【3人の事例付き】仕事をしながら転職活動をするのと、辞めてからするメリットとデメリットを解説!
こんにちは、海外留学経験者専門の転職エージェントBeyond Border広報部です。
今回お届けするのは、留学生経験者のための転職ノウハウは、転職活動を行う際に、「会社(仕事)を辞めるか、それとも続けながらするか?」についてです。
はじめて転職活動をするときには、
- 転職活動にどれくらいの【期間】がかかって
- 【何から始める】のか?
- 【何をすれば】いいか?
のようなは想像しにくいところですよね。
具体的なイメージができないと、なかなか転職活動のために退職するかどうかを決めるのも難しいのではないでしょうか?
まずは、両者のメリットとデメリットを知る事が大切!
そこで、今回は、転職活動の際に「仕事を続けながらするのと、辞めてからする」のメリット・デメリット、そして実際に転職活動をされた方の実例を3人分ご紹介します。
目次
仕事を続けながら転職活動をするメリット
まずは、仕事を続けながら転職活動をするメリットについてです。
箇条書きにて、説明すると主に下記のようなものがあります。
- 収入が安定する
- 転職しないというリスクヘッジもできる
- ビジネス経験を積み続けられる
特に大きいのが、一番最初の「収入が安定する」という点です。
毎月の生活費はもちろん、人によっては、払い続けている“保険料”、学生時代の留学時や学費の“奨学金”の返済などもあるのではないでしょうか。
転職活動は、「自分が思ってたより長引いてしまった・・」という事も珍しくはありません。
ですので、収入や貯金の事が心配な方は、「(自分の経歴やスキルで)すぐに仕事が見つかりそうかどうか?」を一度、プロのカウンセラーに意見を聞いてみてから仕事を辞めるかどうか決められる事をおすすめします。
仕事を続けながら転職活動をするデメリット
次に仕事を続けながらデメリットについてです。
デメリットとしてあげられるのは、主なもので
- 転職活動の時間が制限される
- 面接の日程調整が難しい
- 仕事が忙しいと転職活動を先延ばしにしてしまう
- モチベーションの維持が難しい
などです。
特に大きいのが「転職活動の時間が制限される」という点。
これが派生して、
- せっかく企業との面接の日程を調整しても、なかなか時間が時間があわず「面接を受けられない」
- 転職する気になっていたのに日々の仕事が忙しくて、「モチベーションが維持しきれない」
などの状況に陥る方が多くなります。
もちろん、企業側や仕事を紹介する転職エージェントも、このような状況には慣れていて、「面接日程の再調整」などは行ってくれます。
ですので、必ずしも、「面接日程をキャンセルしたから、絶対に不採用!」という事はありませんが、仕事を続けながらですと、体力的にきつくなってしまう方も多くなります。
この選択肢を選ぶ際は、「転職へのモチベーション」についてはしっかりと維持できるようにがんばっていきましょう!
仕事(会社)を辞めて転職活動をするメリット
次に仕事を辞めてから転職をするメリットとデメリットについてです。
まず、メリットについてですが、主なもので
- 転職活動の時間が十分に取れる
- 面接の時間の他、書類作成や自己分析の時間も十分
- 追い込まれるので転職活動のモチベーションアップ
- 急募求人に採用されやすくなる
- リフレッシュして自分の人生を見つめ直す事ができる
などがあります。このタイプの大きなメリットは、やはり「転職活動の時間が十分に時間が取れる事」になります。
時間であるので、これまで1週間で1社しか受ける事ができなかった面接も、1日で3社や多い時で4社受ける事も可能に!
また、転職活動の際には、企業との面接のほかに、「自己分析」や「履歴書、英文履歴書(CV)、職務経歴書」などの各種書類作成など「手と頭を動かす作業」も行なう必要があります。
これらが、働きながらだと、なかなか時間の余裕が取れず億劫になってしまいがちな作業ですが、仕事をしなくても大丈夫な状態ですと、時間をかけて行なう事ができます。
このような事から、「仕事を辞めてからの方が、じっくりと考える時間があったので、自分に最適な会社探しをしやすかった!」という方もいました。
また、すぐに働ける人を探している場合、既に仕事を辞めている事が功を奏して急募案件で採用されるケースも!
