで転職の可能性がどう変わるのか気になるのではないでしょうか。

今回は、英語力を武器にすることで転職の可能性がどれくらい変わるのかをご紹介します。

英語力が転職を有利にする理由を知り、英語力を活かすことで広がる転職先の幅を見てみましょう。

英語力があることが転職を有利にする理由

英語力が転職を有利にする理由には

  1. 企業のグローバル化
  2. 訪日外国人の増加

という2つの大きなものがあります。

1. 企業のグローバル化

日本の企業を取り巻く環境は、グローバル化が進んでいます。

海外の企業の日本進出や海外企業と日系企業のM&Aが行われるだけでなく、日系企業の海外進出も年々増加しています。

また、大学などの教育機関においても、グローバル化が進められています。

このような理由から、企業では英語力を持った人材を求めており、TOEIC何点以上という条件を求人情報の中に提示しています。

2. 訪日外国人の増加

近年、訪日外国人が増加しています。2020年のオリンピックにより更なる訪日外国人の増加が見込まれます。

ホテルや観光業はもちろん、飲食店や小売店などでも訪日外国人に対応できる英語力を持っている人材を求めています。

英語力で転職の可能性が広がる企業と職種

英語力があることで、どのような企業や職種への転職の可能性が広がるのかを見てみましょう。

外資系企業

 

英語力があることで、外資系企業への転職の可能性が広がります。

外資系企業と言っても、必要な英語力は企業や募集ポジションによって様々です。英語力を必要としないものから、ビジネスレベルやネイティブレベルの英語力を求められるものもあり、自分の英語力に見合う募集ポジションを探すことができます。

英語力があることで、外資系企業への転職が可能になるだけでなく、実力主義の外資系企業であれば、転職後に成果を出すことで、年齢性別に関係なく収入アップやキャリアアップにも繋がります。

高い英語力を持っていれば、マネジメントポジションへの応募も可能になります。外資系企業のマネジメントポジションでは、比較的高い年収が提示されていることもあり、転職をすることで収入アップになる可能性も少なくありません。

高い英語力がない方でも、プレイヤーポジションからスタートし、転職後に英語力をアップさせ、仕事で成果を出していくことで、高いポジションへのチャレンジも可能になっていきます。

海外経験者の方であれば、英語でのプレゼンテーションや交渉をする機会もあったのではないでしょうか。それらの経験は英語力のアピールになり、外資系企業への転職の可能性を高めてくれます。

 

海外進出している・進出する企業

英語力があることで、海外進出している企業やこれから進出する企業への転職の可能性が広がります。

これまで国内で営業職として活躍されてきた方は、英語力を活かして海外営業への転職の可能性が広がります。海外出張や海外赴任の可能性も高くなり、将来、海外で活躍したい方にはぴったりの職種と言えるでしょう。

人事や財務、経理などを経験してきた方も、英語力を活かして英文事務や貿易事務などへの転職の可能性も広がるでしょう。

海外に進出している企業やこれから海外進出を行う企業の中には、自社工場を海外に展開するところも多くあります。生産技術職などの技術系職の方も、英語力があることで、現地工場の立ち上げや、現地スタッフの教育などに携わる仕事への転職の可能性が広がります。

前職での経験や実績を活かしたキャリアアップを転職に求めている方もいるでしょう。海外経験者の方など、英語力がある方なら、国内だけでなく、海外も視野に入れた大きなプロジェクトに携わる可能性に繋がります。

 

旅行・ホテル・観光業

 

英語力があることで、旅行業やホテル業、観光業といった分野への転職の可能性が広がります。

2020年の東京オリンピックもあり、更なる訪日外国人の増加が見込まれ、大手企業だけにとどまらず、英語力のある人材が求められています。

これらの業界では、未経験者の応募が可能な求人も多く、異業種への転職を望んでいる方であれば、英語力を活かすことで、転職成功の可能性が高くなります。

旅行業、ホテル業、観光業では、国内外のお客様に向けたサービスを提供するため、高いコミュニケーションスキルも求められます。海外経験者の方であれば、様々な国籍や年齢の方に合わせて、相手の意図を汲み取ったり相手に伝えたりするコミュニケーションスキルに長けているでしょう。

