IT転職でエンジニアに必要とされるスキル6選と転職を有利に進める方法
ITエンジニアには多くのスキルが求められます。IT転職で求められるスキルは、企業や応募ポジションによって変わります。
そこで今回は、IT転職でエンジニアに求められるスキルの中から、募集職種に関わらずエンジニアに求められる重要なスキル6選をご紹介します。また、それらのスキルで転職を有利に進めるための準備もご紹介します。
IT転職でエンジニアに必要となるスキルを知り、転職を有利に進めるための準備をすることで、転職を成功させましょう。
IT転職でエンジニアに必要となる重要なスキル6選
IT転職でエンジニアに求められるスキルの中から、重要な6つのスキルをご紹介します。
スキル1:プログラミングスキル
IT転職でエンジニアに求められるスキルの1つ目は、プログラミングスキルです。
プログラマーなどプログラミングを行う職種では当然必要になります。応募する企業で使用するプログラミング言語を中心に、必要と思われるプログラミングスキルを取得することは大切になります。
また、プログラミングを行わない職種に転職をされる方であっても、プログラミング言語を理解していることは、技術者も含めたチームでシステム開発をする環境においては非常にプラスになります。
スキル2:コミュニケーション能力
IT転職でエンジニアに求められるスキルの2つ目は、コミュニケーション能力です。
システム開発ではチームで行うものです。プロジェクトメンバーとの意思の疎通を図るためにはコミュニケーションスキルは欠かせません。また、クライアントやユーザーの要望を把握するなど相手の要望を聞きだす力、システムの説明など相手に正確に物事を伝える力はエンジニアにとって不可欠となります。
スキル3:臨機応変な対応力
IT転職でエンジニアに求められるスキルの3つ目は、臨機応変な対応力です。
システムの仕様変更が突然起こることは少なくありません。また、IT業界は日々変化していきますので、様々な技術や環境に臨機応変に対応することが大切になります。1つの技術や環境に囚われず、常に自分から求めていく姿勢も必要になります。
スキル4:ドキュメント作成スキル
IT転職でエンジニアに求められるスキルの4つ目は、ドキュメント作成スキルです。
設計書や計画書、マニュアルなど、上流工程に携わるエンジニアは、プロジェクトに関わる全員にしっかりと伝わるドキュメントを作成する必要があります。また、クライアントなどへのプレゼンテーションに携わるエンジニアも、相手の要望に応えた分かりやすいドキュメントを作成する必要があります。
スキル5:マネジメントスキル
IT転職でエンジニアに求められるスキルの5つ目は、マネジメントスキルです。
マネジメントポジションに転職を考えている方はもちろん、そうでない方でも必要な能力です。エンジニアで転職を考えている方は、これまでの経験や実績を活かした転職をされる方が多いでしょう。部下を持つマネジメントポジションではなくても、即戦力としてプロジェクトを進められる人材が求められます。チームでどのようにプロジェクトを進めていくのかなどマネジメントスキルは重要になってきます。
スキル6:英語力
IT転職でエンジニアに求められるスキルの6つ目は、英語力です。
現在、IT業界に限らず、グローバル化が進んでいます。外資系企業や日系グローバル企業はもちろん、その他の企業でも海外企業と連携した事業を行うところが増えてきています。そのため、英語力のあるエンジニアの需要が高まっています。
英語力がないとIT転職ができないわけではありませんが、英語力があることで、転職の幅を広げることができます。
ITエンジニアが身につけているとプラスになるスキル
IT転職でエンジニアに求められる6つの重要なスキルを見てきました。
次に、エンジニアが身につけているとプラスになるスキルを見ていきましょう。
セキュリティについてのスキル
ハッキングや情報漏洩などの問題が、日本だけでなく世界で起きています。
このため、セキュリティに関するスキルを持っている人材を企業は求めています。企業によっては、ITセキュリティチームの構築を行っています。また、警察でもサイバー犯罪課などで、ITセキュリティの知識を有する人材を求めています。セキュリティについてのスキルを身につけることで、転職の幅が広がったり、報酬アップに繋がったりする可能性が大きくなります。
