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ITストラテジストとは?仕事内容や転職を成功させる方法まとめ

更新日:2019.3.18

現在、プログラマーやSEとして働いている方で、キャリアアップのひとつにITストラテジストを掲げている方もいるでしょう。その中には、ITストラテジストとして転職をしようという方もいるのではないでしょうか。

また、ITストラテジストという言葉は聞いたことがあるけど、仕事内容などは分からないという方も少なくないと思います。

ITストラテジストについて、しっかりと理解することで、今後のキャリアプランや転職を具体的なものにしていきましょう。

ITストラテジストとは何か

ITストラテジストとはどういうものなのかを具体的にご紹介します。

ITストラテジストとは

ストラテジストとは、日本語で「戦略家」「策士」という意味になります。ITストラテジストとはITによる戦略を考える人となります。

現在はどの業界でもIT化が進んでおり、ITを活用した事業計画や会社経営が必須となっていますので、今後も注目される役割となります。

ITストラテジストの仕事内容

ITストラテジストの仕事内容などのようなものでしょうか。

ITストラテジストは1つの職種ですが、ほとんどの企業では、情報部門や企画部門の課長・部長など他の職種や業務と兼任しているのが実情です。

ITストラテジストは、企業の抱える問題をITにより解決していくことが主な仕事です。そのために関わる主たる業務は、

 

  • 企業の問題点の洗い出し
  • 事業戦略の策定

 

  1. システム戦略の提案

3つになります。

【ITストラテジストの主な仕事1、企業の問題点の洗い出し】

ITストラテジストは、まず企業の業務状況を把握し、問題点の洗い出しを行います。現場の社員からのヒアリングなどにより現状を把握し、解決すべき問題点を見つけ出していきます。

【ITストラテジストの主な仕事2、事業戦略の策定】

ITストラテジストは、企業の問題点を洗い出した後、問題解決のために、ITの活用法を検討していきます。そして、ITにより業務の効率アップやコストの削減などの問題解決に向けた事業戦略を策定します。

【ITストラテジストの主な仕事3、システム戦略の提案】

ITストラテジストは、企業の問題解決に向けたITシステム導入など、システム戦略の提案を、企業の経営陣に提案します。提案だけに留まらず、システム戦略の実現に向けて、システムの作成を行ったり、実施結果の評価を行ったりします。

 

ITストラテジストの年収

ITストラテジストの年収はどのくらいなのでしょうか。

国家資格平均年収ランキングによると、ITストラテジスト資格保有者の平均年収は670万円となっています。ITストラテジストは難関資格というだけに、納得の平均年収なのではないでしょうか。

ITストラテジスト試験

ITストラテジストを名乗るには、ITストラテジスト試験に合格する必要があります。ITストラテジスト試験について詳しく見ていきましょう。

ITストラテジスト試験概要

ITストラテジストは、経済産業省が認定している国家資格です。受検資格の条件はありません。

試験日程は、各都道府県の会場で、年に1度秋期(10月)に開催されます。

試験はペーパー方式で、多肢選択式(四肢択一)の午前Ⅰ・Ⅱ試験と、記述式の午後Ⅰ・論述式の午後Ⅱ試験があります。4段階選抜方式で、各試験で合格基準点に達しないと次に試験は受けられず、その場で不合格となります。