そして、人生について大きく考える時間にもなりますので、中には、旅行やもう一度短期の留学に行かれて、リフレッシュして帰ってくる方もいらっしゃいます。
仕事(会社)を辞めて転職活動をするデメリット
ただし、仕事を辞めてからの転職活動は必ずしもメリットばかりでありません。
デメリットとしてあるのが
- 収入が途絶える
- 貯金が厳しくなり、妥協してしまう事がある
- 離職期間が3ヶ月以上になると企業によってはマイナス評価になる事もある
- 転職しないという転職を取れなくなる
やはり、この方法の一番のデメリットは「収入が途絶えてしまう事による不安」があります。
転職活動の成功率は上がりやすいように感じる「仕事を辞めてからの転職活動」ですが、このようなリスクもあるので、心配な人は、一度、第三者に相談などして、状況把握をしてから、決断される方がよいかもしれません。
【実例1】大阪勤務。会社を辞めずに有給休暇を使って東京で面接!
ここまで、それぞれのメリット、デメリットを解説してきましたが、ここからは実例を3人ほどご紹介します。
まず1人目は大阪に転勤中だった方の例です。
この方は転勤で大阪勤務だったのですが、会社は辞めずに転職活動を行い、エントリー先の企業は東京中心でした。
そこでこの方が取った作戦は、「有給休暇を使って、東京で面接を受ける」というもの。
新幹線を使い、2日ほどの滞在で7社を受けるなどを3度ほど繰り返し、結果的に2ヶ月で転職先を決められました。
地方勤務でも、有給休暇が取りやすい環境で働いてらっしゃる方は、このような方法もありかもしれません。
【実例2】5ヶ月間仕事をしながら転職活動。会社を辞めてから1ヶ月で転職先決定!
出版社から、人事系のメディア会社の広告営業職に転職された菅野優さんのインタビュー中。
2人目の事例は、以前Beyond Borderの転職経験者インタビューに出演いただいた菅野優さんのケースです。
菅野さんは、5ヶ月間、前職の会社に勤務しながら転職活動をしていたのですが、最終的には会社を辞めて1ヶ月で転職先を決められました。
元々は、出版社の広告営業や記事作成を担当されていたのですが、当時は朝から晩まで働く激務で、「営業と営業の合間にしか面接の時間を作れない」という過酷な状況で、なかなか転職活動が思うように進まなかったそうです。
そのまま5ヶ月ほど経過したところで、「このままだと進まない!やはり集中してやらねば!」と一念発起し、会社を退職。
その後は、1日に何社も面接を入れるなどして見事に1ヶ月で転職活動を完了されました。
※菅野優さんの転職ストーリーは下記リンクよりご覧になれます。
【実例3】3週間で4社内定のスピード転職に成功!
外資系コンサルティングファームに勤務されている宇野成美さんのインタビュー中の様子。
最後にご紹介するのは、こちらも、以前Beyond Borderの転職経験者インタビューに出演いただいた宇野成美さんのケースです。
宇野さんは、前職を辞めて転職活動をされたのですが、本格的に転職活動を開始される前に旅行に行かれて、「自分自身を見つめ直す時間」を作れたそうです。
その後、転職活動に集中し、3週間で4社内定という実績をあげられました。
転職と転職の合間の時間は、「仕事が決まらない不安」もあるかもしれないのですが、人生でなかなかない「自分自身の事を深く考える時間」にも使えます。
人によっては再度、短期留学をしたり、短い旅行に行ったり、あえて何もしない時間を作ったりなど様々。
また、資格取得などに当てる事もできますので、キャリアアップのための資格取得をこの時期に行なうのもありです。
※宇野成美さんの転職ストーリーは下記リンクよりご覧になれます。
→留学経験者の強み「環境適応力」を武器にスピード転職に成功!3週間で4社に内定した宇野成美さんのストーリー。
まずは、客観的な自分の状況を知ってからアクションをするのが大切!
転職活動の際に会社をやめるかやめないかは、決めるために大切な事は「自分の状況」を客観的に知る事です。
具体的にいうと
- 自分のスキルや経験は世の中でどのような評価を受けるのか?
(すぐに仕事は見つかるか?) - 今は、求人案件が多い時期かどうか?
のように、会社を辞めた後に、すぐに次の仕事を見つかる状態であるかどうかです。
そのためには、転職経験のある友人の話を聞いたり、プロの転職カウンセラーに話を聞くなども1つの有効な手段になります!
「自分がどのような評価をされるのか知りたい!」「自分のキャリアとスキルと留学経験をどういかせるのかもっと知りたい!」という人は、ぜひBeyond Borderの無料転職カウンセリングも活用してみてくださいね。
その他、転職活動のスタート時期に興味がある人はこちらの記事もおすすめです。