「マイスタイル」がきっと見つかる!転職×派遣の新しい働き方
派遣社員のメリットとデメリット
Q.海外経験者が活躍できる派遣の仕事にはどんな業種がありますか?
一般的に海外経験者の「語学力」は強い武器になるので通訳や翻訳の仕事が向いていると思います。
外資系銀行、貿易、通訳、外資系企業の秘書などがメジャーですが
さらに高いレベルの語学力を生かせば現地企業と商談をする貿易や商社関係の仕事にも需要があると思います。
英語が求められる仕事は比較的給与も高いので派遣でも十分に生活ができます。
Q.派遣社員として働くことに不安を感じる人も多いと思います。
正社員と派遣社員の最も大きな違いは何でしょうか?
最も違いがあるのは「ワークスタイル」だと思います。
正社員と違って派遣社員は契約期間があるので自分のライフスタイルに合わせてキャリアを組めます。
例えば転職希望者の中でも
「自由なライフスタイルを維持したい」
という人もいますし
「仕事が第一、更新を続けながら間を開けずに働きたい」
という人もいます。
前者は派遣社員を続けながら自分なりのペースで働く方が向いていますし
後者の場合は正社員への移行を目指す人が多いですね。
海外経験者は将来海外に行くことを見据えて自由なライフスタイルを維持したいと考えている人がメジャーなので前者が多いと思います。
Q.派遣社員と正社員の待遇の差も気になるのですが実際はどうなのでしょうか?
そうですね。
例えば海外の大学に留学経験などがあって経験やスキルが十分な場合は正社員以上に期待され評価される傾向にあります。
「優秀な人材」という認識が派遣社員の立場であってもリスペクトされる理由になるといえるでしょう。
一方で派遣社員という立場から正社員よりも仕事の幅が限られたり正社員がやりたがらないような仕事を任される場合も少なからずあります。
Q.働き方が自由だからこそのリスクもありますよね。
転職希望者の多くが入社後のトラブルに不安を感じていると思います。
コーディネーターとして何かアドバイスはありますか?
不安を感じている人の多くは「入社後にうまくやれなかったらどうしよう」「上司と気が合わなかったらどうしよう」という気持ちが強いと思います。
その気持ちを裏返せば「会社や上司とうまくやっていきたい」という気持ちがそれほど強くあるということなので、トラブルが起きてもその謙虚な初心を忘れずに冷静に対応すればきっと大きな問題にはならないと思います。
Q.心強いアドバイスですね。
実際に入社後のトラブルにはどんなものがあるのでしょうか?
本人がトラブルを起こしてしまうケースには遅刻や欠勤などがあります。
特に海外経験者の方は外国の習慣や文化の影響を受けて時間や休日の定義が日本の慣習とズレてしまっていることもあるので要注意です。
一方で雇用主自身がトラブルの原因になる場合もあります。
例えば秘書など性格的な相性が問われる仕事は雇用主の好き嫌いで解雇されてしまうこともあります。
その場合、個人に責任はないのですぐにほかの仕事を紹介します。
3ページ目
→ コーディネーターが考える「求められる人材」とは