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世界中の子どもたちを笑顔に!大手証券会社から国際協力NGO事務局長へ(小島美緒さんのストーリー)

更新日:2022.1.22

Q.読者の皆さんの中には結婚や出産で転職やキャリアアップに悩む女性も多いと思います。何かアドバイスはありますか?

 

私が転職や出産、育児を経験して思ったことは「ダメだと思うこともやってみると案外うまくいく」ということですね。

 

自分で自分の可能性を諦めてしまったらそこで終わってしまいます。

 

やりたいことや目指すものがあるならそれに向かって自分のルールを変えていくことも必要だと思います。

 

Q.自分のルールですか?

 

例えば「転職」もその1つの方法ですよね。

 

産育休制度や介護休暇、いろんな制度があっても周りの理解がなければつらい。それぞれの生き方を尊重する多様性や違いを前向きに受け止めてくれる人たちが多い職場環境はとても大切だと思います。

 

Q.自分の可能性を広げる環境と出会うための転職ということですね。

 

そうです。

 

就職した当時に比べて自分のライフステージも働き方もやりたい仕事も変化していくわけじゃないですか。

 

Q.日系企業と外資系企業、小島さんなりの考えはありますか?

 

新卒で就職する時に典型的な日系企業だとやっていけないなと思ったんですよね。

 

中学生の時に教室でよく発言したり素直に思ったことを伝える学生だったのですが、そのことで無視されたり悪口を影で言われることがあって。出る杭打たれる日本文化がつらいなと感じることがよくありました。高校は帰国子女の多い学校を選んで進学したのですが自分にとても合っていました。

 

さまざまなバックグラウンドやカルチャーを持つ社員が多い外資系企業も自分には仕事がしやすい環境だったと思います。

 

Q.人生の変化に合わせて環境を変えることはよりよいキャリアップにもつながりますよね。

 

私も事務局長になって職員の働き方や環境を根本から見直すようになりました。

それぞれのライフステージの変化に直面することでいかに組織の環境や仕組みが大切かを実感しています。

 

夫は元証券会社の同僚なのですが、より早く帰ってこられる職場に2年前に転職しました。

 

Q.キャリアップの成功はまずは環境づくりから始まるのかもしれませんね。

最後に転職を考える読者の皆さんにアドバイスをください!

 

小さな成功を積み重ねていくことがとても大切なことだと感じています。

「昨日できなかったことが今日できるようになる」

「ダメだと思っていたことが頑張ったら乗り越えられた」

 

この瞬間を重ねていくことで「自分はきっとできる」という揺るがない自己肯定感につながります。

 

現地のHIVSのお母さんから学んだことですが

「明日はきっと良くなる」「きっと何とかなる」

そんな前向きな希望を持ち続ければ目指したいことに向かっていける力にもなると思います。

 

団体名のPLASのPLはポジティブリビングの略で「困難な中でも希望を失わず前向きに生きていく」意味合いが込められています。

 

私も読者の皆さんも、そして私たちの子どもたちも、

「誰もが自分の可能性を切り開き、自分の人生を自ら選択できる社会」を実現できたらいいですよね。

 

一緒に頑張りましょう!

Q.小島さんありがとうございました!