コンプライアンスについてのスキル
コンプライアンスについては、これまで法務部など企業の一部の社員が理解しているものでした。日々新しい技術の登場など、IT業界を取り巻く環境は大きく変化をしていきます。そのため、取締役から社員全員、コンプライアンスの知識が不可欠になってきています。
データベースについてのスキル
データを分析し管理、活用するスキルは、職種に限らず必要になってきます。
どの業界でも、データを管理、活用して、経営戦略や事業戦略を立てていきます。そのため、データベースについてのスキルがあると、データベースエンジニア、プロジェクトマネージャー、ITカウンセラーなど、転職の幅が広がっていきます。
ネットワークについてのスキル
現在、インフラ関係などの大規模なものをはじめ、社内や店舗などの小規模なものまで、ネットワークは必要不可欠なものです。
ネットワークについてのスキルがあることで、ネットワークエンジニアへの転職が可能になります。また、ネットワークエンジニアではなくても、IT業界で仕事をする上で、ネットワークエンジニアと関わることは少なくありません。その際、ネットワークについてのスキルがあると、スムーズなやり取りができます。
転職を有利に進めるために必要な準備
ご自身が持っている「IT転職でエンジニアに求められているスキル」を活かすことで、IT転職を有利に進められるようにしましょう。そのためには、事前にしっかりと準備することが大切です。
キャリアプランを考える
まずは、キャリアプランをしっかりと考えましょう。
5年後10年後、どのような立場でどのように仕事をしていきたいのか、具体的に考えることが大切です。キャリアプランを具体的にすることで、転職先の分野や職種も明確になっていきます。
スキルの棚卸しをする
次に、スキルの棚卸しをしましょう。
これまでの経験や実績を具体的に振り返り、自分にはどのようなスキルが身についているのか明確にすることが大切です。自分のキャリアプランと重ね合わせて、自分のスキルがどのような仕事でどのように活かせるかを考えましょう。その際、自分に足りないスキルやもっと高めるべきスキルを忘れずに把握しましょう。
自分一人では、なかなかスキルの棚卸しができないという方は、転職エージェントなどでプロのアドバイスを受けることをおすすめします。
Beyond Borderでは、無料でプロ転職カウンセラーによるアドバイスを行っています。ウェブサイトよりご気軽にご相談ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
すぐに相談したい、まずは話をしてみたいという方には電話やスカイプでの問い合わせも受け付けています。【お問い合わせ 03-5050-2488】
スキルアップをする
棚卸しをして見つけた、自分に足りないスキルや高めるべきスキルを身につけましょう。
プログラミングのスキルがない方は、しっかりと身につけるようにしましょう。プログラミングを実際に行わない職種に転職する場合も、転職を有利に進めるために、独学やスクールに通うなど、プログラミングを身につけることをおすすめします。また、実際にシステムを構築し、ポートフォリオを作成しておくこともおすすめです。ポートフォリオは、面接の際、アピールのひとつとして使用することもできます。
勉強会や交流会に参加する
スキルアップのために、勉強会や交流会に参加するのもよいでしょう。
勉強会や交流会に参加することで、求めているもの以上の情報や知識を得られる可能性もあります。また、新たな人脈を得ることで、自分の知らないIT業界の情報や転職先の情報を入手できる可能性もあります。
まとめ
IT転職でエンジニアに1番求められているものは、即戦力になる人材です。企業の採用担当者は、応募者がどのような経験や実績を積み、それらを応募ポジションでどう活かすのかをいることで、必要な人材かどうか判断します。
これまで身につけてきた技術スキルにプラスして、今回紹介したIT転職でエンジニアに求められるスキルをアピールすることで、転職を有利に進められる可能性が高まります。
しっかりと事前準備をすることで、希望の企業への転職を成功させましょう。