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有利?不利?ハーフが知っておきたい就職活動の3つのポイント

更新日:2019.4.24

  • 「生まれも育ちも日本、でも外見は外国人に間違えられる」
  • 「外見は外国人だけど日本語しか話せない」
  • 「見た目は日本人なのに日本語はうまく喋れない」

ハーフそれぞれに異なるバックグラウンドがあり、外見と内面のギャップで苦労することがよくありますよね。

初対面のシーンやバイトの面接で、生まれや育ちを説明するだけでへとへとに疲れてしまうことも。目の前に控える就職活動で「自分のハーフという要素が採用に影響があったら…」と悩んでいる人もいるかもしれません。

今回は「ハーフが就活を進める上で知っておきたい3つのポイント」をご紹介します。ずばり、ハーフは就職に有利なのか?答えは「YES」です。

ハーフがキャリアを築くなら日本と海外どっち?

これからのキャリアを築くなら、海外の方が自分に合っているのかもしれない。こんな風に考えたことはありませんか?

海外の方が多民族で差別も少ないためハーフが暮らしやすい環境が整っているかもしれません。しかし、今回の記事ではあえて日本での就活を勧めたい理由があります。

日本には圧倒的にハーフの数が少ないですよね。ということはそれだけあなたに関心や興味が集まりやすいことを意味します。

海外で就職活動をすればハーフやクオーターなど多国籍の人材は多く、実力主義の社会で育ってきた海外の学生は基本的なスキルも高いので競争も激しくなります。つまりハーフという強みは海外で生かしにくい現状があり、日本の就活よりも海外の就活の方がずっと大変なのです。

せっかく「ハーフ」という有利な要素を持っているなら、まずは日本でキャリアの土台を築いてみてもいいかもしれません。将来キャリアを海外へ広げていくためにも上手な土台の築き方を2点お教えします。

海外支店のある企業を選ぶ

グローバルにキャリアを広げていくなら海外に子会社や支店のある企業がおすすめです。

特に就職してすぐに出張やイベントなどで海外の社員と交流する機会のある会社なら自分の顔を広げるチャンスも多くあります。

第2言語と所縁の深い会社を選ぶ

日本語以外に第2言語が話せるならその国や言語に由縁のある会社を探してみましょう。

例えば父親がドイツ人でドイツ語が話せる場合、日本にあるドイツ語圏の会社を探してみます。

本社とのやりとりが現地語でできる、ドイツ人の気質を理解しているなどハーフにしかできないことが就職活動やその後の昇進時のアピールに繋がります。

ごちゃごちゃしない!書類選考で自分を最大限にアピールする文章の作り方

どの会社もまずは書類を書くことから始まります。名前や顔写真で他の候補者との差別化を視覚的にはかれる点もハーフの強み。面接をスムーズに進めるためにも書類で抜かりなくアピールしていきましょう。

採用担当官は1日に何百枚もの書類に目を通します。面接に繋がる書類選考のポイントは「簡潔に、わかりやすく」を心がけること。上手に自分の良さが伝わる書類の書き方のコツを2点ご紹介します。

自分の強み、魅力を再発見する箇条書きタイム

生まれや育ち、家族構成、全てを説明しようとすると書類に書ききれない…。そんな人も多いですよね。

まずは全体からアピールできる部分だけを残す作業を始めましょう。自分の生まれや育ち、経歴を箇条書きしながらその出来事に付随する強みを見つけていきます。

例えばアメリカと日本のハーフで「アメリカ生まれでビジネス英語は話せない」ということを伝えるよりも「アメリカ生まれで、その後の留学で学術的な英語も話せるようになった」と伝える方が相手にわかりやすく伝わります。

「できないこと」はポジティブに書く

見た目が外国人に近く、英語や第2言語が話せると誤解を受けやすいハーフなら、見た目との違いはしっかりと明記しましょう。

この時にマイナスでネガティブな気持ちを文章に込めないこと。できないことを伝える時は同時にできること、これからできるようになることを一緒に伝えましょう。

明るくハキハキとした雰囲気が第一印象をよく見せてくれます。

対応力も見られている?!ハーフが有利に面接を進めるコツ

面接を有利に進めるコツは冷静に客観的に自分をアピールすること。

1日に何百人もの候補者と面接する採用担当官は事務的に質問をしていきます。

ハーフである自分を理解してほしいという気持ちは持たずに、ハーフという自分を戦力だと思ってもらうにはどう伝えたらよいかを考えましょう。

面接では受け答えの内容と同じように相手に与える印象がとても重要です。面接で相手に好印象を与えつつ採用に繋げる受け答えのコツを2点ご紹介します。

偏見ある質問も笑顔で答える

面接官の人柄や知識は人それぞれです。

1名の面接官が話している間は、他の面接官が候補者の受け答えを観察します。

あえて神経を刺激するような聞き方して候補者の対応力を見ることも。

感情がつい顔に出やすい人は特に、どんな質問にも落ち着いて答えられるように常に客観的に状況を俯瞰することが大切です。

感情が揺らいでしまいそうな時こそ笑顔で答えていきましょう。仕事をする上でどんなトラブルにも冷静に対応できる能力をアピールすることができます。

自己紹介は分かりやすく簡潔に

書類選考と同じように自己紹介は「できること/できないこと」を明確に伝えます。

面接は時間との戦い。ハーフは生まれや育ち、言語などの基本的な質問に多くの時間が費やされがちです。

その結果「ハーフ」という印象しか残せなくなってしまいます。

自分の生まれと育ち、言語を簡潔に説明した後は相手が興味を引くような関心事や業務に対する期待や目標に話題を移すようにしましょう。

私たちBEYOND BORDERができること

ハーフが就職活動で心がけたいことは「ハーフ」という背景に頼らないことです。

あなたはハーフである以前に「あなた」という素晴らしい1人の人間です。

ハーフ特有の名前や顔の印象に自分自身が囚われてしまうと、自分の魅力をうまく伝えることができなくなってしまいます。

ハーフは説明会でも書類でも面接でもきっと目立ちます。目立つことをネガティブに捉えずチャンスに変えていきましょう。

私たちBEYOND BORDERは「ハーフのあなた」ではなく「ハーフという強みを持つあなた」の就職活動やこれからの転職の強いパートナーになります。帰国子女やハーフに特化している会社だからこそ豊富な知識と経験があります。

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