将来、海外で活躍したいと考えている方は、英語力を活かしてホテル業に転職することで、転職後に海外にあるグループホテルへの異動のチャンスを得る可能性にも繋がってきます。

 

英語力を有利にし、転職の可能性を広げるために行うべきこと

単に英語力がありますというだけでは、転職の可能性を広げることはできません。

英語力があることを有利にし、転職の可能性を広げるためには何をするべきでしょうか。

 

英語力のアピール方法を考える

まず、英語力のアピール方法を考えることが大切です。どう表現することで企業側に興味を持ってもらえるのか、書類と面接それぞれのアピール方法を考えましょう。

【書類で英語力をアピールする方法】

書類選考を通過することが、転職活動の第一歩になります。

書類で英語力をアピールするには、「資格」という方法があります。英語力をアピールできる資格の代表には、TOEIC・TOEFL・英検などがあります。

資格はTOEIC800点や英検1級といった数値で示されるため、企業側にとって英語力の有無を判断しやすくなります。募集要項の資格欄に必須と記載されていなくても提示することで英語力のアピールをしましょう。

書類で英語力をアピールするには、経歴や自己PRとしてアピールする方法もあります。

特に海外経験者の方であれば、海外経験の中で何をしてきたのかを経歴に記載することでアピールすることができます。

例えば、大学でプレゼンテーションや討論会を行った経験や実績など、応募ポジションで活かせるものを記載しましょう。

自己PRで英語力をアピールする際には、自己PRの例の中に盛り込むとよいでしょう。

自分ではうまく書類でアピールできないという方は、転職エージェントなどでプロのカウンセラーにアドバイスや添削を依頼することをおすすめします。

Beyond Borderでは、無料で職務経歴書・履歴書添削サービスを行っています。ウェブサイトよりお気軽にご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://beyond-border.me/free-counselling/

 

【面接で英語力をアピールする方法】

面接で英語力はどうアピールしたらよいでしょうか。

英語面接であれば、直接英語のアピールが可能になります。

その際、意識しておくべきことは、論理的に話すことです。また、文法(特に時制)をしっかり意識しないと、面接官は混乱してしまうので注意しましょう。

日本語の面接では、これまでの経験や応募ポジションでどう活躍していくか、具体的なキャリアプランなどを交えてアピールすることが大切です。

海外経験者の方であれば、留学について質問されることもあるでしょう。その際、英語力のみをアピールするのではなく、海外経験で得たものをどう応募ポジションで活かしていくのかを伝える必要があります。

英語力にばかり意識がいってしまうと、英語のアピールだけになりがちです。面接で英語力をアピールするためにも、転職エージェントなどでプロのキャリアカウンセラーからアドバイスをもらうことをおすすめします。

Beyond Borderでは、無料でプロ転職カウンセラーによる面接対策を行っています。ウェブサイトよりお気軽にご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://beyond-border.me/service/counseling/

フォームを入力する時間がない、すぐに相談したいというご希望の方は電話対応も可能です。

【お問い合わせ 03-5050-2488】

 

これまでの経験や実績の棚卸をする

英語力を企業側にアピールするためには、前職や海外経験など、これまでの経験や実績を棚卸することが重要です。

英語力は武器になりますが、スキルのひとつにすぎません。

  • これまでどのような経験をしてどんな成果を出してきたのか
  • これまでの経験でどのようなスキルを身につけてきたのか
  • これまでの経験や実績、身につけたスキルが応募ポジションでどう活かせるのか

しっかりと棚卸をしましょう。

そのうえで、自身の英語力がどのようなものなのか、企業側に伝えることが大切です。

 

まとめ

英語力は転職の可能性を大きく広げるものです。

グローバル化が進む日本では、外資系企業に限らす、日系企業でも英語力が高い人材が求められています。英語力があることは、転職先の幅が広がるだけでなく、転職後のキャリアの幅も大きく広がっていきます。

しかし、ただ英語力が高いだけでは、企業側は即戦力として評価してくれません。前職や海外経験での経験や実績と合わせて、応募ポジションでどう活躍していくのかを伝えることで、英語力を持った即戦力人材としてアピールしましょう。