受験料は5,700円(消費税込)です。

ITストラテジスト試験内容

ITストラテジスト試験の内容はどのようなものなのでしょうか。

午前に2種類、午後に2種類の試験で、IT全般の基本的な知識とIT技術を活かした経営戦略・事業戦略の策定や提案、推進を遂行する能力が問われます。

【午前Ⅰ試験】50分 30

基礎的なIT知識を問うもので、他の高度試験と共通試験になります。

【午前Ⅱ試験】40分 25

専門知識を問うもので、ITストラテジストは、ストラテジ系(経営全般)とテクノロジ系のセキュリティを中心に出題されます。

【午後Ⅰ試験】90分 2

記述式の問題が4問出題され、そのうちの2問を選択して解答します。

【午後Ⅱ試験】120分 3

論述式の問題が3問出題され、そのうち1問を選択して解答します。

午前Ⅰ・Ⅱ試験と午後Ⅰ試験の合格基準点は100点満点中60点です。この基準点を取得できないと、次の試験は受けられず、その場で不合格となります。

午後Ⅱ試験では、評価ランクA(ランクはAD)を取得しないと不合格となります。

ITストラテジスト試験難易度

ITストラテジストは、情報技術者試験の中で最も高いスキルレベルであるレベル4に設定されています。

平成30年の実施では、7,449名が応募し、合格率は14.3%と発表されています。毎年合格率は15%前後ですので、難易度は非常に高いと言えます。

難易度の高い資格ですので、誰でも簡単に取得できるわけではありません。ITストラテジスト試験を受験する際は、しっかりと試験対策をする必要があります。過去問を繰り返し解く必要があるでしょう。また、最大の難関といえる午後Ⅱの論述式問題の対策にも時間を割く必要があるでしょう。

ITストラテジストとして転職するには

ITストラテジストは前述の通り、他の職種や業務と兼任している方が多くなります。

また、ITストラテジストの仕事内容を見て、「自分がやっているのはITストラテジストの仕事では?」と思った方もいるのではないでしょうか。

ITストラテジストの仕事は、資格がないとできないものではありません。実際に、企業の経営陣や情報部門、企画部門の課長や部長はITストラテジストの仕事をしていることが多いのではないでしょうか。

ITストラテジストの資格を保持していなくても、ITを活用した業務改革などに携わることはできるでしょう。しかし、ITストラテジストの資格を取得することで、キャリアアップの道や仕事の幅が増えることは間違いありません。事実、ITストラテジスト資格保有者の求人は年々増えてきています。ITストラテジストの資格を取得することで、どのような企業やポジションへの転職の可能性が広がるのか3つの例を見てみましょう。

1:企業のIT戦略部門やシステム開発部門などへの転職

各企業で出されているIT戦略部門やシステム開発部門の求人には、ITストラテジストの取得者歓迎や取得者優遇などの表記があることが多いでしょう。

これらの部門へ転職することで、ITストラテジストを活かした仕事ができます。管理職での転職や管理職へキャリアアップすることで、会社の経営に近い仕事に関われるるだけでなく、さらにITストラテジストとして中身の濃い仕事ができるようになります。

転職の際に重視されるのは、資格よりこれまでの経験や実績です。転職前にしっかりと経験や実績を積み、活かせるものは何か、棚卸することが大切です。

2:企業のITストラテジスト職への転職

求人数はまだまだ少ないですが、各企業のITストラテジスト職の求人もあります。こちらもITストラテジストの取得者歓迎や取得者優遇などの表記があるものが多いでしょう。

各企業のIT戦略によって求める経験は多少違ってくるとは思いますが、マネジメント経験やPMO(プロジェクト管理部門)の経験など、資格よりも重視するものは、やはり経験と実績です。

ITコンサルティングファームへの転職

ITコンサルティングファームの求人でも、ITストラテジストの取得者歓迎や取得者優遇の表記があるものが多くなります。

ITコンサルティングファームに転職をすることで、ITストラテジストとして、取引先企業の問題点や課題点の解決を行うことができます。何度も取引先企業に足を運び、経営陣や現場の社員からのヒアリングなどを繰り返す必要があります。また、取引先企業の業界についての知識も必要となりますので、いろいろな分野に対してアンテナを張っておくことも大切です。

ITコンサルティングファームでも、重要なものは経験と実績です。マネジメント経験や大規模プロジェクトでのITストラテジスト経験、PMOとしての経験などが求められます。

まとめ

ITストラテジストにどうやってなるのか?」「ITストラテジストの資格を取得した後のキャリアパスは?」ITストラテジストは、まだまだロールモデルが定まっていないのが現状です。

ITストラテジストは、資格がなくてもできる仕事です。実際、プログラマーやSEとして働いている方の多くが、「どうやったらうまくいくか」「どうやったら問題が解決するか」を考えながら仕事をされているでしょう。そういった思考がまさにストラテジ思考です。

転職を成功させるためには、ITストラテジストとして仕事をしたいのか、ITストラテジストの資格を活かした仕事がしたいのか、キャリアプランをしっかり考えることが大切です。そして、目標に向けた経験や実績を積むこと(棚卸をすること)で転職を成功させましょう。

具体的にどのようにキャリアプランを考えたらよいのか、どのように転職活動を行ったらよいのか悩んでしまう方も少なくないと思います。そういった方には、転職エージェントなどでプロのアドバイスをもらうことをおすすめします。

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