転職はリスク?NO!転職は「チャンス」(竹内玲子さんのストーリー)
「海外経験」が誰かの力になる
Q 転職活動で自分の海外経験はどんな風に強みにしていましたか?
私はハーフで顔も外国人らしい顔立ちで
バックグラウンドも海外に所縁があるので
「留学生に理解がありそうだ」と思われる機会が多くありました。
顔で判断されることは別として、自分では気づきませんでしたが
母が外国人として日本で暮らしている環境を間近で見てきたこともあり
留学生をはじめとした外国人やハーフ、ミックスの置かれている状況を理解できる力は身についていたと思います。
なので、彼らに対する理解力や共感力を強みにしていました。
また学生時代にロシアの大学に数カ月通ったこともあったので
海外の大学と日本の大学の教育の違いや自分自身が海外の大学で「留学生」を経験したこともアピールポイントになっていたと思います。
Q 転職先の大学を決めた理由はなんですか?
転職先を選ぶ際には「自分が成長できる環境」を最も重要視していたので、
職員数が少なく任せられる仕事量も多く規模も小規模で
これから発展の可能性が大いにある大学を選びました。
「自分の手で大学を大きくしていきたい」という気持ちが強かったですね。
Q 実際に現在の仕事のやりがいはどうですか?
奨学金関係から退学や休学の相談、履修関係と成績処理、留学生の対応、卒業アルバムなど学生たちの生活のほとんどに関わり、
学生や教員と一緒に大学をつくる日々にとてもやりがいを感じています。
特に学生たちが卒業する時に「いままで本当にありがとうございました」と言ってくれる瞬間はとても感動します。
Q この先に何かライフプランはありますか?
昔から方向転換が得意なので
これからも自分が活躍できる方向へ突き進んでいきたいと思っています。
それは現在の大学かもしれないし他の場所かもしれません。
自分が輝ける場所であれば業種も分野もこだわりはありません。
将来は絶対に結婚して出産もしたいと思っているので、
お母さんになっても自分が活躍できる場があればいいなと思っています。
正社員でも契約社員でも、フリーでも
持ち前の柔軟性でこれからの人生を切り開いていこうと決めています。
Q 竹下さんありがとうございました!
「人生は一度きり」
自分が輝ける場所で思いっ切り自分のやりたいように働きたいですよね。
今回のインタビューを通して仕事や転職は「つらいもの」ではなく「楽しいもの、ワクワクするもの」であるとあらためて認識できました。
読者の皆さんにもワクワクするような転職のチャンスが待っていますように。